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英国オーガニック旅行 ②

英国でエコ旅 その2
英国中部の街 リーズ市郊外
『 ミーンウッド・バレー・アーバン・ファーム 』

昨日とはうって変わって、穏やかに晴れ渡る湖水地方を横目に
早々に荷物をまとめ、リーズの街を目指し出発。
ナビの案内で、目的地に着いた頃はすでにお昼を過ぎていました。
ミ-ンウッドバレイアーバンファーム (1)案内図.jpg
環境教育のためのセンターハウス・動物と触れ合える飼育施設・
有機農場・市民農園のレンタル・自転車のリサイクル修理・
ショップとカフェといった施設を整えたシティファームで、
約70000坪の広い敷地は市から低額で借り入れています。
子供たちの教育と、失業者の職業訓練や知的障害者の労働雇用
を目的としていて、政府からの援助の他、入場料と会費収入、
ファーム内でとれた有機認証の野菜や卵の販売、カフェの売上、
学校の授業利用、などの収入で運営をまかなっているようです。
ミ-ンウッドバレイアーバンファーム (14)センターハウスと浄化池.jpg
センターハウスは太陽熱を蓄熱するパッシブデザインを
取り入れていて、環境展示スペースとセミナー用の教室が見えました。
受付の女性に質問したのですが、あまり詳しいことはわからないようで???
ミ-ンウッドバレイアーバンファーム (34)池とショップ.jpg
施設の汚水排水をリードベッドと呼ばれる池で段階的に
浄化するシステムが見られるように工夫されていました。
奥にはカフェ・ショップ・小さな動物の飼育舎などがあります。
ミ-ンウッドバレイアーバンファーム (25)鶏.jpgミ-ンウッドバレイアーバンファーム (71)馬.jpgミ-ンウッドバレイアーバンファーム (39)ヤギ.jpg
ファーム内は、かわいい動物たちと、直接触れ合えるようになっています。
センターハウス裏の畑 (1).jpg
屋根が緑化されたセンターハウス裏手には、市民用のレンタル菜園
有機農場・車いすが楽に上がれる通路に沿ったガーデンがあります。
さらにその奥には、広い放牧地が広がっています。
P1070157.jpg
今日のランチは、ファームのカフェで 野菜スープをいただきました。
こちらでは、スープにはパンがセットになっているのでした。
さて次回は、ゲリラガーデナーの街、トドモーデンの話です。
『エコ旅どうでしょう!』は エコ空間デザイナー 西條 正幸 がお伝えします。