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コンクリートブロック住宅を再生リモデルします①

北海道型リモデル住宅プロジェクト開始 その1
拓北リモデル 外
北海道で生まれたコンクリートブロック住宅をリノベーションします。
築後50年近いコンクリート住宅は北海道内にまだ存在しています。
当時の北海道住宅公社が中心となって開発され普及したもので、戦後
大量に建てられた、粗末な木造のバラック住宅から、気密性が高く、
暖かな家を不燃材料のコンクリートブロックで建てる実験住宅は、
不燃寒地住宅を開発する半世紀前のプロジェクトだったようです。
昭和25年から約20年間、この手の住宅が連なる住宅団地が道内で建設
されていたようです。
現在残っているこの頃のコンクリート住宅の大方は、解体されて姿を
消しています。シンプルな三角屋根のコンパクトで可愛らしい形の家。
冬暖かく・夏涼しい・コンクリートブロックを活かした外断熱工法と
自然素材の仕上げ材で、いつか再生したいと思っていました。
半世紀の時を経て、北海道ならではの快適でエコ住宅に生まれ変わる
その時がやってきました。 札幌市北区拓北でプロジェクト始動です!
3月まだ2メートル近い雪で閉ざされた家の前の雪を排雪し、工事車両が入れる
スペースを確保しました。いよいよ解体工事が始まります。
さてさて、どんな家に仕上がるのか・・・続きをお楽しみに!
エコ空間デザイナー 西條 正幸 がお届けします。