英国オーガニック旅行 ④
英国でエコ旅 その4
ローエネルギー住宅の見本・英国版エコビレッジ
『 ホッカートン ハウジングプロジェクト 』
サウスエルの街と、素敵なカテドラルを見学した後、すぐ近くの隣町、
ニューアークにある5世帯のエコビレッジ『ホッカートンプロジェクト』
を見学しました。あいにくの小雨模様の中でしたが、現地に到着すると
羊と鶏がお出迎えです。27エーカー(約33000坪)の広大な土地に
羊や鶏の放牧地・パーマカルチャーガーデン・果樹林・調整池があります。
離れてみるとただの丘のように見えたところが、実は半分土に隠れた
パッシブソーラーを取り入れた、5世帯の連棟集合住宅が建っているのです。
南面が総ガラス張りのパッシブソーラーデザインで、太陽光発電システム
や風力発電などでの自給エネルギーと、雨水や調整池の水を浄化して
生活水に変える浄化システムを備えています。
熱交換換気システムなどの設備と土の下の厚い断熱層によって、熱損失が
少ない省エネ住宅になっています。また、ビレッジ内での管理は、
住人が毎週8時間の作業に従事することで成りたっているといいます。
楽しみにしていた菜園でしたが、これからが本番とはいえ、あまり
きれいとは言えないパーマカルチャーガーデンはちょっとガッカリ!
英国では定番のような、生きた柳を使った柵もありました。
生ごみは、古タイヤを使ったミミズコンポストでたい肥にしています。
ネズミが入らないように、底と蓋はコンクリート板を使っていました。
土に隠れていてまだ見えませんが、丘の下に住居があります。
丘の上に登ると、ソーラーパネルが並び、ガラス越しに住居が
つながっている様子がわかりました。大きな池にはビックリ!
ソラーパネルはプランターボックスのような箱の上に載っていて、
動かないように、箱の中には石の重しが入っているそうです。
簡単で、安価なソーラー用の架台に寒心しました感心しました。
離れた所には、管理棟の事務所と、発電用の風車が見えます。
5世帯が連なる、長屋式の連棟住宅は、土の中はコンクリート構造に
防水シートと厚い断熱ボードを外側にし土をかけています。
土から出たガラスの前室が、木フレームと木製の3層ガラス窓で構成
されていました。床・壁・天井の蓄熱性能が好いので、ほんのわずかな
電気暖房で冬を過ごせるそうで、光熱費はごくわずかで過ごせるそうです。
土の中には、コンクリートの円形土管が埋められていて
中は食品庫になっています。安定した地熱を利用することに
なるので、15度前後の室温で、卵や野菜の保管に利用していました。
管理棟の中の集会場で、スライドを見ながら説明を聞くことが
出来ます。トイレはやはりコンポストトイレでした。
あいにくの天気で写真うつりもパットしませんが、大きな池と
住棟の全景です。家の前にこんな大きな釣り堀があるなんて
釣好きにはたまらない、なんともうらやましい限りです!
池で育った鯉は、販売していて、管理費の足しになっているようです。
見学後は、この日の宿、コッツウオルズの北の玄関口、
ストラトフォード・アポン・エイボンへ向かって車を走らせました。
次回はコベントリー近郊、オーガニックガーデンの展示場
『レイトン ガーデン・オーガニック』の話です。
「エコ旅どうでしょう!」は エコ空間デザイナー 西條 正幸 がお伝えしています。
ローエネルギー住宅の見本・英国版エコビレッジ
『 ホッカートン ハウジングプロジェクト 』
サウスエルの街と、素敵なカテドラルを見学した後、すぐ近くの隣町、
ニューアークにある5世帯のエコビレッジ『ホッカートンプロジェクト』
を見学しました。あいにくの小雨模様の中でしたが、現地に到着すると
羊と鶏がお出迎えです。27エーカー(約33000坪)の広大な土地に
羊や鶏の放牧地・パーマカルチャーガーデン・果樹林・調整池があります。
離れてみるとただの丘のように見えたところが、実は半分土に隠れた
パッシブソーラーを取り入れた、5世帯の連棟集合住宅が建っているのです。
南面が総ガラス張りのパッシブソーラーデザインで、太陽光発電システム
や風力発電などでの自給エネルギーと、雨水や調整池の水を浄化して
生活水に変える浄化システムを備えています。
熱交換換気システムなどの設備と土の下の厚い断熱層によって、熱損失が
少ない省エネ住宅になっています。また、ビレッジ内での管理は、
住人が毎週8時間の作業に従事することで成りたっているといいます。
楽しみにしていた菜園でしたが、これからが本番とはいえ、あまり
きれいとは言えないパーマカルチャーガーデンはちょっとガッカリ!
英国では定番のような、生きた柳を使った柵もありました。
生ごみは、古タイヤを使ったミミズコンポストでたい肥にしています。
ネズミが入らないように、底と蓋はコンクリート板を使っていました。
土に隠れていてまだ見えませんが、丘の下に住居があります。
丘の上に登ると、ソーラーパネルが並び、ガラス越しに住居が
つながっている様子がわかりました。大きな池にはビックリ!
ソラーパネルはプランターボックスのような箱の上に載っていて、
動かないように、箱の中には石の重しが入っているそうです。
簡単で、安価なソーラー用の架台に寒心しました感心しました。
離れた所には、管理棟の事務所と、発電用の風車が見えます。
5世帯が連なる、長屋式の連棟住宅は、土の中はコンクリート構造に
防水シートと厚い断熱ボードを外側にし土をかけています。
土から出たガラスの前室が、木フレームと木製の3層ガラス窓で構成
されていました。床・壁・天井の蓄熱性能が好いので、ほんのわずかな
電気暖房で冬を過ごせるそうで、光熱費はごくわずかで過ごせるそうです。
土の中には、コンクリートの円形土管が埋められていて
中は食品庫になっています。安定した地熱を利用することに
なるので、15度前後の室温で、卵や野菜の保管に利用していました。
管理棟の中の集会場で、スライドを見ながら説明を聞くことが
出来ます。トイレはやはりコンポストトイレでした。
あいにくの天気で写真うつりもパットしませんが、大きな池と
住棟の全景です。家の前にこんな大きな釣り堀があるなんて
釣好きにはたまらない、なんともうらやましい限りです!
池で育った鯉は、販売していて、管理費の足しになっているようです。
見学後は、この日の宿、コッツウオルズの北の玄関口、
ストラトフォード・アポン・エイボンへ向かって車を走らせました。
次回はコベントリー近郊、オーガニックガーデンの展示場
『レイトン ガーデン・オーガニック』の話です。
「エコ旅どうでしょう!」は エコ空間デザイナー 西條 正幸 がお伝えしています。