2011年12月06日 追加記事
新雪のにおい
まだまだ歩きやすい積雪です
南中高度が低いですね(南中高度。覚えていらっしゃいますか?理科の時間に教わりましたね)
昼休みに雪山トレッキングに行ってきました。事務所の向かいにある百合が原公園に・・・
ビオプラス西條デザインのある札幌市北区は札幌市内でも雪の多い地域であり、街中とはちょっと違う景色です。さらに、降ったばかりの雪のにおいがあり、森林浴ならぬ新雪浴という感じで、気持ちよいです。平地では日本のなかで一番最初に雪が降る北海道ですが、一番最初がほかにもありました。日本で最初に出来た気象観測台は函館の海洋気象台だそうです。
「幕末当時の背景として、伊豆の下田とならび海外への窓口となった開港場「箱館」(明治2年(1869年)以降は「函館」)には、外国人が渡来し在留するようになり、自身の必要性から、不統一ながらも気象観測が実施されていました。記録によると、ロシア人の医学者アルブレヒトは、安政6年(1859年)から2年間、箱館付近の自宅で気象の観測を行い、万延元年(1860年)には雨と雪日数を観測していました。また、ブラキストンライン(津軽海峡を境とした北海道と本州の動植物境界線)を発見したほか、いくつかの科学的業績を残したイギリス人実業家ブラキストンは、元治元年(1864年)から明治4年(1871年)までの8年間、降雨雪日数を観測し、慶応4年(1868年)からは気圧や気温の観測を行っていました。開拓使函館支庁の福士成豊(ふくしなりとよ)はブラキストンの観測を引き継ぎ、船場町(現在の函館市末広町)にあった自宅に観測機器を設置してこれを「函館気候測量所」とし、明治5年(1872年)8月26日から観測を開始しました。これが我が国の気象観測所における気象観測の始まりです。」
と函館海洋気象台のhpにありました。「へぇー」