苫小牧の自然住宅 その5
先日、オーナーさんの御好意により完成見学会行わせいただきました。
ありがとうございました。
さて、今回は内装工事の施主施工の様子のリポートです。
苫小牧のいえ②では 内部の木部の塗装、塗り壁を御自身で施工してます。
古民家風の渋い風合いをだす為、
内部の塗装はフローリングを塗ったのと同じ濃い色の塗料を使用しています。
内部塗装は週末を利用して2週にわたり行われ
途中少し職人の手は借りましたが、ほぼ自分たちの力で塗り終えました。
2階の屋根なりの天井は和紙クロス貼り仕上げなので職人さんの出番です。
クロスを貼る糊はでんぷん糊を使用しています。
いざ、ホタテ漆喰塗り。個室の多い2階から塗り始め
人目につきやすい1階のリビングに塗り下りてきた頃には上手くなっているであろうという算段です。
オーナーさんのお友達もお手伝いに来てくれました。
出来に納得いかないのか、なかなかこの壁を離れてくれません。
こんなお手伝いさんも
記念に家族みんなの手形をつけているところです。
小上りの仕上げは雰囲気をかえて土壁塗りとなっています。
旭川産の土に天然糊とワラすさを入れて混ぜ合わせます。
ホタテ漆喰よりずっと塗りづらい材料なので
作業になれてきた終盤でも結構大変です。
塗り壁の施工は3日間の夏休みを利用して行いました。
足場を組まなければいけない危険な箇所は職人の手をいれて
細かいところは、うちのスタッフが手伝って
無事に施主施工が完了しました。
皆さん本当にお疲れ様でした。
次回は完成編でしょうか (はた)