2011年10月07日 追加記事

「たいへんだ。山に木の実がたりない」

と、言っても誰もふり返りはしないと思いますが、「熊がでた!」と言うと誰もがふり返ると思います。昨日の夕方から夜にかけて、頻繁に鳴ることのないわたしの携帯電話からは繰り返し受信音がなりました。すべては東京からでキーワードは「熊」。
メールでは「夕方のニュースで、Iまるの自宅近くで熊出没しているって!!帰り道、気をつけてくださいね(サイレンマーク)」←(ここのあたりは、ネオンとかピカピカしてるから熊も怖くて、出てこないと思うよ)とか。
「・・・近所迷惑なくらい熊よけの鈴鳴らして帰るんだよー」←(通勤時に鈴持ってあるかないっしょ。っていうか鈴じたい持っていないしー!)とか。
友「・・・気をつけてねー」
わたし「気をつけても会うかもしれないしねぇ。会ったら死んだふりするしかないかなぁ」
友「ダメらしいよ、死んだふり。」
わたし「そうか。じゃ、テレパシーで”わたしは美味しくないです”って言うしかないかな」
友「・・・じゅうぶん、美味しそうだと思うよ」
(たしかに)
とひとしきり笑う時間になってしまいました。しかし、昨日も今日も朝のラジオニュースでは「ゴミを外に置かないことなど、気をつけましょう!」と真剣に伝えていました。熊は基本的には怖がりで、自ら進んで人を襲う動物ではないと思いますが、人に会うと敵とみてしまうんでしょうね。
今年は山で笹の花が咲いた年。実りものがない年だと昔から言われていたそうです。札幌市内に出てきた熊は、若い熊で好奇心もあり出てきたものだというお話もありますが、基本的には山にたくさん食べ物があれば街には出てこないと思います。わたしたちは農家が作ってくれる作物を食べることが出来ますが、熊はそうは出来ないですから、ほんとうに気の毒に思います。鹿などは農家の畑ものを頂いているそうですが。アスファルトの上を歩く熊の姿を想像しただけで、せつなくなります。
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オンコの実(関東ではイチイと呼ばれています)は甘くて美味しいです
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山にたくさん栗の木があればなぁ
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これは熊の食べ物にはならないですね。はまなすの実