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拓北の家 その7

またまた間が開いてしまい、一部から柔らかなお叱りを受けて
しまいましたが、第7回目では内部造作などの様子をお伝えします。
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内部造作材の加工を行う前に、詳細図で大工さんと打合せ
をします。だいたい5分の1スケールで全ての木枠などの
造作材の図面を書きます。昔ながらに無垢の板材から加工
するために、詳しい寸法の書いた図面が必要です。
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今回は造作材として主にとど松、それとタモ材を使います。
タモ材は窓台などの水平面の耐久性が求められる部位に使い
ます。上の写真は旭川のA木材から直接取り寄せたとど松の
板材で、下の写真が厚沢部町のS木材のタモ材です。ともに
含水率を12%程度に指定して乾燥してもらいます。S木材は
木製乾燥釜の低温乾燥機を持っています(ブログの道南研修
編を参照)。 一応検品して受け取りますが、耳付きのまま
板材を貰うことも多く、デザインに利用したりします。
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大工さんが玄関収納の扉の鴨居を取付ています。
ピンク色の壁材は、収納等に使う化学物質を吸着してくれる
石膏ボードの一種です。廃棄処理の点から石膏ボード下地
から脱却したいのですが、予算の点からなかなか・・・・。
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<吹抜けのスノコ床とワークテーブルを組んでいる様子です。 家具的な物も今回大工さんに作ってもらいました。 DSCN0417.JPG
外ではストーブ屋さんが煙突を施工しています。
やはり、煤が付きにくい断熱2重煙突を取付ています。
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家具屋さんの作業場では、キッチンなどの家具の製作が進んでいます。
キッチンはもちろん、食器棚や洗面台もフルオーダーで北海道の木で
作ります。やはり家具の詳細図を書いて職人さんと打合せします。
次回は仕上げ工事編です。内部塗装や和紙クロス貼り、塗り壁の
施主施工の様子などをお伝えします。          (田)