東京出張最終日、打ち合わせも終わり帰りの便まで少し時間があるのでサックリ新国立美術館へ行ってきました。安藤忠雄展開催中。コンクリート打ちっぱなし住宅には・・・ですが、なかなか見ごたえのある展示でした。目玉の『光の協会』の実物大に再現展示。ここだけ撮影OKでした。
『自然、人、そして地域と調和した農業』
12月8日(金)午後5時~7時00分 (午後4時30分開場)
会場:MEET 札幌市北5条西11丁目―8 サクラビル4F
講師:酒勾 徹 (岩手県花巻市 自然農園ウレシバモシリ主宰)
循環と共生に満ちた空間での自然も人も搾取しない暮らしをモットーに、自然農園で自給自足を実践している日本を代表する日本のパーマカルチャー実践の第一人者をお招きします。
酒勾さんは、ニュージーランドで1年間パーマカルチャー研修、デザインコース終了後、1995年に農園を開設。2002年には、ニュージーランドから講師を招いて日本で初めて実践農場でのパーマカルチャーデザインコースを開催するなど、全国各地での講演活動や執筆などを通じてパーマカルチャーの普及に携わってきました。
現在は、もともとある地形や自然植生、動植物の個性を活かした「パーマカルチャーデザイン」「作物は無肥料自然栽培」「動物には化学薬品、抗生物質、輸入飼料を無投与」の3コンセプトに基づき「自然農園ウレシパモシリ」を主宰。専業農家として3haを耕作するとともに産卵鶏300羽、肥育豚10頭を飼育。また、県認定の受け入れ経営体として毎年数名の新規就農希望の研修生を受け入れ、指導にあたっている。さらには地域の集落営農組織の担い手・役員として地域農業との関わりも深め、地域全体がエコヴィレッジになっていくヴィジョンを抱いています。
外壁は木の板貼り仕上げ 札幌北区 古民家+リノベ太平の家
炭焼きの際に出来る蒸留液の上澄みが木酢液で天然由来の防腐剤。道北産のカラマツ材を加工し木酢液を浸透させた板を縦貼りしています。12年前、北海道(日本?世界?)で初めて外壁材として実践使用しました。メンテナンスフリーで長持ち、と言っても何十年年大丈夫かは・・・誰もわからない(笑)。経年変化を楽しむビオプラス西條デザインの一押し素材です。最近では他社でも使用する物件がチラホラと見かけますね。天然の化学成分を含むので室内には使用しない方が良いです。過敏症の方は使用の際には事前に確認しましょう。
外壁のワンポイントで1階正面に日本のスギの北限、道南地方のスギを加工し水性塗料でホワイト塗装した横貼り下見板仕上げ。また、200度以上の高温で熱処理したアッシュ材=ローステッドアッシュを使用し断熱材をサンドした寒冷地仕様の木製玄関ドアは小樽銭箱の工場で制作しています。中までしっかりロースとされていて軽い薫煙臭がします。耐久性を持たせた材ですが、ドイツ製リボス社の植物油系自然塗料を塗って着色仕上げしています。
最近流行りのふるカフェブームにあやかって古民家風にリモデルしちゃった自然素材たっぷりの中古住宅が札幌北区太平にあります。JR学園都市線「百合が原」駅徒歩4分、バス停まで30秒の好立地。自然派空間デザイナーの僕が今住みたい家を自然素材で好きなように仕立てた家なのです。本当なんです。
こんな部屋で美人の奥さんがつくる料理をつまみに美味しいお酒を小上がりで飲む・・・酔っ払ったらかまわずにそのままゴロンです。あ~なんて幸せ・・・という妄想をかなえるために、出しゃばらずにホッコリやさしい住まい。モデルハウスとして公開してきましたが、冬が近づいてきたのでそろそろ気に入った方にお譲り(販売)することにしました。そんなこともあり、今月は素材と仕立てなどを紹介しようかなと思っています。