BIO + STYLE
ビオプラスの家

【事例集】京都「アースガーデン」 ―夫婦楽しく田舎暮らし 

2008年

パーマカルチャーのテクニックを利用して、実際に理想の暮らしを実践している植月さんご夫妻主宰の「アースガーデン」で、スタディーツアーに参加した時のお話。京都から車を走らせて、「かやぶきの里」を目指すと、集落のすぐ直前、田園風景の中にぽつんと建つ民家があります。

ここは700㎡の敷地に、野菜、果樹、山野草、キノコ、水生植物、ハーブなどが生育しているほか、ウサギやカモの成育区域もあります。住まい兼用の建物は、小さなビオトープ池や、汚水の浄化システム「バイオジオフィルター」の実験、雨水利用などを取り入れたパーマカルチャーガーデンに囲まれています。1階はスローカフェ、2階がスタディーツアーの学習室。地域の木材と自然素材で建てられたものです。

スタディーツアーは、参加者に合わせていくつかメニューが用意されています。僕たちは、朝から夕方までのほぼ一日をプログラムしてもらいました。午前中はパーマカルチャーの講義。昼食は、カフェでスローランチをいただき、午後からは外へ出て、パーマカルチャーガーデンツアー。目いっぱいのメニューをこなす充実の一日を体験しました。