春の釧路湿原に続いてこの夏は道東湿原ツアーへ。釧路から太平洋を横目に根室を目指す。勢い余って知床、羅臼までの往復1300キロの旅でした。帰って来てから2日たつけどからだが重い・・・。 根室の風蓮湖、春国岱の木道を散歩しているとタンチョウの群れ、小さな湿原模様を発見!野鳥のサンクチュアリでは年年鳥の数や減っているらしい。餌の昆虫が減る原因は環境の変化だろうか、農薬の汚染は鳥たちにも影響しているようだ。
南下してルパン三世のふるさと浜中町、霧多布湿原。湿原に集落が寄り添う風景が素敵です。まっすぐ伸びた木道が素敵です。日本で3番目に大きな花の湿には300種類の花が見られる。7月は黄色い花のエゾカンゾウが咲き乱れる。住民が中心になり湿原を管理するNPO霧多布湿原ナチュラルトラスト。 寄付を集め民有地の湿原を買い取り湿原の保護をしているところが偉いな。湿原を流れる琵琶瀬川をサクッと川下りほどほどに川登りしすかさずリターン。浜中町にはその昔ムツゴロウ王国だったケンポッキ島がありました。その姿は海に浮かぶエアーズロックのよう(笑)。
最終地点は厚岸町、別寒辺牛湿原・ここは日本で3番目に大きな湿原。チライカリベツ川を川登りして別寒辺牛川をのぞきリターン。サクッと湿原リバーツーリング終了。ヒグマが川を横切ることもあるとかないとか・・・湿原地帯には熊出没看板があちらこちらで見かけました。厚岸は日本で唯一フルシーズ生牡蠣が養殖されている町です。今年は道産ミズナラの樽で仕込んだ北海道産ウヰスキーの蒸留所が稼働。2年後には飲めるのかな・・・楽しみ。
寒冷地の湿原ではスゲの大株が塊を坊主頭のように大きな塊を作っている景色「やちぼうず」を見ます。 春先ならはっきりわかるけど、夏は葉が伸びてきてところによっては全く見えない、北海道の湿原風景であります。