ブログ|札幌市の注文住宅や新築一戸建住宅の見学会やエコなイベント情報

2011年11月29日

復興支援エコポイント

時々ある事務所内回覧板。今日の回覧記事には「復興支援エコポイント」という文字がありました。住宅エコポイントの発行される工事着手期限は今年の7月31日ということで、エコポイント制度は終了と認識していましたが、『復興支援・住宅エコポイント』として、新たに再度発行されるそうです。注目すべきは内閣府が指定している「特定被災区域」で行う新築工事の場合は300,000ポイント、その他の地域で150,000ポイントというところです。なんとなく、良かった。と思いました。
詳しくは住宅エコポイント事務局のhpにあります。
外出から事務所に戻る電車に乗り遅れたので、駅近くのエルプラザで札幌市民活動の状況をチェック!(偉そうに)
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札幌の「むすびば」の方が『放射能からいのちを守る全国サミット』というものを開催するとのこと。現状における支援と将来のことと、両面から考えてゆきましょうということだと思います。
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今日のおやつは「白いブラックサンダー」北海道限定品ですよ
(くろいシロクマって感じですよね・・・)
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コーティングチョコレートがホワイトチョコレートになったダケかな

2011年11月14日

インターホン

先ほど、いつも電気設備でお世話になっている会社の方がいらして、何故かインターホンのカタログを置いていってくれました。「見ておいてください」と。
早速カタログ拝見したところで、新築工事でもしなければ気もしないであろう、最近のインターホン機能についてご紹介します。
・センサーカメラの増設で、「屋内、屋外の気になる場所」の様子を確認できる。
・携帯電話にお知らせ機能(来客があったときに携帯電話へお知らせしてくれるそうです)
・窓センサー設置すると自宅の窓の開放をお知らせしてくれる!
と多機能になって、おそらくは便利になっているかと思います。が、嬉しい便利でもないですね。
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「泊原発廃炉訴訟提訴記念講演会」に参加してきました。
「泊原発の廃炉をめざす会」が憲法13条にある人格権の侵害として北海道電力に対しておこした訴訟だそうです。訴訟だけでは原発は止められない、市民運動だけでも止められない。けれども止めましうという意味合いのお話と、「北海道から新しい市民社会を作りましょう」という言葉が殊に印象的でした。
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葉ボタンという名前を思い出せず「・・・うーんと花キャベツだっけ?」と言ったのはわたしです。

2011年11月02日

セルローズファイバー

ひしひしと。寒さやなにやらを感じる頃です。北国の住宅になくてはならないものの一つとしまして断熱材があります。
●セルローズファイバー・・・新聞古紙を繊維状・綿状にして、ホウ素系薬品を添加した耐火・耐炎に優れた吸音・断熱材であるとともに、木質繊維の良さを十分に活かした断熱材です。
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<歴史の証明>
元来、日本の家造りは木材とその系統種の組合せによってなされてきましたが、産業の発達と共に、化学製品の参入がおおくなっています。各々には持ち味がありすべてを拒否することはできないが、本来人間が物を選択するには背景があり、木質の良さは歴史が証明していると考えます。
※王子製紙・ダンパックのカタログより
断熱性能を示す基準としまして、「熱伝道率」という単位があります。この値が低いほど断熱性能は優れています。
・ダンパック  — 0.033kcal/mh℃
・ロックウール — 0.040kcal/mh℃
・グラスウール — 0.045kcal/mh℃
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HAIRO

2011年10月05日

都市計画

家を建てる際に必要な土地の情報というものがあります。形状や周囲の建物のあるなしの他に、法律上のチェックをする際は「用途地域・地区」というもの。それらは市や、小さな町ですと、都道府県の都市計画できめられているものです。
一昔前(・・・昔話が多いな)は市役所の建築指導課へ行き、『用途地域図』という大きなマップで確認、次に道路課へ行き前面道路の幅員を調べ、次に都市計画課で真北方向を「分度器」で計るという、半日仕事でありました。先ほど、札幌市のhpへ行き用途地域を確認しましたら、なんと前面道路の幅員まで確認できるようになっておりました!たしか東京都のは出来なかったように記憶していたので・・・行ってみたり。こんなとき、単純に「いい世の中になったものだ」と思ってしまいます。
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札幌市の都市計画図ではマップ上での計測までできるようになっています
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この町も都市計画に基づいて出来上がっています
東北の被災地では、現実的に侵水した土地も多く、また、復興計画にあわせた都市計画が再編されているようです。陸前高田市の『復興計画素案(基本計画)』より何点か抜粋します。
○小友浦干拓地は跡形もなく壊滅し、干拓地の全域が冠水しました。一部の農地を除き、大部分は農地として利用するには客土、除塩用水の確保など改良が必要な状況あるため、干拓前の「元に戻す公共事業」を実施し、新たな土地利用を創出する必要ばあります。
注視したいのは、干拓という公共事業があった前の「元に戻す」です。
○市内の観光施設は・・・・全壊したほか、本市のシンボルである高田松原海岸や気仙町今泉の歴史的まちなみ、建造物等、地域の貴重な観光資源が失われました。松原については景観のためだけではなく、人びとの暮らしに必要なものだった歴史があることを見ると、それも「元に戻す」ことも必要とされるのではないかなあ。
今後の都市計画がその街のビジョン。将来を見据えた都市計画となることを、心から祈るのでした。
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大人もビスコ

2011年09月29日

400,000円の重み

『地域材活用促進支援』という事業があります。「北海道の木材を使い、新築工事や改修工事をしたら、国庫補助金からお金をだしますよ」という事業です。山を守るには、山の木を木材として使うことから始まるということで、北海道の山を森を守るために、みんなで山の木を使いましょうと行政が率先して音頭をとってくれているのです。補助金額はその工事規模により出る金額は違うのですが、すべて道産材を使う新築工事の場合は400,000円になります。重いです。工事予算というものは、いつでもどこでも、きっちきっちです。出来る工事が増えることは施主にとって、とてもありがたいものだと思います。例えば、自分たちが会社の利益を400,000円あげることを考ると、かなりの仕事量になります。すずしい顔で打合せをしていても、ぽかーんとしながら図面を書いていたとしても、それはそれなりの汗や涙(少々大げさですが)あってのもの。そんな、重い400,000円の補助金事業を展開してくれる人たちが居てくれて、本当に良かったと思うのでした。
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北海道木材産業協同組合連合会:室名札がかわいいです
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朝晩の空気は冷えている札幌。大通り公園では「札幌オータムフェスト」なる美味しいお祭り開催中です。去年はじめて行った時はかなりワクワクしました。hpはこちらです。
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2011年09月06日

新十津川町

札幌も豊平川の氾濫警戒警報がでたり、ちょっと緊張感のある朝を迎えました。
北海道の町には「新○○町」と「新」のつく町は珍しくありません。アメリカのように、開拓された土地特有の命名なのでしょう。新十津川町という街があります。台風12号被害のニュースにあった奈良県十津川町と深い縁のある町です。その入植理由は1889年(明治22年)の水害により十津川村が壊滅したことによるそうです。そんな歴史があったことを、実は今日知りました。新十津川は約3000世帯、7000人の町ですが、早速に支援に動き出したそうです。みんな頑張っています。
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「大丈夫!」と思ったら、豊平川は警戒警報がでていました。水位を確認しに行ったわけではありません。通り道です。
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Sさんのスケッチを図面にしたり
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プランしたり
「わたしたちのリクエストがこれのどこに?」というクライアントの反応が予想できる
こんな日は静かにしていましょう・・・毎日静かです。

2011年09月02日

potential

昨日の続きです。
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室内用虫とり網。
打合せ中、聞き覚えのある「ぶーん」という音。思わず見上げるとスズメバチ。「あ、でも大丈夫ですよ」と奥様がにこやかにおっしゃるので、打合せは続行されるのだけれど、その居場所がだんだんと降下してきた場合は、やはり気がそぞろになる。ご主人「あれで」。奥様「そうね」とこの虫とり網にスズメバチに入ってもらい、外へと放ちドアを閉めたのでした。ほっ。
次に向かったのは長く空き家になっていたという家2軒
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お掃除して雨漏りを直し、内装仕上げもちょっと手を入れたら良い。
どのように使うかはアイディア次第で、十分なポテンシャルはある。お家賃は驚くほど、本当に驚くほどに手頃である。場所は洞爺湖の近く。探せば近くには農業の出来る土地もある。時々、東北の人たちも北海道に来たら良いのにと思う。望まずに愛着のある土地を離れなければならなくなったという現実はほんとうに悲しいことだけれど、新たな土地で出発することは、ひとつの希望となるんじゃないかなぁ。
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思い出の紫苑
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もう少しでお米も収穫です
専務「止まる?」I「いえ、いいです」
伊達エコビレッジの土地
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オーシャンビュー・・・のはずなのですが、樹木がどんどん伸びています
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ヒルズビュー・・・こちらの景色もなかなか良いと思います
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マウントビュー・・・docomoの鉄塔がちょうど良い位置にありますね。有珠山?

2011年08月26日

試験成績書

高田松原の松でつくるプロジェクト。検査機関で検査し、安心な材料であることがわかりました。その結果については試験成績書という書類でいただきました。どのような方法の検査なのか、測定方法などは個別に対応させていただきます。ブログとはいえ、今現在、放射線というものについて正しい理解をしていないものが、それについて書くときでもないと考えています。
わたし共は木材を使って家を建てさせていただくことで、日々の糧を得ています。その木材への思い、木材を育てる森への思いは少しは深いものです。この一瞬を見つめるのではなく、子供や孫の時代を見据えて森を育ててきた人たちのおかげで、この仕事も出来るということを自覚して、行動や発言をしなければならないと思います。
今後もこの高田の松について、個別にも広告紙面でも、ご提案をさせていただきます。
「木材は大工仕事をする人間にとって命です。技術は継承されても木材がなくなったら意味がない。外国の材で修理するようでは日本の文化とはいえません」小川三夫
チェルノブイリについてのドキュメント
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サンフランシスコから里帰り中のjunさんとお話をして、今のアメリカで日本の原発事故はどのように見られているかをお聞きしました。「なにやってんだ、日本!」かなと思ったら。
「わたしが日本人だとわかると、”地震たいへんだったね。大丈夫?”と気遣ってくれるけど、原発事故についてはニュースにもならないし、もしかしたら知らない人もいるのかもしれない。特にサンフランシスコはアメリカの中でも原発が多いところだからかな。政府ももちろん原発のことなんか口にしたくないだろうし。でも、ヨーロッパは違うよ。やっぱり非難の感じはあるんじゃないかな」とのこと。ご主人はたしかドイツの方。
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junさんからいただいたベアー&ラビットとポップコーン菓子
ちなみに。アメリカではとうもろこしの90%以上?が遺伝子組み換えなので、避けては通れないそうですが、その中の数少ない「組み換えでない」とうもろこしのポップコーンでした。
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・・そ、そうですか。わかりました。だからってねぇ、そこまでたたみかけなくたってようございませんか?いっこだけにしといてくださいよ。
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タイトル:座れる縁台とすわれないベンチ・・・そのまま
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FIL sapporro8月号発刊
わたくしごとですが

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2011年08月18日

全国ニュース

出勤簿のように、家づくりや自然素材や、おもしろいことを記してゆきたいと考えています。
しかし、今日はほんとうにそれが難しい日です。『北海道知事、泊原発3号機営業運転再開の容認』という全国ニュース。さらに。それについて、自分に語る言葉がみつからないというなんとも情けない日でもあることを自覚して、ひとつだけ思いついた作戦は、わたし共の会社のHPには「リンク」という場所がないということで・・・今日は少しだけリンクを貼り付けることを思いつきました。ずるいでしょうか。ずるいですね。
『らる畑』
『らる畑 ときどき日記』
『自然食ホロ』
『むらかみ農園』
(文字をクリックすると行けます)
みんな怒っています。みんな反対しています。わたしも反対ですが怒ることができません。
今、このような決定を出来るということが、どうしてもピンとこないのです。
「あの松についてすべてをあきらめてはいません。今後、進展がありましたらまた連絡させてもらいます」
今、電話でお話しました。気に留めてくださってありがとうございます!
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2011年07月22日

仕上げ

Y端さん担当の現場は現在仕上げ工程に突入。
現場には多くの職方が出入りする頃、現場監督もさらに気を抜けない日々。
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写真:代表Sさん
「無添加パテでクロス下地」
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パテはリボス社のものですね。先の原発問題でも、素早く行動示した国は環境先進国として見習うところは多い。
・・・・・・・・・
夏祭りの頃、「阿波踊りだよ」と知らせが届く。
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神楽坂通り。一車線の道は通りの向こうとこちらで挨拶が出来る、人にとってとても心地よい道幅だ。日中と夜間は車の進行方向が変わるという、ちょっと珍しい道になった理由は有名な政治家の「交通の便」のためになったと聞いたけれども。この道幅はこの街のコミュニティーに大きな影響を与えてきたと思われる。家や商店の佇まい。それは家が単独で成立しているだけではなく、その街の一部としてあることも礼儀として忘れずにいたい。
スーパーよしや、竹ちゃん、伊太八、魚浅、矢来米店、そしてアユミギャラリー。バラエティ豊かな顔を持っている街。
八百屋さん、魚屋さん、いろいろな職種の人たちが混在している街の祭り。それはとても理想的に感じる。そんな街が消えてゆかないことを願わずにはいられない。
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震災のあった街では祭りもできないかもしれないけれど、今日は祭りの気分を味わえるイベントが開催されるそうです。
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