2012年06月12日
エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 9
英国でエコ旅 その9
素敵なゲストハウス『Talbontdrain』
CATに近いマハンレスの山奥、素晴らしい風景にとけ混む宿。
といっても、こんなところです。案内なしでここまで来るのは
勇気がいります。ちなみに日本人でここを訪れた方は数えるほど、
素晴らしい風景の絵葉書をもらったのでコピーしちゃいました。
前庭と温室で有機栽培した野菜が料理も提供されます。
なんと、肥料はすぐ裏にある羊舎からもら羊糞でした。
さすが英国。 日本では考えられませんね。
鶏は小屋から出されると、列になって放牧地へ向かいます。
日本とは大違い、鶏たちもストレスがなく育ちますね。
ホッカートンでも見た英国流?羊と鶏の飼育風景です。
料理自慢と聞き、夕食も予約。 ウエールズ地方ではジャガイモ
が主食のようなので、夕食にパンやライス(当然)はないのでした。
鶏と野菜のグリルと自家製野菜のサラダとルバーブのデザートです。
CATを見学した後は、一路エデンプロジェクトのあるコーンウオール
まで大移動しました。車での総移動距離は2000km近くなります。
さて次回は、世界最大の植物ドーム『エデンプロジェクト』です。
『エコ旅どうでしょう』はエコ空間デザイナー 西條正幸 がお伝えしています
素敵なゲストハウス『Talbontdrain』
CATに近いマハンレスの山奥、素晴らしい風景にとけ混む宿。
といっても、こんなところです。案内なしでここまで来るのは
勇気がいります。ちなみに日本人でここを訪れた方は数えるほど、
素晴らしい風景の絵葉書をもらったのでコピーしちゃいました。
前庭と温室で有機栽培した野菜が料理も提供されます。
なんと、肥料はすぐ裏にある羊舎からもら羊糞でした。
さすが英国。 日本では考えられませんね。
鶏は小屋から出されると、列になって放牧地へ向かいます。
日本とは大違い、鶏たちもストレスがなく育ちますね。
ホッカートンでも見た英国流?羊と鶏の飼育風景です。
料理自慢と聞き、夕食も予約。 ウエールズ地方ではジャガイモ
が主食のようなので、夕食にパンやライス(当然)はないのでした。
鶏と野菜のグリルと自家製野菜のサラダとルバーブのデザートです。
CATを見学した後は、一路エデンプロジェクトのあるコーンウオール
まで大移動しました。車での総移動距離は2000km近くなります。
さて次回は、世界最大の植物ドーム『エデンプロジェクト』です。
『エコ旅どうでしょう』はエコ空間デザイナー 西條正幸 がお伝えしています
2012年06月11日
エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 8
英国でエコ旅 その8
ウェールズのスレート鉱山後地に立つ 『 CAT 』
『 CAT 』とは
Centre For Alternative Technologyの略
テクノロジーの正しい使い方を考えるための
様々な展示・研修施設を備えた環境テーマパーク。
10年ほど前に環境財団のエコツアーで一度訪れたCATですが、
今回はちょっぴりリベンジを果たすためにやって来ました。
入場券を買うと小高い山の上のステーションまで水の力で
上り下りするケーブルカーに乗ります。前回は2月、重みを
増やすための水のため池が凍っていてケーブルカーが動かず、
徒歩で山を登ったのでした。
以前と大きく変わったことは、環境教育のための大学院施設
「WISE」が完成していたことです。エコロジー建築できた
室内を見学させてもらいましたが、ナチュラルな空間づくりで、
学生寮も完備されていて、とても素晴らしいつくりです。
食堂は施設のオーガニックレストランを併用していました。
念願のケーブルカーに乗れました。でもあっという間に到着。
インフォメーションとエコショップがあります。
ストローベイル(わら)建築のシアター。
風力発電と太陽光発電 自然エネルギーの展示。
柳を使ったトンネルはトトロのトンネル?
虫が住める塀は様々な大きさの穴をつくること。
人力でかくはんし堆肥を作る装置と植物の力で水を浄化するシステム。
以前はエコビレッジ?現在は宿泊研修などに使われています。
裏手にあるオーガニックガーデンはシーズン前で土ばかりで残念。
「WISE」は、どの空間も木と土の自然素材で仕上げられていて気持ち良い。
驚いたのは、学生食堂は夜はBARになるのです。
夜だけ開くバーカウンターには、開閉式のスライド扉がついていました。
もちろん食事と飲み物はオーガニックでしょうね。うらやましい環境です。
スレート鉱山の名残、裏山には荒々しく岩肌が見えています。
「WISE」はスレートを崩さないように建てられていました。
次回はウェールズの素敵な宿「タルボンドレイン」のお話です
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー,西條正幸 がお伝えしています。
2012年06月09日
エコ旅どうでしょう!INGLAND編 7
英国でエコ旅 その7
コッツウオルズの素敵な庭
ウインチコムで泊まったB&B・町から少し離れた古い一軒家です。
朝食後裏庭に周ると、素敵なメドーガーデンが広がっていました。
ナチュラルガーデンブックの著者で、CATのディレクターでもある
ピーターハーパー氏のチッピングカムデンにある自邸の庭です。
ガーデナーである奥さんのデザインを、自らコツコツ手作りしていました。
ずいぶん進んだようですが、完成まではもう少しかかりそうですね。
日本から持って行ったお土産の味噌と苦りを見てご機嫌のピーターさん。(右)
前回の英国旅行でも一緒だった、通訳兼ガイドの小田さん。(左)
チッピングカムデンの近くにある、素敵な庭園を見に行きました。
「ヒドコート・マナーガーデン」はナショナルトラストが管理し、
英国屈指の美しいイングリッシュガーデンが広がります。
次回はウェールズのエコロジーテーマパーク「CAT」の話です。
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー、西條正幸がお伝えしています。
コッツウオルズの素敵な庭
ウインチコムで泊まったB&B・町から少し離れた古い一軒家です。
朝食後裏庭に周ると、素敵なメドーガーデンが広がっていました。
ナチュラルガーデンブックの著者で、CATのディレクターでもある
ピーターハーパー氏のチッピングカムデンにある自邸の庭です。
ガーデナーである奥さんのデザインを、自らコツコツ手作りしていました。
ずいぶん進んだようですが、完成まではもう少しかかりそうですね。
日本から持って行ったお土産の味噌と苦りを見てご機嫌のピーターさん。(右)
前回の英国旅行でも一緒だった、通訳兼ガイドの小田さん。(左)
チッピングカムデンの近くにある、素敵な庭園を見に行きました。
「ヒドコート・マナーガーデン」はナショナルトラストが管理し、
英国屈指の美しいイングリッシュガーデンが広がります。
次回はウェールズのエコロジーテーマパーク「CAT」の話です。
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー、西條正幸がお伝えしています。
2012年06月08日
エコ旅 どうでしょう!INGLAND編 6
英国でエコ旅 その6
コッツウオルズの素敵なお店
ブロードウエイの素敵な八百屋さん。
毎朝食べた大きなマッシュルーム。
お土産にドライマッシュルームを購入。
テッドベリーの素敵なガーデン雑貨屋さん。
実はチャールズ皇太子のお店「ハイグローブ」
ウインチコムの素敵なテイールーム。「ジュリーズ」
コッツウオルズの小さな町で日本人が経営するティールーム
『Juris』で一休みしました。 2008年英国の
『トップティー・プレイス』に選ばれたお店を経営するのは、
札幌出身の宮脇さん家族のお店です。娘の樹里さん手作りの
スコーンに、クロテッドクリームをたっぷりつけていただく
「クリームティセット」を注文しました。しっとりのスコーン
とあっさりクリームとジャムのコンビネーションがGood!
英国旅行にはぜひお立ち寄りください。
コッツウオルズの素敵なお店
ブロードウエイの素敵な八百屋さん。
毎朝食べた大きなマッシュルーム。
お土産にドライマッシュルームを購入。
テッドベリーの素敵なガーデン雑貨屋さん。
実はチャールズ皇太子のお店「ハイグローブ」
ウインチコムの素敵なテイールーム。「ジュリーズ」
コッツウオルズの小さな町で日本人が経営するティールーム
『Juris』で一休みしました。 2008年英国の
『トップティー・プレイス』に選ばれたお店を経営するのは、
札幌出身の宮脇さん家族のお店です。娘の樹里さん手作りの
スコーンに、クロテッドクリームをたっぷりつけていただく
「クリームティセット」を注文しました。しっとりのスコーン
とあっさりクリームとジャムのコンビネーションがGood!
英国旅行にはぜひお立ち寄りください。
素敵なガーデンの話は、次回にします。
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー 西條正幸がお伝えしています。
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー 西條正幸がお伝えしています。
2012年06月07日
江別煉瓦で床用平角タイルをつくる
ナチュラルテラコッタ風のタイルが出来ました。
以前使っていていた、スペイン産で凍害に強い寒冷地対応の
ナチュラルテラコッタタイルと同じ風合いの床用平角タイル。
入手出来なくなってからしばらく経ちますが、ようやく手に入れました。
札幌の隣町、江別の煉瓦工場に注文して、特注で焼いてもらったのです。
ちょうど、英国へ旅に出ている間に、焼かれていたタイルが 窯から
出てきた20センチ平角タイル3000枚、出来栄えを見に行って来ました。
オーダーした、やや黄色みかかった風合いのモノが約半分で、色のムラが
けっこうあります。土のブレンドの違いや、窯に入れる際の積み方や、
火の入り方でも焼き上がりや色の出方が違ってくるようです。
何色か頼んだような感じですが、これはこれで、味わいがあって良いかな。
安さにつられて、外国産のタイルをついつい使ってしまいましたが、
昨年から、玄関とポーチの床に、江別煉瓦のタイルを使い始めました。
でもやはり平角のタイルが好きなので、オーダーで注文したのです。
これから建てる、自然派住宅の玄関や土間タイルにたっぷり使えます。
北海道産のローカルマテリアルが主役の家づくりがさらにパワーアップ!
以前使っていていた、スペイン産で凍害に強い寒冷地対応の
ナチュラルテラコッタタイルと同じ風合いの床用平角タイル。
入手出来なくなってからしばらく経ちますが、ようやく手に入れました。
札幌の隣町、江別の煉瓦工場に注文して、特注で焼いてもらったのです。
ちょうど、英国へ旅に出ている間に、焼かれていたタイルが 窯から
出てきた20センチ平角タイル3000枚、出来栄えを見に行って来ました。
オーダーした、やや黄色みかかった風合いのモノが約半分で、色のムラが
けっこうあります。土のブレンドの違いや、窯に入れる際の積み方や、
火の入り方でも焼き上がりや色の出方が違ってくるようです。
何色か頼んだような感じですが、これはこれで、味わいがあって良いかな。
安さにつられて、外国産のタイルをついつい使ってしまいましたが、
昨年から、玄関とポーチの床に、江別煉瓦のタイルを使い始めました。
でもやはり平角のタイルが好きなので、オーダーで注文したのです。
これから建てる、自然派住宅の玄関や土間タイルにたっぷり使えます。
北海道産のローカルマテリアルが主役の家づくりがさらにパワーアップ!
2012年06月06日
エコ旅 どうでしょう! ENGLAND編 5
英国でエコ旅 その5
オーガニックガーデンの展示場
『 ライトン ガーデン・オーガニック 』
英国には素晴らしいオーガニックガーデンやショップなどが点在する。
コベントリーの近郊の、オーガニックガーデンのテーマパーク、
『ライトン・オーガニック』でガイドツアーに参加してみました。
施設の構成は、ガーデンショップとレストラン・室内の展示ブース
在来種やオーガニックの種の保存室、そしてさまざまな屋外での
オーガニックガーデンのためのデモンストレーションといった構成です。
種の大切さ、土づくりやコンポストの提案といったような一般家庭での
オーガニックガーデンのモデル菜園などの身近な展示が好感を持てました。
オーガニックに特化したガーデン施設というコンセプトが素晴らしいですね。
室内展示コーナーには、農業の伝統的スタイルや野菜・種について説明する
コーナーがつくられていました。時間の関係でゆっくり見れずに残念。
伝統種やオーガニックシードの保存と管理を行っています。
アブラナ科でちょっと辛味のあるジャイアントレッド。
種を見つけて自分のお土産にしました。早く種まきしなきゃ・・・。
キューバのオーガニックガーデンの様子を展示。ソ連崩壊当時、
ここがいろいろアドバイスしたとガイドさんが話していました。
園内には20以上のさまざまなスタイルのガーデンを見ることが出来ます。
土の展示なんて面白い、実際に植物を植えて比較したコーナーもありました。
草でつくる液体肥料のデモンストレーション。コンフリーはおなじみですが、
イラクサも同様にミネラル豊富な良い材料とは初めて知りました。
生ごみをミミズを使って堆肥と液肥をつくるミミズコンポスト。
事務所でも使っているオーストラリア製「キャノワーム」の他
イギリス製の角型のコンポスターを見ました。
英国の平均的な広さの庭をオーガニックガーデンにした場合の
デモンストレーションガーデン。袋栽培やコンポストなどが見えます。
ビニールハウスの中にガーデンをつくると、こんな感じに楽しめます。
シュタイナーのバイオダイナミックガーデンやサークル状のガーデン
曲線が菜園に変化をつけ美しいオーガニックガーデンが出来ます。
無農薬・無化学肥料で育てたオーガニックな苗や種を販売しています。
お昼はオーガニックレストランで、トマトスープをいただいてから
コッツウオルズの街並みを楽しみながらこの日の最終目的地へ向かいました。
次回は素敵なコッツウオルズのお店とガーデンの話です。
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー西條 正幸がお伝えしています。
オーガニックガーデンの展示場
『 ライトン ガーデン・オーガニック 』
英国には素晴らしいオーガニックガーデンやショップなどが点在する。
コベントリーの近郊の、オーガニックガーデンのテーマパーク、
『ライトン・オーガニック』でガイドツアーに参加してみました。
施設の構成は、ガーデンショップとレストラン・室内の展示ブース
在来種やオーガニックの種の保存室、そしてさまざまな屋外での
オーガニックガーデンのためのデモンストレーションといった構成です。
種の大切さ、土づくりやコンポストの提案といったような一般家庭での
オーガニックガーデンのモデル菜園などの身近な展示が好感を持てました。
オーガニックに特化したガーデン施設というコンセプトが素晴らしいですね。
室内展示コーナーには、農業の伝統的スタイルや野菜・種について説明する
コーナーがつくられていました。時間の関係でゆっくり見れずに残念。
伝統種やオーガニックシードの保存と管理を行っています。
アブラナ科でちょっと辛味のあるジャイアントレッド。
種を見つけて自分のお土産にしました。早く種まきしなきゃ・・・。
キューバのオーガニックガーデンの様子を展示。ソ連崩壊当時、
ここがいろいろアドバイスしたとガイドさんが話していました。
園内には20以上のさまざまなスタイルのガーデンを見ることが出来ます。
土の展示なんて面白い、実際に植物を植えて比較したコーナーもありました。
草でつくる液体肥料のデモンストレーション。コンフリーはおなじみですが、
イラクサも同様にミネラル豊富な良い材料とは初めて知りました。
生ごみをミミズを使って堆肥と液肥をつくるミミズコンポスト。
事務所でも使っているオーストラリア製「キャノワーム」の他
イギリス製の角型のコンポスターを見ました。
英国の平均的な広さの庭をオーガニックガーデンにした場合の
デモンストレーションガーデン。袋栽培やコンポストなどが見えます。
ビニールハウスの中にガーデンをつくると、こんな感じに楽しめます。
シュタイナーのバイオダイナミックガーデンやサークル状のガーデン
曲線が菜園に変化をつけ美しいオーガニックガーデンが出来ます。
無農薬・無化学肥料で育てたオーガニックな苗や種を販売しています。
お昼はオーガニックレストランで、トマトスープをいただいてから
コッツウオルズの街並みを楽しみながらこの日の最終目的地へ向かいました。
次回は素敵なコッツウオルズのお店とガーデンの話です。
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー西條 正幸がお伝えしています。
2012年06月05日
エコ旅どうでしょう! ENGLAND編 4
英国でエコ旅 その4
ローエネルギー住宅の見本・英国版エコビレッジ
『 ホッカートン ハウジングプロジェクト 』
サウスエルの街と、素敵なカテドラルを見学した後、すぐ近くの隣町、
ニューアークにある5世帯のエコビレッジ『ホッカートンプロジェクト』
を見学しました。あいにくの小雨模様の中でしたが、現地に到着すると
羊と鶏がお出迎えです。27エーカー(約33000坪)の広大な土地に
羊や鶏の放牧地・パーマカルチャーガーデン・果樹林・調整池があります。
離れてみるとただの丘のように見えたところが、実は半分土に隠れた
パッシブソーラーを取り入れた、5世帯の連棟集合住宅が建っているのです。
南面が総ガラス張りのパッシブソーラーデザインで、太陽光発電システム
や風力発電などでの自給エネルギーと、雨水や調整池の水を浄化して
生活水に変える浄化システムを備えています。
熱交換換気システムなどの設備と土の下の厚い断熱層によって、熱損失が
少ない省エネ住宅になっています。また、ビレッジ内での管理は、
住人が毎週8時間の作業に従事することで成りたっているといいます。
楽しみにしていた菜園でしたが、これからが本番とはいえ、あまり
きれいとは言えないパーマカルチャーガーデンはちょっとガッカリ!
英国では定番のような、生きた柳を使った柵もありました。
生ごみは、古タイヤを使ったミミズコンポストでたい肥にしています。
ネズミが入らないように、底と蓋はコンクリート板を使っていました。
土に隠れていてまだ見えませんが、丘の下に住居があります。
丘の上に登ると、ソーラーパネルが並び、ガラス越しに住居が
つながっている様子がわかりました。大きな池にはビックリ!
ソラーパネルはプランターボックスのような箱の上に載っていて、
動かないように、箱の中には石の重しが入っているそうです。
簡単で、安価なソーラー用の架台に寒心しました感心しました。
離れた所には、管理棟の事務所と、発電用の風車が見えます。
5世帯が連なる、長屋式の連棟住宅は、土の中はコンクリート構造に
防水シートと厚い断熱ボードを外側にし土をかけています。
土から出たガラスの前室が、木フレームと木製の3層ガラス窓で構成
されていました。床・壁・天井の蓄熱性能が好いので、ほんのわずかな
電気暖房で冬を過ごせるそうで、光熱費はごくわずかで過ごせるそうです。
土の中には、コンクリートの円形土管が埋められていて
中は食品庫になっています。安定した地熱を利用することに
なるので、15度前後の室温で、卵や野菜の保管に利用していました。
管理棟の中の集会場で、スライドを見ながら説明を聞くことが
出来ます。トイレはやはりコンポストトイレでした。
あいにくの天気で写真うつりもパットしませんが、大きな池と
住棟の全景です。家の前にこんな大きな釣り堀があるなんて
釣好きにはたまらない、なんともうらやましい限りです!
池で育った鯉は、販売していて、管理費の足しになっているようです。
見学後は、この日の宿、コッツウオルズの北の玄関口、
ストラトフォード・アポン・エイボンへ向かって車を走らせました。
次回はコベントリー近郊、オーガニックガーデンの展示場
『レイトン ガーデン・オーガニック』の話です。
「エコ旅どうでしょう!」は エコ空間デザイナー 西條 正幸 がお伝えしています。
ローエネルギー住宅の見本・英国版エコビレッジ
『 ホッカートン ハウジングプロジェクト 』
サウスエルの街と、素敵なカテドラルを見学した後、すぐ近くの隣町、
ニューアークにある5世帯のエコビレッジ『ホッカートンプロジェクト』
を見学しました。あいにくの小雨模様の中でしたが、現地に到着すると
羊と鶏がお出迎えです。27エーカー(約33000坪)の広大な土地に
羊や鶏の放牧地・パーマカルチャーガーデン・果樹林・調整池があります。
離れてみるとただの丘のように見えたところが、実は半分土に隠れた
パッシブソーラーを取り入れた、5世帯の連棟集合住宅が建っているのです。
南面が総ガラス張りのパッシブソーラーデザインで、太陽光発電システム
や風力発電などでの自給エネルギーと、雨水や調整池の水を浄化して
生活水に変える浄化システムを備えています。
熱交換換気システムなどの設備と土の下の厚い断熱層によって、熱損失が
少ない省エネ住宅になっています。また、ビレッジ内での管理は、
住人が毎週8時間の作業に従事することで成りたっているといいます。
楽しみにしていた菜園でしたが、これからが本番とはいえ、あまり
きれいとは言えないパーマカルチャーガーデンはちょっとガッカリ!
英国では定番のような、生きた柳を使った柵もありました。
生ごみは、古タイヤを使ったミミズコンポストでたい肥にしています。
ネズミが入らないように、底と蓋はコンクリート板を使っていました。
土に隠れていてまだ見えませんが、丘の下に住居があります。
丘の上に登ると、ソーラーパネルが並び、ガラス越しに住居が
つながっている様子がわかりました。大きな池にはビックリ!
ソラーパネルはプランターボックスのような箱の上に載っていて、
動かないように、箱の中には石の重しが入っているそうです。
簡単で、安価なソーラー用の架台に寒心しました感心しました。
離れた所には、管理棟の事務所と、発電用の風車が見えます。
5世帯が連なる、長屋式の連棟住宅は、土の中はコンクリート構造に
防水シートと厚い断熱ボードを外側にし土をかけています。
土から出たガラスの前室が、木フレームと木製の3層ガラス窓で構成
されていました。床・壁・天井の蓄熱性能が好いので、ほんのわずかな
電気暖房で冬を過ごせるそうで、光熱費はごくわずかで過ごせるそうです。
土の中には、コンクリートの円形土管が埋められていて
中は食品庫になっています。安定した地熱を利用することに
なるので、15度前後の室温で、卵や野菜の保管に利用していました。
管理棟の中の集会場で、スライドを見ながら説明を聞くことが
出来ます。トイレはやはりコンポストトイレでした。
あいにくの天気で写真うつりもパットしませんが、大きな池と
住棟の全景です。家の前にこんな大きな釣り堀があるなんて
釣好きにはたまらない、なんともうらやましい限りです!
池で育った鯉は、販売していて、管理費の足しになっているようです。
見学後は、この日の宿、コッツウオルズの北の玄関口、
ストラトフォード・アポン・エイボンへ向かって車を走らせました。
次回はコベントリー近郊、オーガニックガーデンの展示場
『レイトン ガーデン・オーガニック』の話です。
「エコ旅どうでしょう!」は エコ空間デザイナー 西條 正幸 がお伝えしています。
2012年06月02日
シンプルな2人暮らし・北海道の木の家
北海道の無垢の木と自然素材で建てました
『やさしい自然派住宅見学会』
運動会シーズンまっさかり、最高に良いお天気の中ですね。
6月2日・3日の2日間限定で、お施主さんの好意で、完成見学会を
開催しています。 今日はたくさんのお客様に来ていただいています。
骨太のトドマツで組んだ梁と柱で安心感のある家です。
床はミズナラのフローリングを天然塗料で仕上げてあります。
合板は一切使わずに、北海道産の無垢の木だけで建てます。
有機栽培のイグサの畳をはめ込んだ和コーナーがリビングの
一角にあります。市松模様の襖の奥は本棚なのです。
寝室は一階につくりました。天井の道産杉が良い香りです。
亜麻油の天然塗料で木の質感を損なわず、木を保護します。
壁の仕上げはホタテの貝殻を紙繊維と天然のりえをブレンド
した、オリジナルの塗り壁材です。仕上げはおお施主さんの
セルフビルディングです。トイレの壁を緑色のベンガラで
色付けしてみました。
2階のフリースペース。床と梁はカラマツ材を使っています。
障子の奥はリビングとつながる吹き抜け空間です。
天井は麻と木の繊維(ビスコースレーヨン)の織物壁紙です。
下地処理のパテ材や施工に使う接着剤も無添加・天然素材です。
『やさしい自然派住宅見学会』
運動会シーズンまっさかり、最高に良いお天気の中ですね。
6月2日・3日の2日間限定で、お施主さんの好意で、完成見学会を
開催しています。 今日はたくさんのお客様に来ていただいています。
骨太のトドマツで組んだ梁と柱で安心感のある家です。
床はミズナラのフローリングを天然塗料で仕上げてあります。
合板は一切使わずに、北海道産の無垢の木だけで建てます。
有機栽培のイグサの畳をはめ込んだ和コーナーがリビングの
一角にあります。市松模様の襖の奥は本棚なのです。
寝室は一階につくりました。天井の道産杉が良い香りです。
亜麻油の天然塗料で木の質感を損なわず、木を保護します。
壁の仕上げはホタテの貝殻を紙繊維と天然のりえをブレンド
した、オリジナルの塗り壁材です。仕上げはおお施主さんの
セルフビルディングです。トイレの壁を緑色のベンガラで
色付けしてみました。
2階のフリースペース。床と梁はカラマツ材を使っています。
障子の奥はリビングとつながる吹き抜け空間です。
天井は麻と木の繊維(ビスコースレーヨン)の織物壁紙です。
下地処理のパテ材や施工に使う接着剤も無添加・天然素材です。
2012年06月01日
エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 3
英国でエコ旅 その3
ゲリラガーデナー達が自給自足100%を目指す町
『 ト ド モ ー デ ン 』
リーズから次の目的地トドモーデンについたのはすでに夕方、
インフォメーションセンターはもう閉まっています。
街の空き地に、勝手に食べられる作物の種まきを始めたことから、
ゲリラガーデナーの町として脚光を浴びました。
案内図を頼りに街を散策していると、偶然にも、最初に行動を起こした
メンバーの一人、メリーさんとめぐり合い、話を聞くことが出来ました。
なんともラッキー!自宅の庭も案内していただき、お茶までごちそうになり、
おまけに英国王室から頂いたという勲章まで見せていただきました。
3年ほど前から、空き地に勝手に種まきを始めたことがきっかけで、
現在ではNPOが管理しながら、空き地を利用して、食べられる果樹、
野菜やハーブを植える活動を続けるようになりました。
街の印象はと言うと、菜園だらけの街を創造していったのですが、
思っていたほど街中が菜園化しているわけではありませんでした。
ゲリラの行動がきっかけで市民が一体となった活動が素晴らしいのでした。
この後旅をしていてわかったことですが、英国の街中は、あちらこちらに
結構ゴミが捨てられていてはっきり言って汚い。ちょっとガッカリ!
それに比べると、この街は空き地を菜園にすることで、
ゴミのポイ捨てが減り綺麗になっていたように感じました。
メリーさんの自宅と活動を紹介する・デモンストレーション用の前庭
道路脇、以前はゴミが散乱していた場所だったのよとメリーさん。
近くにある教会の敷地内にもゲリラガーデンがありました。
病院の殺風景な庭がゲリラガーデナーの手で食べられる庭に変身しました。
街の駐車場の空き地にも食べられるベリー類やハーブが植えられています。
ゲリラガーデデナーの活動が認められて英国王室から贈られた勲章。
ゲリラガーデナー達が自給自足100%を目指す町
『 ト ド モ ー デ ン 』
リーズから次の目的地トドモーデンについたのはすでに夕方、
インフォメーションセンターはもう閉まっています。
街の空き地に、勝手に食べられる作物の種まきを始めたことから、
ゲリラガーデナーの町として脚光を浴びました。
案内図を頼りに街を散策していると、偶然にも、最初に行動を起こした
メンバーの一人、メリーさんとめぐり合い、話を聞くことが出来ました。
なんともラッキー!自宅の庭も案内していただき、お茶までごちそうになり、
おまけに英国王室から頂いたという勲章まで見せていただきました。
3年ほど前から、空き地に勝手に種まきを始めたことがきっかけで、
現在ではNPOが管理しながら、空き地を利用して、食べられる果樹、
野菜やハーブを植える活動を続けるようになりました。
街の印象はと言うと、菜園だらけの街を創造していったのですが、
思っていたほど街中が菜園化しているわけではありませんでした。
ゲリラの行動がきっかけで市民が一体となった活動が素晴らしいのでした。
この後旅をしていてわかったことですが、英国の街中は、あちらこちらに
結構ゴミが捨てられていてはっきり言って汚い。ちょっとガッカリ!
それに比べると、この街は空き地を菜園にすることで、
ゴミのポイ捨てが減り綺麗になっていたように感じました。
メリーさんの自宅と活動を紹介する・デモンストレーション用の前庭
道路脇、以前はゴミが散乱していた場所だったのよとメリーさん。
近くにある教会の敷地内にもゲリラガーデンがありました。
病院の殺風景な庭がゲリラガーデナーの手で食べられる庭に変身しました。
街の駐車場の空き地にも食べられるベリー類やハーブが植えられています。
ゲリラガーデデナーの活動が認められて英国王室から贈られた勲章。
思わぬ出会いですっかり遅くなり、この日はここで終了。
迷いながらも英国でカテドラル(教会)のある一番小さな町、
サウスウエルの 古~く歴史のあるホテル
『ザ・サラセンスヘッドホテル』へ宿泊しました。
ホテルのバーテンダーさんが、このホテルは幽霊がでるんだよ~
とビビる話を寝際に聞かすので、通訳さんは電気を点けて寝たそうです。
僕は迷っているうちに即寝です。 後日写真整理で気がついたのですが、
ホテルでとったはずの写真が見当たりません・・・どうしたかな???
次回は英国版エコビレッジ『ホッカートンプロジェクト』の話です
『エコ旅どうでしょう!』はエコ空間デザイナー 西條 正幸 がお伝えしています