ブナの森のお菓子屋さん③

土間コンクリートを打設する前に基礎周りの掘削部分を埋め戻します。
埋め戻し前の大事な作業前に溜まった水を排水ポンプを使って抜き取ります。

先に敷設していた暗渠管のおかげか、みるみるうちに水が抜けていきます。

以後こんなことにならないように、暗渠管の先に仮の溜池を設けます…最初からやっておけばいいものを💧

水を抜いたら作業開始です。北海道のスタンダードとなりつつある基礎断熱工法ですが、スタイロフォームに蟻が喰い付く事例がある為、弊社では埋め戻しの前に土に埋まる部分の基礎断熱にもモルタルを塗るようにしています。

前回、このブログと連動しているFBで、師とする名古屋の大江さんから、シロアリ被害のある地域では進入路になって大変なことになる。とコメントをいただきました。
北海道では越冬できないと言われていたシロアリですが、ずいぶん前から厳冬エリアでの越冬が確認されていますし、現に被害も確認されています。
海の生態系が北上しているのだから陸の生態系もしかり…土に埋まる部分にもモルタルを塗って防蟻効果がどれ程の物かは実証できずにいるのですが、やらずにはいられないですし、北海道の建設業もそろそろシロアリありき脳にならないとですね。専務

PS：大江さん、伊達支店はFBやっていないのでコメント欄で返せずでした…いつもありがとうございます。