2011年10月20日 追加記事

外壁改修の頃

ビオプラス西條デザイン施工の新築住宅の外壁は、木酢液につけた杉板か、ドイツ・リボス社の塗料で仕上げる杉板が多いです。見学会にいらしたお客様が杉板の外壁をお好みになり、外壁改修工事の相談もときどきいただきます。防火の規則などにより板だけでは認められない場合は、下地に不燃材料をいれるなどすると、板を張ることもできます。
既存壁のサイディングが経年劣化してきたために、板張りにしたいというご相談を承り現況をみせていただきました。
k111020-1.jpg
タイル模様のサイディングの一部がはがれてしまいました。
k111020-3.jpg
たしかに、何かしら手入れをするべきですね。
サイディングと言っても、今はいろいろな材質のものがあります。それにより耐用年数も大きく違ってきますので、新築の場合のサイディング採用でも、設計者や施工者とよく相談することが大切です。
o111020-1.jpg
こちらは軽量気泡コンクリートの外壁に吹付タイルという仕上げ
窓廻りは水の処理いかんで、劣化度におおきな影響を与えるところです。
o111020-3.jpg
この傷は、なんとお隣の雪の塊が当たった際についたとのこと
外壁と一緒に話題になるのは屋根。「どうもねぇ、雨か水がどこかで・・・」というような言葉を、どちらのお宅でもありました。マンションの修繕積立と同じように、戸建て住宅でも修繕積立は必要ですが、マンションほどは必要ありません。
車窓から見える山の色はすっかり秋のそれとなっていました。秋はどんどん深まっています。