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リノベでワイナリー建設③

少しさかのぼりますが屋根の造作の前に外壁の補強も行いました。
既存の貫サイズの柱の間に新規の柱・間柱を建てて耐力壁になる 
面材を張っていきます。いつもは透湿抵抗を考えてモイスかEX  
ボードですが、今回は諸々の事情でOSBにしました。      

OSBの上に防風シートを貼り、通気胴縁を打ちます。
その防風シートは湿抵抗値を考えて選択しています。
気胴縁は通気欠きした横胴縁のみです。後で打つ釘
の長さを考えて30ミリの厚みにしています。    

         
外壁材は道産トドマツの貫板を使い、無塗装で縦重ね張りにします。
いわゆる大和張りです。一枚目を針釘で仮止めしています。手軽
に手に入る材料で、ある程度ルーズに施工できるのが利点です。
屋根材の荒葺きがだいたい終わりました。ワイナリーだけに板金色
はワインレッドです。                    

トドマツの外壁材も2枚目の施工です。ジョイント部は雨水が流れる
ようにハスにカットします。                 



外壁の1枚目を張り終わったった全景です。スノコ状のようで
これはこれで良く見えます。虫がいなければこのままでも  
いいのですが。                    

                          (ひ)