2012年07月31日 追加記事
拓北の家 その3
今回は建て方の様子をお伝えします。
![DSCN9577.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9577-thumbnail2.JPG)
![DSCN9584.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9584-thumbnail2.JPG)
土台がほぼ組みあがり、大引きを掛けようとしています。
それから内部足場用の仮床を組み、1階の柱を立てていきます。
![DSCN9595.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9595-thumbnail2.JPG)
![DSCN9603.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9603-thumbnail2.JPG)
カラ松の大梁と大黒柱の上に2階の床梁を掛けているところです。
構造体の樹種としては、柱はエゾ・トド松で、梁はカラ松・トド松です。
もちろん全て無垢材なので集成材は使っていません。
![DSCN9611.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9611-thumbnail2.JPG)
梁の上に3.5寸角のマグサを乗せるところで、接合用のダボが見えます。
![DSCN9626.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9626-a10d9-thumbnail2.JPG)
見えがかりの良さと構造的な理由で、梁上部にボックス彫りを
施してそのなかに座金とナットを仕込みます。
こうすると、梁と梁を軸芯で引っ張ることができます。
![DSCN9621.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9621-thumbnail2.JPG)
2階の床梁をほぼ組んだところです。
梁を渡りで組んでいるのが見えます。
![DSCN9632.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9632-thumbnail2.JPG)
2階用の柱を仮置きしています。
背割りを入れたトド松の大黒柱(管柱ですが)が見えます。
![DSCN9640.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9640-thumbnail2.JPG)
例のカラ松の太鼓落しの梁を掛けているところです。
梱包材やチップしか利用できなかったカラ松ですが、ここ数年の
乾燥技術の向上で、無垢材の構造材として使えるようになっています。
![DSCN9672.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9672-thumbnail2.JPG)
![DSCN9650.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9650-thumbnail2.JPG)
防風シートを先貼りしてから、垂木を掛けて
バラ板といわれる松材の野地板を張っています。
野地板の替わりに構造用合板を張るケースがほとんどですが
やはりこの部位に合板を使うのは耐久性に疑問があります。
![DSCN9680.JPG](http://kinoie-saijou.up.seesaa.net/image/DSCN9680-thumbnail2.JPG)
だいたい組みあがった様子です。土台敷きからここまで4日程
かかりましたが、幸いにも雨に降られずにすみました。
次回は屋根造作と外装下地の模様を。 (田)
土台がほぼ組みあがり、大引きを掛けようとしています。
それから内部足場用の仮床を組み、1階の柱を立てていきます。
カラ松の大梁と大黒柱の上に2階の床梁を掛けているところです。
構造体の樹種としては、柱はエゾ・トド松で、梁はカラ松・トド松です。
もちろん全て無垢材なので集成材は使っていません。
梁の上に3.5寸角のマグサを乗せるところで、接合用のダボが見えます。
見えがかりの良さと構造的な理由で、梁上部にボックス彫りを
施してそのなかに座金とナットを仕込みます。
こうすると、梁と梁を軸芯で引っ張ることができます。
2階の床梁をほぼ組んだところです。
梁を渡りで組んでいるのが見えます。
2階用の柱を仮置きしています。
背割りを入れたトド松の大黒柱(管柱ですが)が見えます。
例のカラ松の太鼓落しの梁を掛けているところです。
梱包材やチップしか利用できなかったカラ松ですが、ここ数年の
乾燥技術の向上で、無垢材の構造材として使えるようになっています。
防風シートを先貼りしてから、垂木を掛けて
バラ板といわれる松材の野地板を張っています。
野地板の替わりに構造用合板を張るケースがほとんどですが
やはりこの部位に合板を使うのは耐久性に疑問があります。
だいたい組みあがった様子です。土台敷きからここまで4日程
かかりましたが、幸いにも雨に降られずにすみました。
次回は屋根造作と外装下地の模様を。 (田)