施主の塗り壁体験を引き継ぎ塗装屋さんが壁塗りを終わらせました。
建具と造作家具を設置し、設備機器と照明器具を取り付けて内装工事は終了します。
2階の三角空間は均等に4室に間仕切り兼用の収納棚造作壁で仕切りハーフサイズになりました。
家具や建具は北海道産トドマツの幅はぎ板だけを使用して制作、室内の床と同じ亜麻仁油の
自然塗料のオイルフィニッシュ仕上げです。
トドマツはモミの木の仲間で国産の松の中でも白い肌が特徴で、葉っぱからはモミの良い香りの
精油が取れますが、木材自体は乾燥すると木の香りはほとんどしないため、木の匂いが苦手な
過敏体質の方にも問題なく使用できています。
仕上げの塗料はドイツ、リボス社の『アルドボス』という亜麻仁油のクリアー仕上げ塗料です。
ずっと使い続けている理由は、原料を契約栽培した畑の無農薬栽培、亜麻仁油を使用しているから。
同じ植物油でも、工業用に製造し、どこで作っているかわからない植物油原料の塗料と比べても
安心感、使い心地も違います。浸透性の油性塗料は塗り重ねると仕上がり感が変わり楽しいですよ。
さてさて、いよいよ今週末の2日間、オープンハウスの開催です。