古タイヤハウスをつくる!?
ワラの家 「 番外編 」 古タイヤハウスの実験
ストローベイルハウスをつくるワークショップの
最終日は、古タイヤを積み上げ、壁を土で仕上げる
古タイヤハウスのづくりにチャレンジしました。
エコ旅の記録で紹介した英国ブライトンのアースシップ
で見た、古タイヤを使った建築を参考に越冬野菜を貯蔵
する丘室の土留めに取り入れてみました。
丘室の本体は鉄筋コンクリート造で、外側が発砲系断熱材
で囲われています。 その上からすっぽり土をかぶせて
カモフラージュするため、裏から見るとただの丘のように
見えます。かぶせる土を止めるための壁をつくります。
参加者がストローベイルの土塗りの仕上げをしている間に、
準備を始めていました。重機を使ってタイヤに土を詰め
込みながら次々に積み上げていきました。
土にセメントを混ぜると良いようですが、今回は土だけ
です。 タイヤのサイズがバラバラで隙間から土が
流れ出し苦労します。ある程度タイヤのサイズを合わると
良いですね。何とか夕方までに積み上げを完成。
翌日は朝からみんなで、土塗りが始まりました。
まずは土が崩れないように木の板をあてました。
ストローベイルに塗った下地と同じ材料を使い
まずは下塗りし、休憩後、少し固まってきたところで
タイヤの間のくぼみに土を詰めてゆきます。
ストローベールのワラを崩して土に混ぜると団子状に
固まり上手くのせることが出来ました。
ほとんどが手で直接塗り込みながらきれいに整形して
仕上げていきますが、どこまで盛るのか・・・・・
すこし考えて「Cカップ」をリクエストしてみました(笑)。
お昼の休憩後に最後に仕上げと丘室本体の正面にも
土を塗りこみ、ワークショップはすべて終了です。
まるで石を積み上げたような凹凸感の壁が出来ました。
なかなかセクシーな古タイヤと土の壁になったでしょ!
扉を付けて、土をテンコ盛りにかぶせると完成です。
今回のワークショップはトータル5日間、徐々に
チームワークもバッチリ合ってきます。
夜もみんなでキャンプしたりユースに泊まったりと
楽しく、そして完成度も満点のワークショップでした。
きまぐれな食堂「 幸 来 」のリニューアルオープンは
11月?日 お店が完成するまでもう少しかかりそう。
この後のお店づくりの経過もお伝えします。