三角屋根プロジェクト その11
草屋根・緑化します。
玄関の屋根を緑化、草屋根を自前で施工しました。
セダム種が数種類植えこまれたパレットを利用します。
セダム種は高山植物の仲間で、水が少なくても生きられるため
管理が楽で、レキ質の土床をつくると、他の雑草が生えません。
北海道の冬でもたった5㎝のパレットの中で越冬てくれます。
10年以上の実績があるので本当なんですよ。
普段は見慣れない花が咲いています。
屋根下地は、アスファルトルーイングを張り込んでから、立ち上げを
板金処理し、その上からアスファル系のプライマーを塗ります。
乾いたら防水・防根シートを張り込み、立ち上げの際はコーキングで
しっかり塞ぎます。水をキープするための凹凸のあるプラスチック製
マットを両面テールで抑えながら並べます。
出来上がったら、セダムを植え付けたパレットを並べて、4方廻りに
玉砂利を並べて完成します。パレットの中の土は、有珠山の火山レキ
を使用しています。
砂利止めストッパーは、排水穴をあけたステンレスを加工してLアングル
金物は作りました。
2013年07月28日
コンクリートブロック住宅をリモデルします
2013年07月26日
コンクリートブロック住宅をリモデルします
2013年07月10日
コンクリートブロック住宅をリモデルします
2013年06月15日
コンクリートブロック住宅をリモデルします
2013年06月07日
コンクリートブロック住宅をリモデルします
2013年05月23日
コンクリートブロック住宅をリモデルします。
北海道型リモデル住宅プロジェクト その6
全ての窓を古いアルミサッシから断熱樹脂性サッシに取り換えて、
屋根と外壁面・基礎の断熱工事をキッチリ施工します。
外壁のコンクリートブロックの室内側はそのまま蓄熱体とするため
表しのまま仕上げます。外壁と基礎は10センチ厚の発砲スチロール
の断熱材で壁全体をスッポリ包みます。
屋根下地の補強を済ませた後、室内側天井に透湿シートを貼り、気密と
通気空間を確保します。 さらに断熱層を作るため屋根下地を組み直し、
古紙再生断熱材をブローイング工法で20センチ厚で吹き込みました。
左官屋さんが基礎廻りを仕上げています。外断熱基礎の発砲断熱材は
白アリが大好きなため、土の中で見えない部分にもモルタルを塗ります。
(札幌は白アリの被害はありませんが温暖化が進めば・・・・・)
仕上げはクシ引きでスキッと仕上げます。
2013年04月25日
コンクリートブロック住宅をリモデルします。
北海道型リモデル住宅プロジェクト その5
1階の梁と柱が組み終わると、2階の床下地を流します。
足場用にコンパネを敷き、ジャッキを使いながら2階の梁と
柱の入れ替えをします。
トラスもはずして梁補強し、スッキリ吹き抜け空間を実現。
1階の天井仕上げと床下地を兼ねた木毛セメント板。
蓄熱と防震のためにチョイスした素材を敷き込みます。
昨年建てたストローベイルを使ったカフェ「幸来」の
天井にも使いました。店舗のデザインでは何度か使って
いた懐かしい素材です。
木毛セメント板はスライスした地域木材の皮をセメント
で固めたモノで密度の高いタイプと隙間の大きな低密度
(普通)タイプがある。今回は予算とスケジュールの関係
から後者を選択しました。厚みは20ミリ、もっと厚ければ
さらに効果は増すことになります。
新築と同様に下地に合板(接着剤)は使わないようにします。
2013年04月17日
コンクリートブロック住宅をリモデルします
北海道型リモデルプロジェクト その4
たっぷり積もった雪も解けいよいよ大工さんの出番です。
柱と梁も全て入れ替えることになり、ビデ足場を組み立て
借り柱で支えながら古い梁と柱を取り除き作業を進めます。
古い土台はいたんではいなかったのですが、クレオソートが
たっぷり塗られていたので、即退場してもらいました。
そのまま残すと、住人に健康被害が及ぶ可能性があるからです。
コンクリートブロックの壁とまだトラスが残る天井の吹き抜け空間
はスタジオの中にいるようで、ニューススタジオのセットでも組み
立てている気分になります。昔店舗デザインで内装工事していた頃を
思い出します。 現場で刻み加工しながら作業は進んで行きます。
まず、新しい土台の上に、新しい柱と梁を組み始めました。
2013年04月14日
コンクリートブロック住宅をリモデルします
北海道型リモデルプロジェクト その3
室内の解体工事の様子です。2階の天井・集合煙突のブロック
を壊しています。 屋根を支えるトラス調の支えが見えます。
外壁廻りに貼られていたアルミの複合材は50年前の断熱と防湿
シートだったのかな?厚2センチほどのグラスウールが屋根裏に
敷かれていました。毛布みたいなものですね。(笑)
壊し始めると、主要な柱をのぞいて、階段やユニットバス
床や天井も全て撤去することになりました。
外壁のコンクリートブロックを蓄熱体として生かすために、
全てむき出し、スケルトンにします。
床梁と主要な柱を残した状態で、床下の土を取り出し、
砕石で地ならしした後、防湿シートを敷き込みます。
基礎とアンカープラグでつなぐ鉄金を30センチ間隔
で組んだ後、土間コンクリートを10センチ厚打ちました。
基礎の補強と床下の蓄熱・湿度調整のためです。