ブログ|札幌市の注文住宅や新築一戸建住宅の見学会やエコなイベント情報

2012年06月29日

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 17

英国でエコ旅  その17
ロンドンのオーガニックレストラン

今回の旅の楽しみの一つが、ロンドンでオーガニック
レストランを食べ歩くことでした。 と言っても実際に
食事が出来たのは2店だけ。量り売りの「Tibis 」
は照度を落とし、カウンターは英国のパブスタイルそのまま。
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中央に照明で演出された円形のセルフカウンターがあり、
好きな料理をお皿に盛り、グラムを量り清算するシステムです。
地下には、子供の遊び場とファミリー用らしき席になっていて、
子供に目配りしながら楽しく落ち着いて食事が楽しめそうでした。
こんなオーガニックレストラン日本には無いな・・きっと。面白い!
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「Tibis」とは「ちょっとづつ」の意味だとか・・・おいしい料理が並びます。
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 こちらのレストランでは、メニューや料理の片隅に、ベジタリアンやビーガン
 が食べられる料理かを表示していますが、日本では見ることはありません。
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さていよいよ次回はエコ旅最後の訪問地、アースシップ・ブライトンです。
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー 西條正幸がお伝えしています。

2012年06月26日

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 16

英国でエコ旅 その16
ロンドン郊外 ・ ゼロエネルギー住宅団地『 Bed Zed 』

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ロンドン南西部、ウオリントン地区に建つゼロエネルギー住宅団地。
もうすっかり有名になったカラフルな換気用のカウルを頭に載せ、
南面はガラス張りのパッシブソーラーデザインの建物が並びます。
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下水道計画跡地に建てられたオフィスと住宅棟の他、バイオマス燃料
で熱と電気を供給するプラントが併設します。高断熱と蓄熱性能を高め、
エネルギー消費ゼロを目指すゼロエネルギー住宅団地のモデル事業です。
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オフィイス内にはモデルルームがあり、無料で見学できます。
1階南面のオープンガーデンの他、3階のルーフテラスの様子も
見ることが出来ます。また、エネルギー消費を少なくするための
ヒントを提案する展示スペースなども見ることが出来ました。
英国のエコ旅もいよいよ終盤にさしかかりラストスパート。
次回はロンドンのおすすめオーガニックレストランです。
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー 西條正幸がお伝えしています。

2012年06月25日

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 15

英国でエコ旅 その15
ロンドン の かわいらしい都市農園  
『 ハックニーシティファーム 』

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ロンドン市内の住宅地内にある小さなシティファームです。
グリニッジに長居をしすぎて着いた時にはもう閉園まじか。
ゆっくり見る間も無く、駆け足で写真をバシバシ撮りました。
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小さいながらも飼育動物の飼育舎と菜園がとなりあっていて、
カフェとショップも併設しています。菜園の管理は市民の
ボランティアが作業を手伝う代わりに収穫物がもらえるらしい。
ちょうどこの日は、バンクホリデーの祭日で、小学生くらいの
子供が問い合わせの電話対応やお手伝いをしていました。
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市民が運営に参加しながら、生き物や植物に触れ、学べる
環境が必要なのだと感じた、小さなシティファームでした。
札幌のもこんなシティファームが出来たら良いのになー。
次回はロンドン郊外のゼロエネルギー住宅団地『Bed Zed』です。
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー 西條正幸がお伝えしています

2012年06月24日

花フェスタに行く!

「花フェスタ札幌2012」
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札幌市の大通り公園で毎年この時期に開催されている恒例の
花のイベント。今年は6月23日から7月1日までの開催です。
花の販売や飲食のブーステントが所狭しと並び、すごい人出です。
毎年必ず出かけているイベントの一つで、ハーブや野菜の苗などの
出物を探すのが目的なのです。英国の旅で苗づくりを断念したため
オクラの苗(¥50)を8ポット買いました。あとはないしょ・・・
4丁目では高校生のガーデニングコンテストの作品が公開中ですよ。
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2012年06月23日

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 14

英国でエコ旅 その14
ロンドンの最新エコ団地『グリニッジ・ミレニアムビレッジ』

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天文台で有名なグリニッジに建設中の、サスティナブル建築で
作られている巨大な集合住宅団地。目の前にテムズ川、裏には
水鳥が戯れる人口池、そしてさまざまな生き物たちが生息する
ビオトープが隣接するなど、独特の自然環境をつくり出しています。
建物は、環境にやさしい塗料でペイントされたカラフルな木が
使われていて、 伝統的なレンガや石造りの建物に見慣れたいた
旅の後半には、なんだか新鮮だった。
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以下 雑誌「ソトコト」の英国のオーガニック建築より
2007年にスタートした約900世帯の巨大な集合住宅
15年にはさらに3倍の2700世帯にまで広がる予定。
サスティナブルコミュニティーの形成を目指している。
元はガス会社で、草木の生えない土地だったエリアを
再生し、かつてのテムズ河の自然を蘇らせるコンセプト。
人工池が造られ水鳥が集い、トン歩の飛び交う素朴な風景
と、カラフルな色合いは環境に優しい塗料を使い、木製窓
やドアに環境に配慮された木材を使い断熱性を向上させた。
熱や電力システムは自家発電で50%を補うなど設備も充実。
ショッピングセンターや学校、住民センターなどの生活に
必要な施設は徒歩圏にそろい、環境は整備されていた。
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ビオトープの管理棟・木道伝いに進むと現れるコウモリの小屋や
柳で出来たトンネルやテント・鳥ののぞき窓を開けたフェンスや
水鳥の観察小屋などが、ミレニアムビレッジに隣接しているのです。
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そしてここまで来たらもう一足伸ばして、グリニッジ天文台見学。
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やはりフィッシュアンドチップスを食べずには帰れない。
と言う訳でランチにいただく。この後大変なことになると
は思いもせず、なんだかんだと時間を費やしてしまった。
次回はロンドンの『 ハックニーシティファーム 』です
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー 西條正幸がお伝えしています。

2012年06月21日

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 13

英国でエコ旅 その13
薬草の庭『チエルシー・フィジック・ガーデン』

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フラワーショウでも有名なチエルシー地区にあるガーデン。
世界の薬草を栽培している、珍しい薬草専門の庭があるのです。
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かつて、世界中からプラントハンターが集めてきた薬草を、
生育地域ごとに分けて、栽培展示しているゾーンもあった。
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エデンプロジェクトと比べると、古い感じは否めないところだが、
古いながらも良い感じの木製の温室や、ギフトショップもあり楽しめた。
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近くには、チエルシー・ファーマーズマーケットがある。
花の苗や種、ガーデン雑貨などが販売され、レストランや
オーガニック食品・雑貨のマーケットなどがそろっている。
お土産のオーガニックティーやお菓子はここでゲットしました。
次回は天文台で有名なグリニッジ地区に建設中の『ミレニアムビレッジ』です。
『エコ旅どうでしょう』はエコ空間デザイナー 西條正幸がお伝えします。

2012年06月19日

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 12

英国でエコ旅 その12
ロンドンのメリルボーン・ファーマーズマーケット

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パディントン駅に到着後、近くのホテルへチエックイン。
荷物を部屋に運びすぐにタクシーに乗り向かったのは、
メリルボーンにあるオーガニックマーケットでした。
駐車場を利用し、日曜日の午後2時まで開催しています。
オーガニックファームがたくさん集まっていて、野菜やパン、
肉、魚、乳製品、ジャムやジュースなどの加工品などが並びます。
英国では週末に生産者が直接消費者と顔御合わせて販売を
するファーマーズマーケットがいろいろと開かれているのです。
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キノコ農家の実演していた、マッシュルームのサンドイッチが
おいしそうだったので、食べてみました。これがマッシュルーム?
『オイスターマッシュルーム』・・・実はヒラタケなのでした。
次回は薬草専門の庭園『チエルシー・フィジック・ガーデン』
『エコ旅どうでしょう』はエコ空間デザイナー 西條正幸がお伝えしています。 

2012年06月18日

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 12

英国でエコ旅 その12
港町 『 プリマス 』で一休み

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エデンプロジェクトから車で60分ほどでコーンウオールで
最大の港町プリマスへ到着。ホテルにチエックイン後、
速攻でレンタカーを返却に行きました。戻るとすでに夕刻、
旧市街と港地区バービカンを散歩しながら夕食レストラン
探し、シーフードのおいしいお店を見つけました。
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ウインドウショッピングで見つけた雑貨屋さん、この手の
魚や鳥グッツには目のない僕ですが、残念ながらすでに店じまい。
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夕食にムール貝を注文しました。子供のころによく食べたイガイ
よりも上品な味、ワインのお供でペロリとたいらげた。
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翌朝早く、列車に乗り4時間弱、ロンドンへ向かいます。
残る滞在地はロンドンとブライトンの2都市となりました。
列車の席は対面式の大きなテーブルがありとても快適です。
次回からはいよいよロンドン周辺のエコ事情を紹介します。
エコ旅どうでしょう!はエコ空間デザイナー 西條正幸がお伝えしています。

2012年06月17日

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 11

英国でエコ旅 その11
2つの宇宙ドームと教育センター『The Core』

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2001年エデンプロジェクトは粘土を採掘した後残された、
深さ60メートルのクレーター(15ha)の敷地に、2つの
巨大な温室を作り上げた。 敷地内には植物が育つ良い土が
無いため、廃棄物をリサイクルした堆肥と残った粘土を合わせ、
土づくりから始まりました。 不毛の大地を再生し世界中の
4500種の植物が生育する、世界最大級の施設となりました。
熱帯多湿バイオーム
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熱帯雨林を再現したドームは長さ240m×幅110m
高さ55m、雨水を利用した噴霧装置で加湿されているため、
まさに熱帯多湿。背の高い、大型植物やコーヒー・ゴムの木
などのプランテーション。 滝やマレーシアの高床式住居と
家庭菜園の様子が再現されていて、異国の菜園生活が感じられた。
温帯バイオーム
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南アフリカ・地中海・カリフォルニアなどの地中海性気候帯を
再現した、長さ200m×幅100m高さ47mの少し小ぶりな
ドーム。 色とりどりの花やハーブそして低木やが生い茂る、
カラッとした温暖な気候を再現していて気持ちが好い。
大きな鍋で作る地中海料理のオープンカフェもあり楽しい。
環境教育センター 『ザ・コア』
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2005年に完成した、環境教育のための様々な展示コーナーを
持つ施設。建物は、植物の葉をモチーフにデザインされていて、
リサイクル可能な建材とソーラー発電や雨水収水システムなどを
備えるエコロジー建築で建てられています。 展示コーナーの
『植物エンジン』は人間が植物から受けている様々な恩恵を知らせる。
ショップ&レストラン
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エデンでは2つのドームの間にある、大きな2つのレストランでは、
施設内で栽培された食材を使いながら、おいしい料理提供していて、
結婚式やパーティーなどにも使われているようです。
また、ショップでは植物に関連するグッツを販売していました。
1日かけてエデンを見学(でも駆け足で・・)後はプリマス
でレンタカーを返し、翌日列車でロンドンへ向けて出発です。
英国でエコ旅、旅の報告も始めてみるとけっこう大変、
毎回写真選びからフィニッシュまでに2時間コースです。
終盤に向けて最後まで何とか頑張ります。
さて次回は、港町プリマスで一休みしようかな・・・。
『エコ旅どうでしょう』は空間デザイナー 西條正幸 がお伝えしています。

2012年06月16日

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 10


英国でエコ旅 その10
世界最大の巨大植物ドーム『 エデンプロジェクト 前編 』

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コーンウォールの陶土採掘跡地に建つ2つの巨大な屋根付きバイオドームは、
熱帯雨林を再現した多湿熱帯バイオドームと、地中海やカリフォルニアなどを
再現した温暖バイオドーム。 そして教育センター『The Core』と
屋外のバイオームで構成された、全世界4500種類もの植物が主役となった
巨大プロジェクトです。細部にアーテイスティツクな展示や装飾がなされた
とても素敵なところで、毎日たくさんの方が訪れていました。
特に野菜が美しく並ぶベジタブルガーデンに囲まれたオープンテラスや、
パーマカルチャーガーデンをつくるための様々な手法が一目でわかるデモ菜園など、
僕にとっては、参考になることも多くとても楽しい見どころ満載の環境施設でした。
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屋外のバイオームと呼ばれる庭園も楽しい空間がひろがる。
生きた柳を使った瞑想のためのティピーとビクトリア時代の
庭を再生したヘリガンでみられる像も見られます。
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グローバルガーデンでは世界各地の野菜をゾーンごとに栽培し
パーマカルチャーガーデンの作り方を表現しているようだ。
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 メディカルハーブ畑では、出来上がった薬の入ったカプセルが
植物の前に並び、ビフォーアフターが解りやすい展示法が面白い。
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畑好きにはたまらない、野菜が主役の美しいガーデンに
囲まれたオープンテラスで食事が出来るのでした。
こんな奇麗な野菜畑見た事ありません。つい写真も大きくなる。
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植物の生産品が無くなると暮らしはどうなるのか・・・
そんな動く展示ブースが入場ゲートの前にありました。
植物に関わるアートな作品が植物と人のつながりが
エデンプロジェクトの大切なテーマなのでした。
次回はエデンプロジェクト 後編 バイオドームを紹介します。
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー 西條正幸 がお伝えしています。