室内に北海道産タモの木を使って仕上げた『タモの木の家』
カラマツの防風林に囲まれた静粛な住宅地に建つ『北海道の木の家』は道南産杉の無垢板貼りの外観仕上げ。木の家は寒いのでは・・・とよく言われるのですが、木製3重ガラスと木質系断熱材の高断熱仕様で冬も暖かく快適に暮らせます。 ご夫婦が海外生活から持ち帰った家具に合わせて染色したタモとカラマツの無垢の木でデザインされています。
電気温水ボイラー1台で暖房と給湯をまかなうセントラル暖房システムを装備。天然石の玄関床は温水式の床暖房が埋め込まれています。各部屋は温水パネルを基本にしていて、温水配管が床下外周を走り、床下も蓄熱され床のひんやり感は解消されます。
タモの無垢の木を贅沢に使った木製オーダーキッチン
収納たっぷりのキッチンは、無垢のタモ材をふんだんに使いました。扉以外のキャビネットや裏板なども全て無垢の木でつくります。対面式の作業カウンターも広々で、ゆったり台所仕事が出来ます。ドイツ製のクッキングヒーターや食器洗浄機を組み込みました。
水廻りにも自然素材を使い、快適に暮らすことが出来る
バリアフリーを重視したユーティリテイには、無垢のタモの木で収納もたっぷり作りました。水廻りの床にはコルクタイルを使います。コルクは抗菌性があり、水に強い特徴があります。また壁には弱アルカリ性のホタテの貝殻の塗り壁を使います。
木と自然素材の壁紙ですっきりシンプルな個室をつくる
カラマツの防風林を 眺める屋根裏空間の予備室はお孫さんのための特別なお部屋。 絶妙の天井高さが、みょうに落ち着く空間にまとまります。壁の巾木を浮かせて、裏に暖房配管が走る、巾木暖房を取り付けました。
温水セントラル暖房は部屋の熱を外に逃がさないための設備です。窓からの熱損失を防ぎ、冷気を抑えるために窓の下に設置します。壁と天井は電磁波を和らげる、ともいわれているリネンの織物壁紙を貼りました。