エコスタイルで暮らすやさしい自然派住宅
人に優しく、地球に優しい自然派住宅つくりかたをまとめた1冊をWeb公開中!ぜひ一度ごらんください。
SDGs(持続可能な開発目標)は、Sustainable Development Goalsの略称です。サスティナブルで多様性と包摂性のある社会の実現のため、17のゴール・169のターゲットから構成されていて、2030年までの国際目標として定められています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自体が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本でも各企業や団体による主体的な取り組みが期待されています。
ビオプラス西條デザインは、ご家族が心も身体も健康に暮らせることをテーマに、木や土や紙などの自然の中で循環し枯渇することのない自然素材を生かした「自然派住宅」をつくってきました。断熱材や下地材など見えないところまでできる限り化学物質を使わず、シックハウス症候群や化学物質過敏症に悩む方でも安心して生活ができる家づくりを実践しています。
街並みを形づくっているのは、一つひとつの建物です。建築に携わる僕たちが北海道の景観にふさわしいデザインをし、北海道の素材を使って、地域の職人たち自らの手で住宅をつくることが街と人を活性化し、世代を超えて住み心地の良い街をつくっていくと僕は考えます。また、オーガニックマーケットなど、衣食住の垣根を超えた活動を通して、コミュニティーへの愛着や人とのつながりを深めています。
家を建てるためには、たくさんの資源やエネルギーを必要とします。道産材をはじめとする身近にある再生可能な資源を使えば、建材を運ぶときに必要な車や船の化石燃料や排気ガスによるCO₂排出量を減らせます。天然由来の素材をふんだんに使って手づくりで心を込めて建てた家は長持ちします。土に還る自然の素材で建てるビオプラスの家を通じて、つくる責任、つかう責任を考え続けます。
北海道の森林面積は土地面積の約70%。そのうちの約30%が人工林です。人工林は、伐採して使い、植えるというサイクルによって健全に保つことができます。つまり僕たちが住む地域の山の木を使って家を建てることは、森を守り、豊かな自然と緑を残すことにつながるのです。豊かな森は、きれいな空気環境と豊かな海の源泉となります。僕たちは道産材を積極的に使う地域に根ざした住まいづくりに取り組んでいます。
ビオプラス西條デザインは「一般社団法人 職人がつくる木の家ネット」および「森びとの会」のメンバーとして、全国各地の志を同じくする企業・個人・メーカーと一緒に、本当の意味で健康な暮らしを実現するための「自然派住宅」を追求し、実践してきました。これからも地元の山の木と安全な素材を使い、手仕事で建てることでサスティナブルな社会に貢献する「メイドイン北海道」の家づくりを手がけていきます。