当別エコアパートプロジェクトが始まりました
札幌のとなり町、当別町の中心地で、4世帯の
エコアパートの計画が進められています。
オーナーとの打ち合わせで最大の課題であった
予算調整も何とか乗り越えられそう。
僕たちは、建築設計と監理を担当しています。
今秋には着工し、来年春には入居が始められます。
東京のエコアパート「花園荘」と同じ長屋仕立ての
メゾネットタイプで、前庭には菜園スペースが設け
られています。
北海道の無垢の木と自然素材を生かした建築に、
ペレットストーブの暖房設備が備わった、冬も暖か
北海道版エコアパートが誕生します。
来春の完成まで進行状況は随時報告して行きたいと思います。
2013年05月23日
コンクリートブロック住宅をリモデルします。
北海道型リモデル住宅プロジェクト その6
全ての窓を古いアルミサッシから断熱樹脂性サッシに取り換えて、
屋根と外壁面・基礎の断熱工事をキッチリ施工します。
外壁のコンクリートブロックの室内側はそのまま蓄熱体とするため
表しのまま仕上げます。外壁と基礎は10センチ厚の発砲スチロール
の断熱材で壁全体をスッポリ包みます。
屋根下地の補強を済ませた後、室内側天井に透湿シートを貼り、気密と
通気空間を確保します。 さらに断熱層を作るため屋根下地を組み直し、
古紙再生断熱材をブローイング工法で20センチ厚で吹き込みました。
左官屋さんが基礎廻りを仕上げています。外断熱基礎の発砲断熱材は
白アリが大好きなため、土の中で見えない部分にもモルタルを塗ります。
(札幌は白アリの被害はありませんが温暖化が進めば・・・・・)
仕上げはクシ引きでスキッと仕上げます。