レタスのコンパニオンプランツ。
丘珠有機農園ヒバリーヒルズ内のMY菜園です。
今年の目標の一つ、葉物野菜をフルシーズン栽培すること。
例年、夏場に虫との食べくらべに敗れて、途中で放棄。
でも今シーズンは、レタスをコンパニオンプランツにし、
2畝のベッドをローティションしながら上手く行っています。
両サイドをキク科のレタス3種とシュンギクでガードして
中2列をコマツナ(2種・早生と晩生)ミズナ・ミニチンゲンサイ
などのアブラナ科の種をまき、パオパオ(不織布)のべたがけ栽培。
雨が少なかったので、まめに水やりもしていました。
2畝目は2週間ほどづらして、同じように種をまきます。
アブラナ科の野菜は成長が早いので、間引きながら、柔らかいうちに食卓へ。
成長の遅いレタスも間引きながら食べ、アブラナ科の野菜を食べ終えて、
もう一度種をまき、2回目が成長した頃には、ちょうどレタスも大きくなってきました。
追肥は米ヌカで「えひめAI」ボカシ肥を作ってまきました。
この調子で、虫の食害をさほど受けずに、夏を乗り切れるといいけど・・・
2013年07月31日
今年のMY菜園
2013年07月28日
コンクリートブロック住宅をリモデルします
三角屋根プロジェクト その11
草屋根・緑化します。
玄関の屋根を緑化、草屋根を自前で施工しました。
セダム種が数種類植えこまれたパレットを利用します。
セダム種は高山植物の仲間で、水が少なくても生きられるため
管理が楽で、レキ質の土床をつくると、他の雑草が生えません。
北海道の冬でもたった5㎝のパレットの中で越冬てくれます。
10年以上の実績があるので本当なんですよ。
普段は見慣れない花が咲いています。
屋根下地は、アスファルトルーイングを張り込んでから、立ち上げを
板金処理し、その上からアスファル系のプライマーを塗ります。
乾いたら防水・防根シートを張り込み、立ち上げの際はコーキングで
しっかり塞ぎます。水をキープするための凹凸のあるプラスチック製
マットを両面テールで抑えながら並べます。
出来上がったら、セダムを植え付けたパレットを並べて、4方廻りに
玉砂利を並べて完成します。パレットの中の土は、有珠山の火山レキ
を使用しています。
砂利止めストッパーは、排水穴をあけたステンレスを加工してLアングル
金物は作りました。
2013年07月26日
コンクリートブロック住宅をリモデルします
2013年07月25日
苫小牧のいえ② その3
しばらく間隔が空いてしまいました。
外装工事はほぼ完了しており、現在は内部の造作工事が行われております。
今回は外装工事の様子を定点カメラ風にお送りします。
骨組みが組みあがった後は屋根をかけます。建物のシルエットが浮かび上がり家っぽくなってきています。
骨組みの上に、杉樹皮とバージンパルプをコーンスターチ糊で固めた40㍉厚の断熱ボードを貼っています。
その上に防風紙を施工。窓も取付終わっています。
この時点で内側から見ると躯体の外に貼った断熱ボードが丸見えです。
のちに躯体の中にも古紙再生の断熱材を吹き込みますので、
壁においては合計で145㍉の断熱層となっています。
地元の無垢の木材を使用するだけでなく
断熱材も生産時のエネルギーが非常に少ないものを選んで使用することを心掛けます。
本物件の外装材は、下川町森林組合で作っている木酢液に漬け込んだカラ松の板を用いました。
一枚一枚貼って釘を打っていきます。
板を全て貼り終わりました。
2階の水平方向に伸びる開口部を強調した意匠になっています。
外壁に使用した木酢液の板は今回はなんと360枚…大工さん。お疲れ様でした。
次回は内装造作の様子をお見せできるかなと思っております。
そして近々、内装の施主施工でオーナーさんの登場予定です。 (はた)
2013年07月22日
北海道版エコアパートに住もう②
菜園付きエコアパート『かたくりの里 とうべつ』着工!
既存を含めたアパート群の名称もかたくりの里にきまり、
建築確認申請も無事降りて、いよいよ着工です。
その前にエコアパートの外観を・・・・。
上のパースは今回建設する、菜園付きメゾネットタイプアパートの南側外観です。
左側の棟は2~3年後に2期工事として建設します。
模型写真を見ると、『かたくりの里』の全容が分かります。
3棟の既存アパートと2棟の新築ガレージ、そして前述のエコアパート2棟です。
建物で囲われている庭は、今回の目玉のメディカル・ハーブガーデンです。
まずはガレージの基礎工事からです。
ちょうど菜園部分に、既存の老朽化したガレージがあるので
それを撤去して先に車を移動させなければなりません。
今回は設計・監理のみの参加で、施工は他にお願いしています。
施工を担当するのは岩見沢の武部建設さんです。
武部さんは、北海道の開拓時代の古民家の解体・再生で名を馳せています。
今回のプロジェクトには既存の蛍池の再生が含まれています。
監督の金子さんと助監督の佐藤君が、涸れた池の底のレベルを計っています。
ガレージ基礎の布コンクリート打説の様子です。
コンクリート打ち放しの部位もあり、気泡を抜くのに型枠を叩いています。
オーナーの大澤さんも型枠叩きに参加しています。
(下の写真の右側の方です。)
大澤さんは『かたくりの里 とうべつ』のホームページ上で
このプロジェクトの工事の進捗状況をブログで紹介しています。
興味のある方はそちらもご覧になってください。
それではまた次回に。 (田)
2013年07月10日
コンクリートブロック住宅をリモデルします
2013年07月03日
苫小牧のいえ② その2 棟上げ風景
こんにちは。現場は着々と進んでおります。
施主施工の記事から時間はさかのぼりますが
今回は苫小牧のいえ②の棟上げ風景をご覧いただこうと思います。
もちろん本物件も北海道産の無垢材のみの使用となります。
赤っぽい色の木材がから松、白っぽいのがとど松です。
から松の大梁は約5.5メートルの長さあります。
苫小牧のいえ②は非常にシンプルな間取りをしているために
明快で力強い骨組みを作ることを目指しました。
さて、今回のメインイベントです。
家の中央に通るシンボリックな棟木。切妻屋根のてっぺんにあたる材木です。
さすがに9メートルの一本物はないので
大工さんの技で3本のから松の梁を1本に継いで行きます。
金輪継ぎという継ぎ手です。
込み栓を打ち込んで完成。
見事に1本になった9メートルの梁をクレーンで吊って
180㍉角のとど松の大黒柱の上に設置します。
うまくいきました。
棟木にむかってのぼり梁を架けてゆきます。
骨組みがそのまま家の形になっていますので、
なんとなく家の感じがみえてきました。
今回設置した存在感のある大きな棟木は室内側に露出されるので
これからもたびたび登場する予定です。 (はた)