雪国の悩み事
このところ洞爺周辺から離れられない日々が続いています。
大層なタイトルを付けてしまいましたが、雪国ならではの悩み事の一つに屋根の積雪があります。ずーっと載っていてくれればいいのですが多雪地域ではそうはいかず、ある程度で雪落としが必要なのですが、毎年、作業中に屋根の上から落ちたり、落ちてきた雪の下敷きになったりの被害をニュースで取り上げられ、それは本当に命がけの作業です。
敷地の狭い住宅街のような隣地に落雪して欲しくない場合は無落雪工法を選択せざるを得ないのですが、そうではない場合は見た目の良い切り妻屋根や片流れ等の屋根を採用したいものです。
その場合、スノーストッパールーフを採用できないと雪留め金具に頼るしかないのが現状です。
金具を屋根に取り付ける際の大きな悩みは、屋根の傷みを早める可能性がある事。電気や温水に頼る方法もありますが、費用対効果が望めない場合もあり博打をする訳にもゆかず…
落雪したら除雪する。いつ落ちるかわからないから怖いので落ちないで欲しい。
何年やってもこの悩みが付いてまわります…あぁ、伊達は雪が少なくこの悩みはほぼ無縁に近くてホントにいいところと実感してます。専務