2013年12月02日 追加記事
北海道版エコアパートに住もう⑦
自然素材のエコアパート 構造見学会
当別に建設中のエコアパートで構造見学会が開催されました。
寒い中たくさんの参加者の方がいらしたようです。
ありがとうございました。僕は、『三角屋根プロジェクト』の当番で
行けなかったのですが、いつもエコアパのプログを書いている
設計部長の(山)さんが、張り切って準備をしていたのです。
今回の目玉は、アパートなのに壁厚が200ミリのW断熱、それも
天然木質繊維断熱材『ウッドファイバー』を使用していいることで
しょうか。高断熱化を図っても呼吸する壁を作ることができる素材、
道産の木材を使い苫小牧の工場で生産されている天然断熱材です。
この日は断熱構造がわかるような模型を手作りして説明していました。
建物を構成するほとんどの部材を道産無垢の木で賄うことになります。
せっかく断熱をしても、換気扇を24時間まわしっぱなしにして、
温めた室内の空気を外に捨ててしまうのはもったいない。
そこで、サーキュレーション効果を使って室内の空気をうまく利用
しようと、自家製のサーキュレーションBOXを作ってみたようです。
この日は、ペレットストーブの講習会も開催されていました。
アパートなのに暖房はペレットストーブなのです。良いでしょ!
オーナーの大澤さんの部屋で実際に使用されているストーブの火
を見ながらですから、とても良い雰囲気だったようです。
とても高い意識のオーナーさんあってのエコアパートです。
住人さんが早く集まって、2棟目の計画が進むと良いですね。