2012年10月13日 追加記事

拓北の家 その8

完成見学会の案内告知が先になってしまいましたが、
今回は仕上げ工事の様子をお伝えします。
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内部の塗装に使う塗料は、リボス社の自然塗料が多いのですが、
今回はアトリエベルの古色仕上げオイルフィニッシュを使いました。
国産で亜麻仁油ベースの木目が美しく出るオイルです。
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内部塗装が終わったら、天井の和紙クロス貼りです。ビニールクロスなど
ではもちろん無く、藁を漉き込んだ土佐和紙を、無添加の澱粉糊で貼っていきます。
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いよいよ塗り壁工事になります。コストダウンと、セルフビルドの
楽しみを味わうのとで、塗り壁の施主施工はけっこうお勧めです。
今回は珪藻土ではなく、ほたてシックイを選択しました。
お父さんがほたてシックイをミキサーで混ぜている様子です。
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週末を3回使って塗り壁工事を行いましたが、施主の友人家族も多数訪れて
いただき、大変賑やかで、楽しみながらのセルフビルドでした。
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塗り壁工事の合間に造作家具の取付を行いました。その後にまた、
家具との取り合い部分にほたてシックイを塗っていきます。
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家具工事と同時期でしたが気密試験を行いました。
札幌版次世代住宅の認定に義務付けられているもので、
この建物の目標値の相当隙間面積は1.0以下です。試験を行った
結果としては0.2という大変優秀な数値でした。
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塗り壁工事が終了した後、設備機器や建具等の取付です。
最後に薪ストーブを設置して、内部の工事はほぼ完了です。
次回は外構工事と完成した建物の様子をお伝えします。   (田)