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シックハウス・化学物質・電磁波過敏症の最新知見

週末は東京・東海大学高輪キャンパスでの日本臨床環境医学会主催の市民公開シンポジュームに参加してきました。 3時間休みなしで9名の発表を聞く。持ち時間が短く消化不良でしたが、様々な立場からの現状報告などがあり興味深い話も聞けましたし再確認できた。僕がまじめな(笑)家づくりを始めて20年、シックハウスは減ったけれど、いまだに苦しんでる人はいる。これは13物質の規制対象外の代替え化学物質によるもので何かしらの対策が急務です。 時代は化学物質過敏症から電磁波過敏症に移行している。今や車は電気で走り、家の電源もスマートメーターで管理される無条件で電波が飛び交うとなると、この先思いやられる。電磁波過敏症⇒化学物質過敏症へ移行する逆転現象が始まっているらしい。僕が一番考えさせられたのは、代替え物質の代表でもあるイソシアネー類についての話。家づくりでは大いに関わりがり断熱材のウレタン、塗料や接着剤では揮発性の低い水性化されたものが標準的に使われる時代になっている。呼吸器系の弱い人は要注意と思っていたが、どうもそれだけではすまないようだ。驚いたのは強烈な臭いのシンナー類『トルエン』と比べて10000倍の有害性があるという。要するに超微量でもやばいわけですから、これは機械で測定できる範囲を超えている。このような訳のわからない化学物質が他にもあるんだろうな・・・怖いどうしよう。結局誰もわからないのさ。解決策もわからないから、疑わしいモノを信用しない・避ける・使わない建築しかないんだよ・・・と最後は自分に納得して帰って来ました。電磁波波これから少し勉強なくちゃ。

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