2014年11月18日 追加記事
札幌篠路@三角屋根の家 5
断熱工事が終わると石膏ボードを貼り、仕上げ工事に入ります。
天井は自然素材の壁紙クロスを貼ります。石膏ボードのつなぎ目
はパテを塗り段差とつなぎ目を目立たなくさせてから貼りますが
実はこのパテ材には防カビ材が入っていて、けっこう臭います。
主にビニールクロスを貼る下地処理に使用されるため、湿気が抜けずに
結露した時にカビの発生を防ぐためのようですが、通気性のある自然素材
の壁紙や漆喰などの塗り壁であれば防かび剤は必要ないのでは・・・・
薬剤を含まない安全な市販のパテ材が日本には無いのでドイツの自然塗料
メーカーから取り寄せたパテをずっと使っています。
もともとアルカリ性の石灰が主成分なのでカビにも強いのですが何よりも
無添加・安心です。パテが終わると仕上げ工事に移ります。
天井は麻や綿の布織物・土佐和紙・ウッドチップ入り壁紙などで仕上げます。
施工の糊は国産のでんぷん糊で防腐剤は食品レベルのビタミンC、いやな
臭いもありません。
週末はお施主さんの壁塗り体験の日、ご夫婦でセルフビルド。
96%ホタテ貝殻の粉末で食べられる壁がウリの定番となったホタテ貝殻の塗り壁材
自社オリジナルブレンドの『うみびと』を塗りました。材料に水を混ぜ、ハンド
ミキサーで混ぜ合わせるところから始め、2階の個室の壁を塗ってもらいました。
今月週末29日・30日の2日間開催のオープンハウスに向けてラストスパートです。