2023.07.15 スタッフ日記家づくりの現場 リノベでワイナリー建設③ 少しさかのぼりますが屋根の造作の前に外壁の補強も行いました。既存の貫サイズの柱の間に新規の柱・間柱を建てて耐力壁になる 面材を張っていきます。いつもは透湿抵抗を考えてモイスかEX ボードですが、今回は諸々の事情でOSBにしました。 OSBの上に防風シートを貼り、通気胴縁を打ちます。その防風シートは湿抵抗値を考えて選択しています。気胴縁は通気欠きした横胴縁のみです。後で打つ釘の長さを考えて30ミリの厚みにしています。 外壁材は道産トドマツの貫板を使い、無塗装で縦重ね張りにします。いわゆる大和張りです。一枚目を針釘で仮止めしています。手軽に手に入る材料で、ある程度ルーズに施工できるのが利点です。 屋根材の荒葺きがだいたい終わりました。ワイナリーだけに板金色はワインレッドです。 トドマツの外壁材も2枚目の施工です。ジョイント部は雨水が流れるようにハスにカットします。 外壁の1枚目を張り終わったった全景です。スノコ状のようでこれはこれで良く見えます。虫がいなければこのままでも いいのですが。 (ひ)