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苫小牧の自然住宅 その3

しばらく間隔が空いてしまいました。
外装工事はほぼ完了しており、現在は内部の造作工事が行われております。
今回は外装工事の様子を定点カメラ風にお送りします。
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骨組みが組みあがった後は屋根をかけます。建物のシルエットが浮かび上がり家っぽくなってきています。
SANY1042.JPG
骨組みの上に、杉樹皮とバージンパルプをコーンスターチ糊で固めた40㍉厚の断熱ボードを貼っています。
その上に防風紙を施工。窓も取付終わっています。
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この時点で内側から見ると躯体の外に貼った断熱ボードが丸見えです。
のちに躯体の中にも古紙再生の断熱材を吹き込みますので、
壁においては合計で145㍉の断熱層となっています。
地元の無垢の木材を使用するだけでなく
断熱材も生産時のエネルギーが非常に少ないものを選んで使用することを心掛けます。
SANY1043.JPG
本物件の外装材は、下川町森林組合で作っている木酢液に漬け込んだカラ松の板を用いました。
一枚一枚貼って釘を打っていきます。
SANY1061.JPG
板を全て貼り終わりました。
2階の水平方向に伸びる開口部を強調した意匠になっています。
外壁に使用した木酢液の板は今回はなんと360枚…大工さん。お疲れ様でした。
SANY1065.JPG
次回は内装造作の様子をお見せできるかなと思っております。
そして近々、内装の施主施工でオーナーさんの登場予定です。   (はた)