環境と健康をまもりながら暮らす「エコビレッジ」

(エコビレッジ)=自然環境と共生した暮らしを求めていく人々が共有できる生活空間を持続的に創造していく小さな集落を言います。 北海道初のエコビレッジは、できるだけ自然環境を脅かさないように住宅を配置して、自然エネルギーやビオトーブ、雨水利用などのエコロジカルな試みも行い、快適で健康に暮らすことと同時に周りの自然を肌で感じそれを守り育てていく。 そんな環境共生住宅地をめざします。

イメージパース
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木製建具の利用
エコエネルギーの利用
防暑対策など
水の再利用
     
住宅全戸には断熱性が高く暖かみのある木製サッシを使用  
太陽光・風力の利用
 
壁面緑化
  雨水の再利用、 庭木への散水や、洗車などに最適

緑と溶け込む住宅 地球温暖化対策 自然の恩恵を感じる  
     
カーポートの屋根も緑化鳥たちからは緑ばかりが見える   地球温暖化への改善、快適な室温のための屋根緑化   ベジタブルガーデンで野菜作り    


伊達エコビレッジプロジェクト


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コーポラティブ方式のまちづくり
  北海道の湘南と称される温暖な気候の道南「伊達市」噴火湾を望む眺望の高台に生活環境の整った稀少地を舞台に循環型の小さなまちづくりがスタートします。

ー 住民が参加するまちづくり ー
住まいを求める人たちが集まってグループ(建設組合や管理組合)をつくり、コーディネーターや専門家の協力を受けながら土地を取得し、住宅を建設していく方法によってつくられる住まいです。
入居者が自分で設計や建設工事を発注するので、間取り、内装、外観、共用部の空間づくりや入居後の管理方法などに、グループのメンバーの意向を尊重することが出来ます。
入居者ひとりひとりが、自分の生活にあった住まいの質や環境を実費でつくり、自分達で管理していくというのがコーポラティブ住宅です。


現地写真
コーポラティブ住宅とは



ドイツ キールのエコビレッジ
ドイツのエコビレッジがお手本です
  環境先進国であるドイツでは、数多くのエコロジー住宅やエコロジー団地などが建てられています。北ドイツのキール郊外(画像)には、ビオトープの池を囲むように配置され木道の架かったアプローチのある住宅棟や、集会場と幼稚園を兼ねたコミュニティ棟などを備えた大人40人、子供37人が生活するエコロジービレッジがあります。
コーポラティブ方式により、小さな集合住宅と戸建て住宅が寄り集まって建てられていますが、その村づくりは、1985年からはじまりました。
高断熱はもちろん、屋根や、壁面緑化は環境のことを真剣に考え、追求した結果なのです。屋根の緑化事例は、伊達市(ビオプラス西條デザイン施工)でみることが出来ます。

 


 

戸建住宅プランパースイメージ(クリックで拡大)   集合住宅プランパースイメージ(クリックで拡大)

伊達エコビレッジ計画とは
北の湘南「伊達市」館山の高台に位置し、噴火湾を望む眺望と生活環境の整った1081坪の土地が建設地です。 土地は4〜6世帯がそれぞれの個人所有地と共同所有地のコミユニティスペースに分けて住人が建設組合を結成して、共同購入するコーポラティブ方式で計画しています。
建物を建てる約300坪の建設地と菜園やコモンスペースの緑地約780坪に区分して土地を所有。
ルールを守りながら地球環境と人の健康に負荷をかけず、地域の自然素材を生かしたやさしい暮らし。五感を育む家で暮す快適な住環境、住人がまちづくり、家づくりに積極的に参加する北海道で初めてのエコビレッジの実現を目指しています。



現地から見える有珠山
「自然と暮し五感を育む住環境」がテーマ
 
  • 集まって住む事により、個人では出来ないメリットを活かし、エコな取り組みにチャレンジする。
  • それぞれのプライバシーを尊重しながら、小さな森の緑や有機菜園などのコミュニティ空間を共有。
  • 太陽熱利用や、雨水を貯水し、家庭菜園や散水に利用。壁面や屋根の緑化など緑と暮らす工夫をする。
  • 地域の森で育った山の木や、自然素材を活用した地材池消の家づくりを目指す。
  • 地球環境にやさしい、温暖化対策として、地域の木質ペレットを燃料にした暖房給湯システムをとり入れる。
  • 住人が楽しみながらまちづくりに参加することで、入居時には顔見知りとなり、良好な関係を築けるしくみ。

計画概要
 
計画地 伊達市館山町17—2.17—5〜16
用途地域 第1種住居地域(建ペイ率60% 容積率200%)
計画総面積 3570,17� (1081,87坪)を建設地とコモン菜園緑地に区分
予定募集戸数 戸建住宅4〜6世帯を予定
着工予定時期 2009年春着工を目指す
予定専用面積 建築予定地は 約300坪を予定
>>現地地図
周辺環境
 
交通 伊達紋別駅・1.6km
道南バス停留所・250m
買物 ポスフール伊達店・750m
学校 伊達西小学校・650m
公園 館山公園・150m
病院 伊達日赤病院・1,0km
   


想い

エコビレッジへの思い

エコビレッジ…とても魅力的な言葉の響きを初めて聞いたのはいつの頃だったしょうか?  思い返してみると、1997年、僕の家族が安心して暮らせる住まいとデザイン事務所を新築した年です。 そしてこのことがきっかけとなり、店舗デザイン事務所からエコ建築デザインに特化したアーキテクトビルダーとして生まれ変わった変革の時期でもあります。


僕が北海道でエコビレッジを実現しようと思い立ったのは、故高橋元さんのもとを尋ね、1999年に実施されたエコバウ建築ツアーに参加したことがきっかけでした。そのとき訪れた北ドイツキールのエコビレッジを見たことが僕に思いを募らせるきっかけになりました。 防風林に囲まれた敷地の住宅棟は連棟式でいくつかに分けられて建設されていて、集会場と保育園を兼ねたコミュニテイ棟を中心に土の広場や、ビオトープの浄化池、菜園などが広がる環境には、まったく気張ったところが無く、自然体でほのぼのとした懐かしさを感じさせる住環境を形成していました。大掛かりなことはせずに、身の丈にあったエコな住まいの集合体として、集まって暮らすメリットを活かすことが出来ればよいのだと教えてくれたようです。 

翌年の2000年には、市民グループ「エコビレッジ実行委員会」 を結成し、札幌市藻岩下地区でのエコビレッジ建設を目指しましたが、結果的に実現を断念しました。その後も「北海道エコロジー住宅学校」などの啓蒙活動を続けていたところ、昨年末に、北海道で始めてのエコビレッジを実現するための土地と再度めぐり合ったのです。 僕の故郷でもある北海道の道南に位置する伊達市は、北の湘南と呼ばれるほど温暖で、雪の少ないことからセカンドライフを過ごす移住者からも注目のローカル都市です。噴火湾を望む小高い丘の上の計画地1082坪を4〜6世帯を共同で所有し、住宅と菜園を中心にしたコミュニテイを形成します。自然志向の生活を目指し安心安全な食を追及すると農的暮らしに行き着くと思います。 実は僕も、今年から小さな有機菜園デビューをはたし、パーマカルチャー的生活の楽しさを実感しています。このことは、エコビレッジのすばらしさが、作り手としてだけではなくて、住み手としても感じることが出来るような気にさせてくれました。


伊達エコビレッジ計画は、コーポラティブ方式を採用するため、具体的な計画は住人と一緒にこれから始まります。緑と暮らす環境と健康に配慮したエコビレッジを目指して、集まって住む住人達を募集しています。


2007年10月29日   西條正幸





エコロジーデザイナー 西條正幸 プロフィール
 


北海道伊達市出身 昭和35年生まれ


札幌を中心に商業施設のインテリアデザイナーとして活動してきましたが、現在は人と環境にやさしい商住空間をテーマにエコロジー建築の設計から施工の相談やエコロジー建材のコーディネイトなどに応じています。 

一級建築士事務所
(有)ビオプラス 西條デザイン代表取締役



委員会

エコビレッジ実行委員会とは
  環境共生型、循環型のエコロジカルな住環境づくりに賛同して集まった市民団体です。 市民講座、セミナーの運営やエコロジー関連の情報収集、実際のエコビレッジ計画での企画やフィールドワークショップに参加しながら市民活動によるまちづくりを目指して活動しています。
活動の一環
  「北海道エコロジー住宅学校」
人の健康と地球環境に配慮した住まいづくりについて学ぶ市民講座です。 エコロジー建築にかかわる専門家を講師に招きテーマを設けて講座を開いています。 番外編にあたるエコキャンプなどのイベントも催し、家族みんなで参加できる企画も行っています。

住宅学校セミナー
 
森林体験ツアーの様子

エコビレッジ実行委員会 設立趣旨

1.趣 旨

地球環境は今、オゾン層の破壊や温暖化などの様々な問題を抱えています。またいたるところで生態系は破壊され見ることのできなくってしまった生物が数多くあります。 エネルギー問題も21世紀に入りよりいっそうの省資源省エネルギー対策が必要でしょう。住宅においても高齢化や室内の化学物質汚染などの問題から室内や屋外の健康・快適性を重視したことにより質の高い住宅の供給が求められています。
これらの観点からも省エネルギー・省資源・廃棄物処理などの面で適切な配慮がなされ、また周辺地域の自然破壊と調和しながら健康で快適に生活することの出来るよう考えられた住宅と住環境、つまり環境共生住宅の普及が望まれていると考えられます。
こうした状況のもと、「エコビレッジ実行委員会」が結成され環境共生住宅の理念の啓蒙活動や海外のエコビレッジの紹介「エコロジー住宅学校」の開校、「エコロジー建材セミナー」を開設するなど。広く情報発信を行ってきました。こういったこれまでの活動実績をふまえ環境共生住宅の普及と地球環境・地域環境の配慮したまちづくりを目的とし、さらに充実した活動を行っていきます。

2.目 的

「エコビレッジ実行委員会」は、民設民営形態で自主自立運営し企業・行政・市民双方向窓口役を担います。

この「エコビレッジ実行委員会」は。環境共生型住宅に関しての情報収集、環境共生住宅を建設しようとする個人や企業への情報発信、またその実務の支援、建設方法であるコーポラティブ方式における実務の支援、アドバイス、コーディネートなどを具体的に行います。 また環境共生を目的とした街づくりや施設の改善のサポートなども具体的に実践する場として構想し、設立します。また広く市民・団体を対象とした「北海道エコロジー住宅学校」を開設し、エコロジーをテーマとした住まいづくりを多方面から提案し、地球環境の保全、地域環境との調和、居住環境の健康。快適性を目的とした啓蒙活動をおこないます。

エコビレッジ実行委員会事務局
代表 西條 正幸
〒002-8081 札幌市北区百合が原4丁目8-1
(有)ビオプラス西條デザイン 内
TEL011(774)8599 FAX011(774)8581
E-MAIL eco@saijo-d.com


エコビレッジ委員会 規約

『エコビレッジ実行委員会』規約


第1条  (目的)
この会は環境共生住宅の普及にあたり啓蒙啓発活動をつうじ、北海道で広め深めることを目的とする。

第2条  (名称)
この会を『エコビレッジ実行委員会』とする。

第3条  (所在地)
この会の事務局を札幌市北区百合が原4丁目8-1 (有)ビオプラス西條デザイン内におく。

第4条 (役員
この会に次の役員をおく。

実行委員長1名
実行委員11名
会計   1名

第5条 (代表)
代表は会を代表し運営する。

第6条 (運営)
会は年1回総会を開催し、この会の重要事項について審議する。議事は出席者の過半数の同意を持って決定する。

第7条 (会費)
この会は会費を徴収することが出来る。


活動報告

2000年 4月 エコビレッジ委員会設立
  8月〜 藻岩下エコビレッジ計画 参加者募集活動(約2年)
2001年 5月〜10月 北海道エコロジー住宅学校 6回(全12講座)
  11月 コーポラティブ住宅見学会
2002年 4月〜5月 北の住まいづくりエコセミナー 2回(全12講座)
  6月〜11月 エコロジー住宅学校 6回(全12講座)
2003年 6月〜11月 エコロジー住宅学校 6回(全10講座)
2004年 8月 エコロジー住宅学校in富良野「エコスタイルセミナー」 全2講座
2005年 3月 エコロジー住宅学校inコミュニティーマーケット 全3講座
2006年 3月 エコロジー住宅学校inコミュニティーマーケット 全6講座
  8月 最新ドイツ エコロジー建築セミナー
  8月 川上から川下へ「下川町森林ツアー」
2007年 3月 エコロジー住宅学校inコミュニティーマーケット 全3講座
  4月 アースディエゾ出展「伊達エコビレッジ計画」キャンペーン
  5月 伊達エコビレッジ計画 参加者募集活動 開始
2008年 3月 エコロジー住宅学校inコミュニティー市場 全6講座
  5月 Earthday Ezo 大通り会場 参加
  7月 伊達エコビレッジでパーマカルチャー体験講座
  9月 エコロジー住宅学校 パート2「森と農的暮らしの宿泊体験ツアー」
2009年 3月 エコロジー住宅学校「大地の家とエコ旅する一日」 全2講座
  4月 パーマカルチャーキャンプin札幌伏古(Earthday Ezo2009参加企画)
  8月 農的暮らしのデザイン講座「エコアパートに住む」開催
  8月 エコロジーとアンソロポゾフィー「シュタイナーコミュニテイ」で5日間の講座依頼
2010年 3月 第1回オーガニックカレッジ2010開催
  4月 パーマカルチャーキャンプin札幌伏古2010開催
2011年 4月 自然派菜園講座開催
  8月 第2回オーガニックカレッジ2011開催
  8月 伊達エコビレッジ計画 工事着工 (コーディネーターを務める)
2012年 3月 第3回オーガニックカレッジ2012開催
2013年 3月 第4回オーガニックカレッジ2013開催
2014年 3月 第3回オーガニックカレッジ2014開催予定