2011年11月05日 追加記事
自然素材を楽しむ講座番外編
街を歩けば先生に出会う。そんな日があります。
公園の銀杏がきれいだったので、ブログ用に写真でもと思い、銀杏の木の下で何気なくギンナンの実を指でとると「あらっ、ダメダメ!そんなん素手でとったらかぶれちゃうんだよ!!」とハスキーボイスで注意をうけました。
「あ、そうなんですか。知りませんでしたぁ」
先生「もうーダメ。その手で顔でもこすってごらん、ああー大変だー」とおっしゃると、ご自分の自転車からビニール手袋とビニール袋を出してきました。
先生「これ、あげるから、使いなさい!」
「・・・あ、りがとうございます」(ギンナン拾いする?)と申し上げて、わずかにあったギンナンを二つ三つ拾いつつ、写真を撮りつつの散歩を続けました。しばらくすると、後方から再びハスキーボイスが「・・・あのおじさんにギンナン落としてもらうから!おいで!」と。そこまでお誘いいただいてお断りする理由もないので、後をついて行きますと”おじさん”は目指す銀杏の木の側に自転車を停めて、道具袋一式を広げ、釣竿のようなものを組み立てました。それは、先のヒッカケ部分を枝にかけて、枝を揺り動かして実を落とすお手製の道具でした。”おじさん”の「落とすよ」の一言と同時にギンナンの実がバラバラバラと音をたてながら落ちる様子は、とても心躍るものです。そうですね、上棟の餅撒きのときのようでした。そうなると、参加者は急に増えたりするものです。先生と”おじさん”のおかげで、はじめてのギンナン拾い講座に参加となったのです。棚からボタモチならぬ、銀杏からギンナン!?(そのまんまじゃ)
午後の陽射しに黄色が映えます
先生の自転車籠にあるのは一回り大きな実でした「わたしらはね、ここら辺のよりもっと大きいのを拾うの。こんなちっちゃいのはね・・・」ま、お付き合いということらしいです
”おじさん”の道具
バラバラバラ
あっという間にこんなにひろっちゃいました(果肉がやわらかくなってから、種の部分をとりだします。くっさいですよ)
もう、散りはじめています