百合が原の自然派リノベーション現場。外壁側の断熱工事が終了。セルロースファーバー断熱材をブローイング施工し、マットレスのようにパンパンに断熱材がつまっています。標準仕様のセルロースファイバー断熱材は札幌のとなり町、江別市の工場で、新聞古紙を回収して製造しています。製造コスト、エネルギー消費も断熱材の中では最も低く、 原材料もタダ同然?(笑)の再生利用のエコ断熱材の優等生。自然素材の湿度吸ったり吐いたりする性能を生かすために、可変透湿 気密シートを貼ってます。寒い北海道の、高気密高断熱住宅でも呼吸する壁をもつ住まいが出来るんです。
2014年08月16日
北海道の木ONLY!『岩見沢の家』 2
岩見沢の家でも施主施工のセルフビルドに挑戦。
施主のHさん、姉妹で一日がんばりました。
今回施工したのは、昨年末僕の事務所のトイレに試験施工した、
北海道産のゼオライトと石灰が主成分の塗り壁材です。
ホタテ塗り壁『うみびと』との違いは、ゼオライトの吸着性と石灰の
アルカリ性分の高さを生かしで、消臭や抗菌性に優れた材料にしたこと。
今回から実際に洗面所とトイレの壁に施工します。
左官コテを握るのは初体験! まずはイメージトレーニングです。
エアーシャカン!材料をコテに乗せる練習から始めます。
その間に、スタッフが材用に水を適量入れハンドミキサーで練ります。
水の量がなかなか微妙で、ちょうど良い練りかげんに調整するには、
最初は水を少なめにし徐々に加え調整します。
さて、練りあがった材料をコテ板にのせ、角コテで塗っていきます。
基本は、3段階で仕上げていきます。
1・まずは、深く考えずどんどん材料を壁に塗り付けていきます。
2・角や枠際をしっかり押さえながら壁面を均等にならします。
3・最後に好みのパターンで仕上げます。
コテむらを生かした、ランダム仕上げで夕方前には完成しました。
2014年08月11日
北海道の自然素材で建てた厚別の家 1
セルフビルドで塗り壁体験
夏休みを利用して、お施主さん家族が塗り壁に挑戦しています。
石膏ボードにジョイントパテをした下地に、ホタテ貝殻の粉末を
塗り壁にオリジナルブレンドした『うみびと』ホタテ塗り壁を
左官コテで塗りこんでいます。1度塗りで仕上がるナカナカの
すぐれもの。石灰を使用していないので、アルカリ度が低く木肌
や手荒れがなく、塗り壁の粉塵を心配される方にも安心です。
ホタテ貝殻と少量の食品レベルの天然のりだけで出来ているので、
食べられる壁(笑)がウリです。 施主施工・頑張ってくださ~い!
外壁の板張りはほぼ仕上がっていました。道産のスギとカラマツを使用。
僕たちが実践で一番最初に使用し始めた、木酢液仕上げの木板仕上。
最近では他の工務店が使う姿を見かけるようになりました。
いつもながら、先陣を切る身は複雑な心境であります。
『厚別の家』の見学会は9月6日(土)・7日(日)の2日間開催。
見学希望者名簿の方に、DMでのご案内になります。待っててね~。
2012年02月25日
味噌仕込み
自然素材を楽しむ講座の2月は、オーガニック・自然食品専門店「らる畑」の橋本まほろさんを講師にお迎えしての味噌づくり講座です。
材料は北海道産有機大豆、北海道産の農薬・化学肥料不使用の米麹、ミネラル塩。
味噌用の大豆はたんぱく質が多い国産のものを進めしますとのことでした。輸入品は脂質が多いそうです(知りませんでしたぁ)。
圧力釜で大豆を茹で上げます
ぷっくぷくのかわいい大豆です
あたたかいうちに麺棒などでつぶしてゆきます(今日の大豆は指でもつぶせました)
ミネラル塩と麹を混ぜ合わせておきます
麹
手の触感も味わっていただくために、みなさんで!
麹と塩とつぶした大豆をみんなでこねこねします
みみたぶくらいの硬さ
団子状にして保存容器にたたきつけるように!
あとは焼酎少々をふってラップを敷きこんで保存します。時々、顔をみつつ、一年くらい経ったら食べごろだそうです。・・・待てない、けれど、待たねば美味しくならない。ああ。
お持ちいただいた二年ものと一年もののお味噌でお味噌汁を作っていただきました。「美味しい~」という声があちこちで聞こえてきましたね☆
2011年12月21日
味噌づくり講座
自然素材を楽しむ講座の来年2月は味噌づくりです。良質なタンパク源として知られる味噌ですが、その美容効果も注目されています。食物酵素による整腸作用、大豆イソフラボンの美容効果、大豆サポニンのアンチエイジング効果、大豆レシチンの中性脂肪燃焼促進効果など多数の”効果”があるそうです。そんな魅力的な食材である味噌を自分で作ってみましょう!という講座です。一人ではなかなか実行できない味噌づくりですが、この機会に是非チャレンジしてみてください!
■講 師:橋本まほろさん
■日 時:平成24年2月25日(土曜日)午後1:30~午後4:00
■会 場:木の家モデル「伏古の家」—札幌市東区伏古4条5丁目3
■参加費:2500円
■定 員:8人(お申込み順)
☆原材料は有機食材のお店「らる畑」さんより、有機栽培の大豆、お塩は厳選された逸品、米麹は農薬・化学肥料を使わないで育ったお米から作ったものを用意していただく予定です。
らる畑さんへ打ち合わせに伺った帰りに、お隣のお蕎麦屋さんが美味しそうだったので寄らせてもらいました。寒さもあり、メニューをちゃんと見ることもなく「かけ蕎麦をお願いしまっす!」と注文しましたら、お店のご主人が困った顔(眉毛の高さが左右で違ってくるような表情!)で「・・・あの、うちの蕎麦はシメに食べてもらうことにしているんですよ・・・」と。飲まねばならないお蕎麦屋さんでした。通常は飲みたいわたしですが、その日は何故かそうでもなく、「ああーそうなんですねー。ごめんなさいー。またにしますね(ニコ)」と恥ずかしげもなくさくっとお店を後にしたのでした。ご主人を困らせて申し訳ないことをしてしまいましたが、自分の空気を読まなさ加減がちょっと可笑しく、お店を出て一人笑いしてしまいました。
2011年12月13日
クリスマスリース☆
今月の「自然素材」を楽しむ講座はクリスマスシーズンということで、講師に北海道コテージガーデンの梅木あゆみさんをお迎えして、クリスマスリースづくりです。この講座を企画したこともあり、市販のリースをリサーチして歩きましたが、フレッシュなヒバを使うリースの贅沢感は梅木さんの講座ならではのものかと思います。震災から今も続く原発の事故で、心のなかは常にざわざわとしたものがあるなか、贅沢な素材できれいなリースを作れることを心から「幸せ」だと実感したひとときでした。参加してくださった皆様、お忙しい時期に教えてくださいました梅木さん、楽しい時間をありがとうございました。この講座に普段は興味を示さない代表Sさんですが、梅木さんのファンということで、会場で写真を撮ったり、お家から美味しいハーブティーを持ってきて淹れてくれたりしていました(* ̄▽ ̄)
今回は担当者の独断で、素材にはヒバをリクエストしました。
かわいいんですよ。
ここまで約1時間ちょいかかっています。
あずさちゃんらしいです!
このりんごは食べても美味しいとのことでした(・・・食べていませんけどね)
今回は梅木さんがご用意してくださった、たくさんの素敵なリボンの中からそれぞれ選ばせてもらえました☆うれしいーですね。
写真用に掛けてみましたが、我が家のドアにはもう少しチープなほうが納まり良いかな?
2011年11月26日
クリスマス・リース
街中にはクリスマスソングも流れ、お店のウィンドウ・ディスプレイはクリスマス仕様になりました。家の玄関ドアに手作りのリースを飾って、それぞれの”幸”を呼びたいですね・・・というか、自分で作るって楽しそう!です。来月の「自然素材」を楽しむ講座は、コテージ・ガーデンの梅木あゆみさんを講師にお招きしまして、クリスマス・リース作りです。百合が原公園にあります、コテージ・ガーデンさんの店舗でも、リース作り教室が開かれておりましたので、見学させていただきました。現在、百合が原のお店では『今をときめくフローリストの作品が並ぶ―クリスマス・ディスプレイ』展が開催されております。なんと素敵な作品を購入することも出来ます!
こちらのコテージガーデンさんのHPで詳しいご案内があります。お近くの方は是非お足運びください!
今日の教室の見本・・・ヒバの良い香りがしましたぁ
作品はどれもこれも素敵!
札幌ではなかなか手に入らないようなリボンもたくさん!この機会に是非!という感じです。
この季節はやはりシクラメン。小ぶりのものは寄植えにされて、可憐な雰囲気です。
-12月の講座のご案内-
■講 師:梅木あゆみさん
■日 時:12月11日(日曜日)13:30~16:00頃
■会 場:木の家モデル「伏古の家」札幌市東区伏古4条5丁目3
■参加費:3500円
問い合わせ先:ビオプラス西條デザイン (担当:石若)TEL:011-774-8599
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建築家の仕事。基本的にはその土地から繋がってゆく、建ちあがってゆくものを作るというのが一番最初にあるイメージかと思いますが、「内装-インテリア」という仕事もあります。北海道に拠点を構えながら、国内のあちこちで仕事をされていらっしゃる建築家・五十嵐淳さんのインテリアのお仕事を拝見してきました。講座のフライヤーなどを置かせていただいたり、ご協力いただいている『Fortuna』のリニューアルオープンの仕事現場です。入れ物のなかの器は「余韻の残る空間」という印象でした。
1階はギャラリー兼イベントスペース『SYMBIOSIS』・・・オープニングは蒲原みどりさんと小倉隼人さんの作品展
枠なしの建具・・・チリをどこに持ってくるか
2011年11月21日
粘土-陶芸
「木の家モデル」を会場とした「自然素材」を楽しむ講座の11月は陶芸講座でした。参加ご希望者多数見込まれたために、先生のご協力を得て2部構成となり、いつものんびりしている担当者ですが、この日は無意味に「アタフタ」してしまいました・・・はい。自ら招いたのです。
講師は柴田睦子さん。先生の作品は『うつわ、こまものKohze(コウゼ)』さんでお取り扱いありますので、是非一度手にとってみてください。お料理入るとさらにべっぴんになる器です(はーと)
マグカップもしくは湯のみ、もしくはそんな感じのものをつくりますが、まずは底になる部分を決めます。
粘土をロープ状に伸ばし「底」に積んでゆきます
お一人おひとり指導していただきます
希望の大きさと形が整ってきました
削りの工程は緊張しますが、しゃりっしゃりっという音が心地よいですね
お好みの取手をつけたり
つけなくても良し
最後は「名・めい」もいれちゃいます
焼き上がりが楽しみですね。
「わたしが働くのはあたり前」とおっしゃってくださいました柴田先生、ありがとうございました!
来月は梅木あゆみさんを講師にお招きしての「クリスマスリース」づくりです。お気に入りのリースを購入するのも楽しみですが、「作る」ところから楽しむことも良いものではないでしょうか。まだ、お席に余裕がございますので、ご参加お待ちしています。来月は11日と早目の開催となっております。
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なんかですね、雪の質感・形状がですね、真冬のもののようでしたよ。
2011年11月09日
自然素材を楽しむ講座のお知らせ
今朝は冷え込みました。窓をあける時間はどんどん短くなっています。
今月の自然素材を楽しむ講座は「陶芸・マグカップづくり」です。あと、お二人分の席がございます。ご興味おありの方はお気軽にお問い合わせください。粘土をこねている時間は無心になれます。(躊躇しますが・・・あえて)「癒し」です。
講師は柴田睦子さんです!
■日 時:11月19日(土曜日)13:30~16:00
■会 場:木の家モデル「伏古の家」
■参加費:2500円
○柴田睦子さんについて
北海道生まれ。京都で器づくりを学び、2002年より札幌にて開窯。
『うつわ・こまものコウゼ』『石の蔵ギャラリー』『ギャラリーのどか』他、個展多数開催。実用的ながら、思わず笑みのこぼれるデザインは全国のファンに人気があります。ご自身の創作活動の傍ら、陶芸教室での指導も積極的に活動されています。
さらに。
来月12月はクリスマスリースづくり☆
講師は『コテージガーデン』の梅木あゆみさんです。
■日 時:12月11日(日曜日)13:30~16:00
■会 場:木の家モデル「伏古の家」
■参加費:3500円
梅木さんはとても人気がございますが・・・この講座のあることはまだどなたもご存知ないはずです!!!
ピンクのポインセチアがありました
問い合わせ先:ビオプラス西條デザイン (担当:石若)TEL:011-774-8599
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打撲で右半身が痛い水曜日の昼過ぎ。大人の人は転ぶことはあるのでしょうか。思い返してみると一年に一度は転んでいるな・・・
2011年11月05日
自然素材を楽しむ講座番外編
街を歩けば先生に出会う。そんな日があります。
公園の銀杏がきれいだったので、ブログ用に写真でもと思い、銀杏の木の下で何気なくギンナンの実を指でとると「あらっ、ダメダメ!そんなん素手でとったらかぶれちゃうんだよ!!」とハスキーボイスで注意をうけました。
「あ、そうなんですか。知りませんでしたぁ」
先生「もうーダメ。その手で顔でもこすってごらん、ああー大変だー」とおっしゃると、ご自分の自転車からビニール手袋とビニール袋を出してきました。
先生「これ、あげるから、使いなさい!」
「・・・あ、りがとうございます」(ギンナン拾いする?)と申し上げて、わずかにあったギンナンを二つ三つ拾いつつ、写真を撮りつつの散歩を続けました。しばらくすると、後方から再びハスキーボイスが「・・・あのおじさんにギンナン落としてもらうから!おいで!」と。そこまでお誘いいただいてお断りする理由もないので、後をついて行きますと”おじさん”は目指す銀杏の木の側に自転車を停めて、道具袋一式を広げ、釣竿のようなものを組み立てました。それは、先のヒッカケ部分を枝にかけて、枝を揺り動かして実を落とすお手製の道具でした。”おじさん”の「落とすよ」の一言と同時にギンナンの実がバラバラバラと音をたてながら落ちる様子は、とても心躍るものです。そうですね、上棟の餅撒きのときのようでした。そうなると、参加者は急に増えたりするものです。先生と”おじさん”のおかげで、はじめてのギンナン拾い講座に参加となったのです。棚からボタモチならぬ、銀杏からギンナン!?(そのまんまじゃ)
午後の陽射しに黄色が映えます
先生の自転車籠にあるのは一回り大きな実でした「わたしらはね、ここら辺のよりもっと大きいのを拾うの。こんなちっちゃいのはね・・・」ま、お付き合いということらしいです
”おじさん”の道具
バラバラバラ
あっという間にこんなにひろっちゃいました(果肉がやわらかくなってから、種の部分をとりだします。くっさいですよ)
もう、散りはじめています