ブログ|札幌市の注文住宅や新築一戸建住宅の見学会やエコなイベント情報

2016年06月20日

壁塗り大会

先週は同時期に2軒の壁塗り仕上げ、施主セルフ施工がありました。
1軒は築40年の平屋住宅をリモデル中の『厚田の家』。

職人さんに一日指導してもらった後、時間をかけながら今月中には              
塗りあげてもらう予定です。

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そしてもう一件は、10年前に新築していただいたお宅で、外壁の塗り替え工事           
と同時に、子供部屋の間仕切り工事をした『H邸』です。
ご夫婦とお子様4人で、部屋の間仕切り壁の壁塗りをおよそ3時間で終了。

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2015年07月04日

北海道の木でキッチンつくりました!

2世帯住宅の改修工事で室内を自然素材で仕上げ、2階にキッチンを作りました。

道産トドマツの対面キッチン、自然塗料でウオールナット色に染色。

床も合わせてトドマツのフローリングを貼り、壁はゼオライトの漆喰仕上げです。。

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2015年01月15日

ビフォーアフター@三角屋根の家

札幌篠路三角屋根が完成し、昨年 無事引き渡しを終えました。

自然素材のリノベーション、ビフォーアフターでご覧ください。

B外観2 外観2

ガルバルウム鋼板のサイディングから,外断熱を施した道産カラマツの板貼り仕上げに改修、

構造体のコンクリートブロックは室内側で蓄熱体として働きます。

B玄関 玄関

カビ臭が気になった玄関も、青森ヒバの天井板からの良い香でお客様を迎えます。

Bリビング リビング1

Bキッチン・リビング リビング2

リビング空間は、無垢のトドマツとホタテ貝殻の塗り壁仕上げでナチュラル空間に 大変身。

ひと部屋分広げてキッチンとダイニングスペースにしました。対面式のトドマツ木製キッチン

と収納棚を制作しました。

ダイニング  キッチン

お風呂とユーティリティーも広くして、ボイラーは1坪の乾燥室を作りその中におさめました。

こちらもトドマツ材で洗面台と収納家具を作り付けました。

Bユーテリテイ  ユーティリティ

階段も新しく、トドマツの幅はぎ板で組み直しています。全体的な基本仕上げは、トドマツ

の床にホタテ貝殻の塗り壁、木と紙の天井仕上げです。

B階段 縮小_MG_0422

2階の南北面にあった2部屋は4部屋に均等に仕切り、クローゼットと本棚の収納家具で

間仕切りしています。天井の道南スギ板が良い香りです。

B2階 個室2

B2階2 個室

2階には廊下とトイレを増設し、各部屋のドア上を開放して採光と通気を確保しました。

トイレの床にはナチュラルワックス仕上げのコルクタイル貼りです。

2階廊下 トイレ

今回のフルリフォームのお値段はガンバって本体45万円/坪(税別)いかがでしょう!

設備や断熱仕様、造作家具、外構工事などによって増減します。

外観

2014年12月01日

札幌篠路@三角屋根の家 8

週末は『三角屋根の家』オープンハウスを開催しました。

天気にも恵まれ、大勢の方が見学にいらっしゃいました。

篠路

白木のトドマツをふんだんに使用したチュラルカラーの内装です。

篠路 (2)

2階のトドマツの間仕切り収納も無事完成。

天井のスギ板が良い香を放って、森林浴効果満点です。

篠路 (3)

2014年11月14日

札幌篠路@三角屋根の家 4

屋根の断熱工事は室内側から, 古い屋根垂木は通気層になるように

いったん透湿シートで目張りしてから、断熱材のための下地を組みます。

その上からネットを貼り、約25cmの厚みで断熱材を吹き込み工事しました。

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(2) (1)

(4) (3)

使用したのは新聞古紙を綿状に粉砕したセルロースファイバー。専用の機械で

吹き込み、ブローイング施工します。 呼吸する家を作るためには絶対に欠かせ

ない自然素材の断熱材。原材料がゴミ(笑)で巨大なミキサーにかけるだけで

出来上がるので、実は超省エネ製造で環境負荷のかからない、リサイクル断熱材

なのでした。

セルロースファイバー断熱材

2014年11月03日

簡単・快適@自然素材で断熱リフォーム 2

完成からずいぶん時間がたっちゃいました・・・

床の簡単断熱リフォームの様子です。壁と床の巾木周りを気密テープで

ふさいだ後、ペットボトルを再生したポリエステル繊維をギュッと圧縮した

ハードタイプの断熱マットを、既存の床フロア―の上に敷き込みます。

巾広90㎜の道産ミズナラフローリングに天然ゴムラテックスの接着剤を塗り

エアータッカーで釘止め施工します。

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最後にビアンカさん親子が天然ワックスを塗って出来上がると、

べレットストーブを設置して完了です。

壁のホタテ塗り壁・天井のウッドチップ入り壁紙ですっきり仕上がりました。

でも、壁下地のジョイント部分のファイバーテープとパテの跡がくっきり・・・

次回のチャレンジには改善したいところです。

ビアンカ完成 (2)

2014年10月06日

簡単・快適@自然素材で断熱リフォーム

北海道の寒い住宅を簡単なリフォームで温かく快適に!

自然素材と環境に負荷をかけないエコマテリアルを使い

プチ断熱で快適に、自然素材で気持ち良く暮らす方法です。
ビアンカ邸 (1)

P1130518

外壁に面した壁に杉の樹皮を、コンスターチの接着剤で固めた

木質繊維断熱ボードを貼り付け、防腐剤・化学成分無添加の

石膏パテとシーラ処理を施した後、仕上げにオリジナルブレンド

のホタテ塗り壁『うみびと』で仕上げます。

断熱材に直接塗るのは今回が初の実践、どうなるかな?

中間仕切りのビニールクロス面はそのまま剥がさずに塗ります。

ビアンカ邸 (4)

天井はドイツ製のウッドチップをすき込んだ壁紙に貼り替え。

床は気密テープで隙間を抑え、ペットボトルを再生した

ポリエステル繊維を圧縮した断熱マット敷き込み、北海道産の

ミヅナラのフローリングをはりました。

ビアンカ邸 (2)

ビアンカ邸 (3)

フローリングの仕上げは、施主家族のセルフで仕上げる手はずで

お引き渡し終了。今回のリフォームで、実験的な壁のプチ断熱リフォーム

の提案を受け入れてくれたのはドイツ出身のビアンカ フュルストさん。

環境カウンセラーで札幌市環境保全アドバイザー。日々、様々な環境活動に

取り組んでいます。そしてお約束、娘さんと一緒に壁塗りもちょっぴり体験。

コテさばきもなかなかセンスが良さそう!

 

 

 

2014年10月03日

札幌篠路@三角屋根の家 2

コンクリートブロックの壁と天井下地を残しすべてを解体しました。

屋根の野地板には木毛セメント板が使用されています。

前回の拓北三角屋根ではトラス構造でしたが、こちらは梁構造です。

無落雪、ストッパー屋根にするため梁は入れ替えることになります。
屋根裏

柱もすべて取り払ったので、筋かいで仮受けし工事を進めます。

解体後

解体した梁や大引きは庭作りに再利用することにしました。
古土台

基礎強化のための鉄筋補強をし、防湿シートを敷き込んだ後、防湿

コンクリートを打ち込みます。基礎周りに見えている配管はFF暖房機

のツインヒーターを利用した床下暖房で外周を一回しています。

建てこみ

無垢のトドマツ材で大引きを引き直し、柱・梁を組み上げています。

2012年11月02日

リフォームでもエコ 

自然素材でリフォームします。
北海道新聞のエコリフォームの取材があり
今年手掛けた当別町のお宅宅が紹介されました。
夕刊ですがトップ記事での紹介で驚きました。
他に事件のない平和な一日だったのかな・・・(笑)。

道新リフォーム記事2012-10 (1).jpg
  北海道の30年以上前の家はグラスウールの断熱材が
普及しだした頃で、壁の中と天井裏に申し訳なさそうに
敷き込まれているケースを良く見かけます。
家全体の断熱量では、現在の半分以下くらいでしょうか。
当然、気密工法や通気工法などある訳もなく、隙間だらけの
家ですから、とにかく冬は寒いのが一番の問題です。
新築の自然派住宅同様、環境と人の健康に負荷をかけない
自然素材と再生資源を使った住宅改修も大切な仕事です。