2011年07月27日 追加記事

木工事

「木工事」は木造の家づくりの工程において、一番長い範囲を占め、職方は大工。
基礎が出来上がり、土台敷きに始まり仕上げの段になっても大工の姿がちらほらすることも良くあります。
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<写真:A田さん>
1階の床組である土台柱のある状態です。その後大引き(おおびき)も掛かります。
土台は基礎の上に乗る部材で、その上に柱を乗せたり大引きを掛けるためのもの。大引きは土台同士に掛けます。ベタ基礎の場合は基礎上面より束という部材で支えます。わたし共の現場ではベタ基礎ではないため、大引きの断面積も梁のように大きくなることもあります。
CIMG1240.JPG
<写真:A田さん>
2階の床組。けっこう大きな梁が掛かっています。図面を見ると梁せい(高さ)360mmのものもあります。
DSCN6848.JPG
(写真:Y田さん)
床材を張りだしているところ。図面によると30mmのフローリングですが根太はなしで梁と桁(ケタ)に掛けています。
構造材はすべて北海道産のトドマツとカラマツ、土台はクリです。
ご覧いただけるように柱と梁で構成される、在来軸組工法という構造方法。木造と申しましても、壁で構成するツーバイ工法や、断面積の大きな梁で構成する方法など何種類かあるなかで、おそらく一番多く採用されている工法だと思います。在来軸組の良いところは増築や改修が容易に考えられるところであります。家づくりをお考えの際にはプランだけでなく、骨組みからのご検討もお勧めします。「気骨(きこつ)のある家」なんてかっこいいですねー。
・・・と改めて「気骨」の意味をネットで検索しましたら、「気骨(きぼね)・・・気苦労、心配」というのも出てきちゃいましたがく〜(落胆した顔)
あくまでも、ここでは「きこつ・・・気概、意欲」のほうでお願いします手(チョキ)
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内緒にしていたのですが。どうしても口をふさいでいることが出来なくなりました。
『福島の特別な夏』
この2週間ほど、更新のたびにボックスティッシュ半分使うほど(ちょっと大袈裟です)