北広島で自然派リノベーション・薪ストーブとホームサウナのある暮らし④
今回の自然派リノベの見せ所は、初めて取り組んだホームサウナづくりでした。中古住宅の改修では、ほぼ必ず北側にあった台所を日当たりの良い南面に移すことになる。そこで浴室や洗面所、パントリーなどをゆったりとれるのですが、今回はさらにサウナ室になったわけ。0,75坪ほどの空間で天井を下げて室内を断熱し、木質感あふれる木の空間にする。北海道の寒冷地住宅の感覚では、特に難しいことはない気がするが、それでも試行錯誤しながら、アラスカヒノキ(スプルス)を使った室内と道産のトドマツの外壁仕上げに。ドアは開放感のあるガラス戸を採用しました。
6キロワットで有り余るハイパワーのサウナヒーターを取りつけ、自宅でストレスなくローリュを楽しめそう。給水を兼ねた洗面所をすぐ横に設け、浴室にはオーバーヘッドシャワーを設置。浴室とサウナ室をつなぐ床は水に強く、肌触りの暖かい炭化コルクタイルで仕上げています。ちなみに天井は黒く染めたリネンのクロス貼り。白い壁はホタテ貝殻のオリジナル塗り壁『うみびと』です。