不安定なお天気が続く札幌ですが、本日は晴天なり。この隙間をねらって、倉庫前の駐車場では外壁用の杉板に塗装をする作業が行われています。
塗装杉板の天日干し
ローラーを使うので何方でも簡単!
塗料開封時は底に顔料が溜まっているので、良く混ぜます
ドノス<リボス>:高い耐候性・撥水性で優れた防腐効果を発揮する、良く伸びる浸透性耐候性オイル
ビオプラス西條デザインのエントランスポーチには、”枯葉です”という風情の枯葉が落ちています。
2011年10月27日
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新築工事をする場合、建築基準法という法律とともに、地方の特定行政庁(札幌の場合は札幌市)の都市計画をもとにした決まりごとを守らなければなりません。建物は道路境界から1.5m離しなさいとか、塀は高く作ってはいけませんとか、小さな敷地分割はできませんよ、とか。良好な住環境を守るためにあるようです。「条例と」いうことばの約束もありますが、今日は「地区計画等の区域内における行為の届出」をするために札幌市役所を訪れました。久しぶりに訪れる市庁舎はいろいろと面白く、ついつい寄り道もしてしまいます。
市役所のホワイエには北海道産カラマツ集製材のベンチがあったり
北海道産材でつくられたカフェコーナーがあったり
市役所の北側には記念写真スポットとして有名な時計台があすので、近代建築散歩を。
残念ながらの曇り空ではありますが、それはそれでよいものです。
■正式名称:旧札幌農学校演武場・・・生徒の心身を鍛えるために兵式訓練や体育の授業を行うために作られたそうです。
■設計者:開拓使工業局主席技術者・安達喜幸
■竣工:1878(明治11)年10月16日※竣工時は時計がなく、その後時計を乗せるために改修工事があったそうです。
現在は講演会や音楽イベントなどの会場になるなど、現役建物として活躍しています。
☆のマークは北海道開拓使の旗にあった印です。
「開拓使」というものは北海道の歴史につきもので、何気なくあたりまえの存在として認識してきましたが、日本の歴史からみると、現代に置き換えることのできない特殊なものではないでしょうか。日本人の集団が旗を掲げて、北海道へやってきた光景を想像すると、北海道はやはり日本ではなかったのですね。と思いました。
2011年10月26日
壁紙のり
先ほど、ちょっとした頼まれ仕事で糊の発注をしました。ビオプラス西條デザインの内装仕上げは、国産の木の板張り、左官仕事の珪藻土やホタテ漆喰、内装仕事の布貼りか紙貼りです。この壁紙を貼る糊には『貼れ晴れ』という糊を使います。主成分は「でんぷん」。JIS A 6922 「壁紙施工用澱粉系接着剤」と品質基準も満たしています。接着剤は現場の施工の容易さや、接着強さの要求により、メーカーも研究を重ねながら新しい商品を出してきたわけですが、「でんぷん」の成分で作られた糊が一番安心ということみたいです。「糊」。壁紙だけではなく、いろいろなところに必要なものです。糊みたいな人とかも。
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WEBマガジン『FIL』発刊
お会いした編集の方のお話を聞いた際、今月の『自然素材を楽しむ講座』も共通のものがあるのを知りました。ぼうーっとしていると、せっかくの機会を逃してしまいます。(どちらかというと、逃すのが得意です)
今月(今週末なんですが・・・)の『自然素材を楽しむ講座』はハンドマッサージについて教えていただきます。講師は『TAO』の宇山由香さんです。
■日 時:10月29日(土曜日)13:30-16:00
■会 場:木の家モデル「伏古の家」 札幌市東区伏古4条5丁目3
■参加費:2500円
■定 員:10名 (まだ若干の余裕はございます。ご興味のあるかたはどうぞ!)
2011年10月24日
ガス調理器
ビオプラス西條デザインはいわゆる「注文住宅」というくくりの家づくりを行っていますので、キッチンなどの設備機器もお客様のご希望でお選びいただくことができます。とは申しましても、最初の予算組の段階からお客様に商品の選定をしてもらうことは珍しく、ある程度のご提案をさせてもらいます。改めて商品カタログをめくってゆくと、充実した機能説明を読み込んでしまいます。
付属品のダッチオーブンを使うとパンも焼けますし、他の付属品を使うと10インチのピザも焼けます。夢がひろがります。こちらの商品はお値段も良く、定価で¥330,000とのこと。現在、自分で使っているガス調理器とはすべてが「別世界だな」と思いつつも、お客様へはこちらのような商品を提案してしまいます。
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銀杏が色づきはじめています
畑で大根を収穫してきました。葉っぱは硬いので、細かく刻んだほうが良いですね。
2011年10月21日
百合が原公園
2011年10月20日
外壁改修の頃
ビオプラス西條デザイン施工の新築住宅の外壁は、木酢液につけた杉板か、ドイツ・リボス社の塗料で仕上げる杉板が多いです。見学会にいらしたお客様が杉板の外壁をお好みになり、外壁改修工事の相談もときどきいただきます。防火の規則などにより板だけでは認められない場合は、下地に不燃材料をいれるなどすると、板を張ることもできます。
既存壁のサイディングが経年劣化してきたために、板張りにしたいというご相談を承り現況をみせていただきました。
タイル模様のサイディングの一部がはがれてしまいました。
たしかに、何かしら手入れをするべきですね。
サイディングと言っても、今はいろいろな材質のものがあります。それにより耐用年数も大きく違ってきますので、新築の場合のサイディング採用でも、設計者や施工者とよく相談することが大切です。
こちらは軽量気泡コンクリートの外壁に吹付タイルという仕上げ
窓廻りは水の処理いかんで、劣化度におおきな影響を与えるところです。
この傷は、なんとお隣の雪の塊が当たった際についたとのこと
外壁と一緒に話題になるのは屋根。「どうもねぇ、雨か水がどこかで・・・」というような言葉を、どちらのお宅でもありました。マンションの修繕積立と同じように、戸建て住宅でも修繕積立は必要ですが、マンションほどは必要ありません。
車窓から見える山の色はすっかり秋のそれとなっていました。秋はどんどん深まっています。
2011年10月19日
札幌デザインウィーク
札幌もデザインウィークがはじまりました。
『SAPPORO DESIGN WEEK 2011』メインテーマは「人とデザインの関係はLOVE」
LOVE・愛。いいですねえ。
”インテリアデザイナー体験セミナー”<北海道インテリアプランナー協会>お知らせいただきました。
「インテリアデザイナーになりきって、プレゼンテーションボードを作ります。カーテンの生地や床材などの素材を使って、お部屋のコーディネートを作りましょう。どんなお部屋ができあがるかな?」対象は小学校3年生以上となっておりますので、大人でもさせてもらえるかもしれません。
開催日時:10月22日・23日 ①11:00~ ②13:00~ ③15:00~
開催場所:札幌駅前通地下歩行空間北1条イベントスペース
照明器具メーカーDAIKOさんは、スカイツリーのライティングデザインをされた方のセミナー開催です。こちらは専門職向けですが、懇親会もちょっと美味しいものがあったり・・・懇親できます。
照明ということでひとつ。この頃はLED電球の価格もだんだん下がってきました。節電という意識とは別に経済的な印象です。例えば60W白熱球と同等の光束を得るとしましたら、LED電球だと6Wの消費電力だそうです。電球自体も長持ちしますし、そろそろ導入しても良い頃かと思います。
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春じゃなくてもたけのこ
2011年10月18日
菜園NOTE
本日、午後現在の気温は9℃くらいの札幌。来年用の手帳が店頭に並ぶ頃となりました。
『菜園NOTE』も発売されております。今年もカレンダーとセットの「菜園BOX」も同じく発売です。北海道内の書店はもちろん、東京、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の大型書店の店頭でもご覧いただけますので、どうぞお手にとってみてください。
ページを開き、左下にあるイラストは、毎月違うことにお気づきでしたでしょうか
10月・神無月・新酒を醸す月「醸成月」(かみなんつき)はたしかに酒のイメージ
11月・霜月・収穫が終わって穀物の豊かな月「食物月」(おしものつき)は俵のイラスト
12月・師走・師匠の僧が東西を馳せる月「師馳す」(しはす)は・・・雪景色ですね
醸すという言葉や意味について正しく学んだこともありませんが、なんとなくイメージ出来て、そしてそのイメージも遠からずかな?と一人で納得していたりします。「醸蔵」(かもくら)というお店で美味しい日本酒を頂いたことがあるからかと思います。