明日3月1日開催! 北海道の木と天然素材の家まとめて見学会 の当別町会場
自然素材たっぷり菜園付き 当別エコアパ―トが 独立行政法人建築研究所主催の
『すまいづくり表彰 地域住宅賞』で奨励賞を受賞しました。
月末には入居者がお引っ越しのため最後の内覧チャンスです。
昨年夏の様子です。今はまだ雪の中で~す。
NPO法人日本の森バイオマスネットワークが主催する3件同時に木の家見学会!
3月1日(日)10時~5時まで 札幌北区拓北と石狩当別町で開催されます。
拓北会場では築2年の木造住宅と築50年のリモデル住宅を同時にご覧いただけます。
また、石狩会場は天然素材満載、北海道発のエコアパ―ト最後の見学会です。
ビオプラス西條デザインが設計や施工にかかわった、北海道仕様の木の見学会は
『北の木の家』普及事業により実施されます。
札幌駅北口から送迎バスも出ますが午前10時出発が拓北会場行き、午後2時出発が
石狩当別会場行きです。こちらのお問い合わせ・お申し込みは『北海道住宅通信社』
のホームページからどうぞ!
施主の塗り壁体験を引き継ぎ塗装屋さんが壁塗りを終わらせました。
建具と造作家具を設置し、設備機器と照明器具を取り付けて内装工事は終了します。
2階の三角空間は均等に4室に間仕切り兼用の収納棚造作壁で仕切りハーフサイズになりました。
家具や建具は北海道産トドマツの幅はぎ板だけを使用して制作、室内の床と同じ亜麻仁油の
自然塗料のオイルフィニッシュ仕上げです。
トドマツはモミの木の仲間で国産の松の中でも白い肌が特徴で、葉っぱからはモミの良い香りの
精油が取れますが、木材自体は乾燥すると木の香りはほとんどしないため、木の匂いが苦手な
過敏体質の方にも問題なく使用できています。
仕上げの塗料はドイツ、リボス社の『アルドボス』という亜麻仁油のクリアー仕上げ塗料です。
ずっと使い続けている理由は、原料を契約栽培した畑の無農薬栽培、亜麻仁油を使用しているから。
同じ植物油でも、工業用に製造し、どこで作っているかわからない植物油原料の塗料と比べても
安心感、使い心地も違います。浸透性の油性塗料は塗り重ねると仕上がり感が変わり楽しいですよ。
さてさて、いよいよ今週末の2日間、オープンハウスの開催です。
断熱工事が終わると石膏ボードを貼り、仕上げ工事に入ります。
天井は自然素材の壁紙クロスを貼ります。石膏ボードのつなぎ目
はパテを塗り段差とつなぎ目を目立たなくさせてから貼りますが
実はこのパテ材には防カビ材が入っていて、けっこう臭います。
主にビニールクロスを貼る下地処理に使用されるため、湿気が抜けずに
結露した時にカビの発生を防ぐためのようですが、通気性のある自然素材
の壁紙や漆喰などの塗り壁であれば防かび剤は必要ないのでは・・・・
薬剤を含まない安全な市販のパテ材が日本には無いのでドイツの自然塗料
メーカーから取り寄せたパテをずっと使っています。
もともとアルカリ性の石灰が主成分なのでカビにも強いのですが何よりも
無添加・安心です。パテが終わると仕上げ工事に移ります。
天井は麻や綿の布織物・土佐和紙・ウッドチップ入り壁紙などで仕上げます。
施工の糊は国産のでんぷん糊で防腐剤は食品レベルのビタミンC、いやな
臭いもありません。
週末はお施主さんの壁塗り体験の日、ご夫婦でセルフビルド。
96%ホタテ貝殻の粉末で食べられる壁がウリの定番となったホタテ貝殻の塗り壁材
自社オリジナルブレンドの『うみびと』を塗りました。材料に水を混ぜ、ハンド
ミキサーで混ぜ合わせるところから始め、2階の個室の壁を塗ってもらいました。
今月週末29日・30日の2日間開催のオープンハウスに向けてラストスパートです。
週末はパーマカルチャーセンタージャパンの設楽さんが講師の
アーバンパーマカルチャーの講座でした。
都会をジャングルに変えるのがアーバンパーマカルチャー。
そういえばMY菜園も草だらけでジャングル化しているのでPC
ガーデン合格(笑)かな・・・。
都会のコミュニティーガーデンやキッチンガーデンなどの話を
交えてたっぷり4時間の集中講座。参加者の皆さんは、睡魔に負ける
ことなく(笑)真剣に話に聴きいっていた様子でしたよ。
都会でのパーマカルチャー(PC)的暮らしの実践や手法については、
今後もう少し具体的な提案や実例紹介が出来るようになると解り易く
実践できるのではないかと思います。
来シーズンはブログでもPC的菜園づくりの様子を紹介したいですね。
内装工事もずいぶん進み、外装の仕上げも追い込みに入りました。
コンクリートブロック住宅の蓄熱性能を最大限に活かすための外断熱工事です。
1階部分は170㎜厚でグラウールを機械で吹き込むブローイング断熱を行いました。
もともとあった木下地を利用し、さらに断熱量を確保するために木下地で壁厚を調整
してからネットを貼ります。ところどころ切り込みを入れ、ホースを差しこみ外側から
吹き込み工事をしています。
断熱が終わったら、透湿シートで囲った後、通気層の下地を流し木酢液を浸透させた
カラマツの板貼り仕上げです。
15cm幅の平板を打ってから、 ジョイント部分に6㎝の細い板を重ね貼りする
大和貼り仕上げにしました。
今月末29日(土)30日(日)のオープンハウスに向けて仕上げ工事に入ります。
オープンハウスの詳しい情報は、ビオプラス西條デザインHPの(イベント)から