日本の家の床には畳。
和室とまでは言わなくとも、畳敷きの部屋が登場しないことも珍しくなくなった。けれども、ね。なんともいえない感触があります。
現在では畳に使われるイグサの多くは中国産(四川)が多くなりましたが、国内でもまだまだ生産されており、熊本がその産地としては有名です。お値段は少々高価になります。
モダンな印象の部屋には縁なし畳をご要望されることも多くなりました。
縁なし畳の発祥は琉球畳。琉球畳の畳表は、その名の通りに沖縄産のイグサを使い、織目も細かく、畳床に添って折り込む際もコツを必要とする手間のかかる畳ゆえに、畳一枚(半畳)の価格は通常の畳の倍(かな?)となります。
向かって左側は通常の縁有畳、右側はよく言われる琉球畳仕様のものです(織のみ)
イグサの箒(ほうきという漢字をかくことはございません)を買った
「袋にお入れしましょうか?それとも乗ってお帰りになりますか?」
(・・・おぬし、なかなかやるのぅ)
「・・・でも、私はボグワーツを卒業できなかったので、歩いてそのまま持って帰ります」
※じゅうたんの掃除にほうきは適しておりません
午後のお茶はフレッシュハーブティーにしました。
カモマイルとレモンバーム・・・美味しいですねぇ
書き終えた図面に即効修正があっても、「はいはい」と穏やかな気持ちになります。はい。
ただし、妊婦さんにはよろしくないとのことでした。
「あ、写真に咲いたカモマイルもいれたら」K林さんのgood idea!
路傍のなでしこ
草は強いのです。
2011年07月20日
イグサ
2011年07月19日
カモマイルの朝
日中の気温は23~24℃(くらい)のすごしやすい札幌。
朝、エントランスにはカモマイルがたくさんありました。落ち着く香りです。
和名はカミツレ。
「畑のお友達なんだよ」
アブラムシをおびき寄せ、天敵昆虫を増やす。キャベツ、たまねぎと相性が良い。小麦の収量を上げる。弱った野菜を元気にする。以上菜園ノートより。
何故弱った野菜を元気にするかというと、カルシウムなどのミネラルを根から出してくれたりするそうです。
こちらは午後の光のなかです
Sさんの活けたダイヤースカモマイルとジャーマンカモマイル
Sさんの活けたジャーマンカモマイル。ハーブティーの代表です
A田さんのデスクはいつもきれいです!
ドライにしている最中
ダイヤースカモマイルは花びらを染料にするそうですが、今回は食用を考えているそうです。
「サフランのようにさ・・・」なるほどねえ。
植えた種が芽をだしました!楽しみです
モイスチャーメーターは「乾きすぎです」とあります
・・・すみません
2011年07月14日
満月の日は接木
菜園カレンダーを見ると明日は満月の印がついていました。
移植は×、挿し木・接木は◎
満月は水分が上がっているので、接木などに良いことも納得します。
建築に使う木を満月に伐採するということは聞いたことはありませんが、新月伐採は良くききます。
「新月の木の不思議
・・・冬の新月の時期に伐採された木はカビ、害虫、腐食に強い上に割れや狂いも少ないと言われ るからです。木が育つ土の中に含まれる水分や養分は・・・満月の時には地表面に上昇し、逆に新月には下降します。・・・」
このようなことも著されている『やさしい自然派住宅』
満月の夕
一本の松に託す復活への希望
松を守ろうという気持ちを守りたいのではないでしょうか
・・・・・・・・・・・
緊急招集をうけたお料理教室
追加開催の日の『キッチンラボ・ワッカポップ』
ボーダーを越えていった料理が帰って来たときは、違う美味しさをつれてきたわけですね
それにしても。リンク貼り付け放題のブログになってしまった週の中日・・・
2011年07月12日
練っています
真鍮とは銅と亜鉛の合金です。
黄銅とも呼ばれるように黄身がちの色は、いぶしも良いし、磨くとピカピカと表情豊かなもの。
9月の「自然素材」を楽しむ講座(PDFのダウンロードページにゆきます)は、闇月創房さんの逸見茂樹さんを講師にお迎えし、真鍮小物を作ってみようと考えています。
初心者にも無理なく、でも、手応えのある講座にするために、作戦を練っています。
逸見茂樹さん
「・・・実はさぁ。ここがね・・・わしはないちゃったのさ」と昔から変わらぬ口調と、表情はみんなをほっとさせてくれます。
細かな細工中(細工は細かいから?日本語へんなことに気づき、改めて「精巧な細工を施し中」に訂正します)
ちょうど、プリンのアンクル・シューさんの行商時間に遭遇!(・・・打ち合わせしていました)
アンクル・シューさんの足は毎日何歩歩むのだろう
みなさまのご参加お待ちしております!
2011年07月09日
たまらん
香りがたまらんです。
わたし共ビオプラス西條デザインの事務所は札幌市北区百合が原というところにある。
「今、どこで仕事しているの?」と聞かれて「百合が原」と答えると、「えー!通勤大変だあ」といわれることは多いけれど、小一時間の通勤はたいしたことではない。
と話がそれたけれども、百合が原には「百合が原公園」がある。今日の昼休み時間に久しぶりに行くと百合が咲き始めているのと同じくして、薔薇が満開であった。ただ今百合が原公園にゆきますと、もれなく香りのかぎ放題でございますよ
チャールズ・レニー・マッキントッシュという名札がありました。マッキントッシュは建築家でありデザイナーですけどね?
フラデルフィルペキネンシスという名札がありました。ユキノシタの仲間のようです
ブルーデイジー・・・ドライビング・ミスデイジーは好きな映画です
見事に満開なやまぼうしでしす
アジサイの色づくのはもうちょっとです
モンシロチョウを追って
なぜか公園内にはリリートレインがはしっています
ビオプラス西條デザイン・・・「えこすた」って何?
2011年07月07日
労働する建築士
「コーヒーはいりましたよ」
事務所より徒歩30秒ほどの倉庫へ行くとY端建築士は、はりきって塗装作業をしていた。
幅木(床と壁のめぐりあうところ)にクリアのオイル塗装。
この日は少々気温もあがり断熱のない倉庫は屋根からの放射熱で外よりも室温は高いゆえ、汗かきながらの作業。おつかれさまでっす!
Y端建築士
わたし共が標準仕様で使用しているオイルはリボス社の商品
小売販売もしているので、たまーにお求めにくるお客様もいらっしゃる。はい、たまーに。
こちらは床用ワックス・グラノス
水に希釈して、床掃除と一緒にワックス掛け出来るという手軽なものです。
こちらはシャンプーです。こんなのも小売もしているのですが、打ち合わせにいらっしゃる施主の方々もご存知ないかと思います・・・
2011年07月05日
開発中です
その家に住む人にとって、一番身近な素材としては、やはり内装仕上げ材になる。
長い時間付き合う床や壁の、それほど多くはない選択肢のなかで何を採用するかは大きな決断を要すると思う。施主には基本設計の段階から、わたし共で提案させていただく何種類かの素材を見て、触って、匂いもかいでもらう。
昨日の施主打ち合わせの際に登場したのは、現在開発中(開発していただいているというのが正解かもしれません)の左官の壁仕上げ材である。
ホタテの貝殻を粉砕したものを、○藻土や、○オ○イトなど、何種類かの素材、また調合加減も何パターンかで試しているところです。
このホタテの貝殻の粉も粉砕加減により、テクスチャーを変えられる。
まだ、開発途中の秘密が含まれるので、写真は少しだけです。
貝殻と似たものとして卵の殻があるけれど、これは使えるのだろうか?
村上農園の平飼い卵
この卵が毎日のお弁当の楽しみのひとつである。
春の頃は黄身も薄く、卵焼きは薄いレモンイエローだったけれども、最近は黄色になってきた。その点についてお聞きしようと思っていたら・・・またまた忘れて世間話に終始。
われながら、絶妙でございます。
2011年06月27日
キャンドル講座
伏古のモデルハウスの菜園で、ちょこっと草とりをしていると「ブルッブルッブルー」と郵便配達のバイクが止まる音がした。モデルに郵便物が届くはずもないけれど、と振り向くと。
「Iさーん」とキャンドル作家・福井優子さんだった!
か、かっこいい。
さて、福井先生の楽しいキャンドル講座のはじまりです。
まだ着色されていない液体状の蝋を小さなボールに取り分けて、少しづつさめてゆく過程でスプーンでくるくると攪拌してゆくと白くあわあわな状態へ変化してゆく
なんとなく、お団子つくれる?くらいな状態になったものをラップにとり、自分のイメージする唐辛子の形状を作ってゆく
冷えたところに竹串で穴をあけて、先生が作ってきてくださった緑色の芯をさしてゆく
これまた先生が事前に色調整して作ってきてくださった顔料入りの蝋にそっとくぐらす。
みなさん、手際良く、時間のある限りさくさくと作り大収穫!
なんともおだやかな和気あいあいとした講座となりました。
皆さん楽しそうで、本当はみなさんのスナップ撮りたいと思う良い笑顔でした!
次回の「自然素材」を楽しむ講座は8月の『農的暮らし体験』です。
まだまだ参加募集しております☆
2011年06月25日
陶器でつくるアクセサリー
この春からの新しいイベントを企画しています。
わたしたちビオプラス西條デザインは、北海道の山の木を使って住宅の設計と施工を行っています。
その家の仕上げも「自然素材」を用い、できるだけ環境に負荷の少ない方法で、家づくりをしてゆきたいと考えています。
「自然素材」の味わいを違う分野のものづくりでも、楽しんでみたくなりました。
そこで、みなさんと一緒に楽しむ場所をつくることにしました。
ご一緒いただけるとうれしいです。
とても純粋なようであるけれども、顧客開拓を目指しています!
つもりであるけれども、ご興味のある方はどなたでも大歓迎している講座ですので、みなさんタイミングが合えば、どうぞご参加くださいね。
富士山歩きをした際に「裾野が広くなければ頂は高くならないのね」と感じました。
そんな気分で、長い目でみた営業活動でーす。
初回は5月『陶器でつくるアクセサリー講座』
白老町で工房を構える前田育子さんを講師にお迎えして、粘土をこねこね、成形、という工程を参加者みなさんがとても楽しんでいました。
2種類の粘土を使い
違う色の粘土を重ねることで縞々模様をつくり
接着剤も粘土
チョコレートのようで・・・食べたくなりました
ひょうたんか雪だるまかで議論を繰り広げていましたね
後は乾燥後に窯で焼いてもらいます。
もう少々お待ちくださいね。
次回は先日のキャンドルづくり講座について報告させていただきます。