拓北の家 その3
今回は建て方の様子をお伝えします。
土台がほぼ組みあがり、大引きを掛けようとしています。
それから内部足場用の仮床を組み、1階の柱を立てていきます。
カラ松の大梁と大黒柱の上に2階の床梁を掛けているところです。
構造体の樹種としては、柱はエゾ・トド松で、梁はカラ松・トド松です。
もちろん全て無垢材なので集成材は使っていません。
梁の上に3.5寸角のマグサを乗せるところで、接合用のダボが見えます。
見えがかりの良さと構造的な理由で、梁上部にボックス彫りを
施してそのなかに座金とナットを仕込みます。
こうすると、梁と梁を軸芯で引っ張ることができます。
2階の床梁をほぼ組んだところです。
梁を渡りで組んでいるのが見えます。
2階用の柱を仮置きしています。
背割りを入れたトド松の大黒柱(管柱ですが)が見えます。
例のカラ松の太鼓落しの梁を掛けているところです。
梱包材やチップしか利用できなかったカラ松ですが、ここ数年の
乾燥技術の向上で、無垢材の構造材として使えるようになっています。
防風シートを先貼りしてから、垂木を掛けて
バラ板といわれる松材の野地板を張っています。
野地板の替わりに構造用合板を張るケースがほとんどですが
やはりこの部位に合板を使うのは耐久性に疑問があります。
だいたい組みあがった様子です。土台敷きからここまで4日程
かかりましたが、幸いにも雨に降られずにすみました。
次回は屋根造作と外装下地の模様を。 (田)
土台がほぼ組みあがり、大引きを掛けようとしています。
それから内部足場用の仮床を組み、1階の柱を立てていきます。
カラ松の大梁と大黒柱の上に2階の床梁を掛けているところです。
構造体の樹種としては、柱はエゾ・トド松で、梁はカラ松・トド松です。
もちろん全て無垢材なので集成材は使っていません。
梁の上に3.5寸角のマグサを乗せるところで、接合用のダボが見えます。
見えがかりの良さと構造的な理由で、梁上部にボックス彫りを
施してそのなかに座金とナットを仕込みます。
こうすると、梁と梁を軸芯で引っ張ることができます。
2階の床梁をほぼ組んだところです。
梁を渡りで組んでいるのが見えます。
2階用の柱を仮置きしています。
背割りを入れたトド松の大黒柱(管柱ですが)が見えます。
例のカラ松の太鼓落しの梁を掛けているところです。
梱包材やチップしか利用できなかったカラ松ですが、ここ数年の
乾燥技術の向上で、無垢材の構造材として使えるようになっています。
防風シートを先貼りしてから、垂木を掛けて
バラ板といわれる松材の野地板を張っています。
野地板の替わりに構造用合板を張るケースがほとんどですが
やはりこの部位に合板を使うのは耐久性に疑問があります。
だいたい組みあがった様子です。土台敷きからここまで4日程
かかりましたが、幸いにも雨に降られずにすみました。
次回は屋根造作と外装下地の模様を。 (田)