2012年10月14日 追加記事
古タイヤハウスをつくる!?
ワラの家 「 番外編 」 古タイヤハウスの実験
ストローベイルハウスをつくるワークショップの
最終日は、古タイヤを積み上げ、壁を土で仕上げる
古タイヤハウスのづくりにチャレンジしました。
![]()
エコ旅の記録で紹介した英国ブライトンのアースシップ
で見た、古タイヤを使った建築を参考に越冬野菜を貯蔵
する丘室の土留めに取り入れてみました。
丘室の本体は鉄筋コンクリート造で、外側が発砲系断熱材
で囲われています。 その上からすっぽり土をかぶせて
カモフラージュするため、裏から見るとただの丘のように
見えます。かぶせる土を止めるための壁をつくります。
![]()
![]()
![]()
![]()
参加者がストローベイルの土塗りの仕上げをしている間に、
準備を始めていました。重機を使ってタイヤに土を詰め
込みながら次々に積み上げていきました。
土にセメントを混ぜると良いようですが、今回は土だけ
です。 タイヤのサイズがバラバラで隙間から土が
流れ出し苦労します。ある程度タイヤのサイズを合わると
良いですね。何とか夕方までに積み上げを完成。
![]()
![]()
翌日は朝からみんなで、土塗りが始まりました。
まずは土が崩れないように木の板をあてました。
ストローベイルに塗った下地と同じ材料を使い
まずは下塗りし、休憩後、少し固まってきたところで
タイヤの間のくぼみに土を詰めてゆきます。
ストローベールのワラを崩して土に混ぜると団子状に
固まり上手くのせることが出来ました。
ほとんどが手で直接塗り込みながらきれいに整形して
仕上げていきますが、どこまで盛るのか・・・・・
すこし考えて「Cカップ」をリクエストしてみました(笑)。
![]()
![]()
お昼の休憩後に最後に仕上げと丘室本体の正面にも
土を塗りこみ、ワークショップはすべて終了です。
まるで石を積み上げたような凹凸感の壁が出来ました。
なかなかセクシーな古タイヤと土の壁になったでしょ!
扉を付けて、土をテンコ盛りにかぶせると完成です。
![]()
![]()
今回のワークショップはトータル5日間、徐々に
チームワークもバッチリ合ってきます。
夜もみんなでキャンプしたりユースに泊まったりと
楽しく、そして完成度も満点のワークショップでした。
きまぐれな食堂「 幸 来 」のリニューアルオープンは
11月?日 お店が完成するまでもう少しかかりそう。
この後のお店づくりの経過もお伝えします。
