ストローベイルハウスをつくる 2
ワラの家づくり 『土壁 下塗り編』
ストローベイルハウスの作り方を学ぶワークショップ
洞爺湖町のオーガニックレストラン『 幸 来 』
の外壁にストローベイルを積み土で仕上げます。
良い出来栄えのワラ下地に土を塗りこんでいきます。
室内からワラ壁の裏を見てみると、しっかりワラが
積まれているのがわかります。ワラの室内側に特殊な
透湿シートを張り込み、気密性と呼吸性を確保しました。
その1 土づくり
北海道、寒冷地仕様で外壁に塗る土を配合しました。
材料は(旭川の土・セメント・砂・ワラスサ大・ワラスサ小)
の5種類をミキサーで混ぜ合わせていきます。
厚塗りするので、材料供給が追い付かずチョー忙しい。
休みなしにどんどん土を練っていきます。
その2 いよいよ下塗り
土塗りは講師の野田さんがまずお手本を見せてくれます。
左官と言うより泥遊び感覚も交えながら、どんどん作業
が進んでいきます。 ゴム手袋をはいて、手で塗りつける
作戦は以外に楽しそうです。作業が進むにつれコテ使いも
慣れてきます。
その3 ガラス瓶を埋める
ある程度仕上がってきたらポイントにガラス瓶と木の丸太
を埋め込みました。時間がたつと固まって打ち込めなくな
るのでタイミングを見て埋め込みます。
お酒などのガラス瓶の底をダイアモンドソーの丸鋸を使い
手早くカットしました。
仕上げでの時には、ちょっと塗りづらそうですが、なかなか
良い雰囲気ではないでしょうか。
その4 今日の出来栄え
最終日のお昼には下地塗りもほぼ完成しました。
しばらく乾燥させてから今度は仕上げ塗りに挑戦します。
あまりに楽しかったので、最後の仕上げもワークショップ
で行うことになりました。
次回は 『土壁 応用編』です。
ガラス瓶のパーティションとベンチをつくりました
ワークショップ予告
2012年10月6日・7日の2日間
ストローベイルハウスをつくるワークショップ
後半の「土壁仕上げ編』を開催します。