ブログ|札幌市の注文住宅や新築一戸建住宅の見学会やエコなイベント情報

2013年07月28日

コンクリートブロック住宅をリモデルします 

三角屋根プロジェクト その11
草屋根・緑化します。
玄関の屋根を緑化、草屋根を自前で施工しました。
セダム種が数種類植えこまれたパレットを利用します。
屋根のセダム.JPG
セダム・パレット.JPG
セダム種は高山植物の仲間で、水が少なくても生きられるため
管理が楽で、レキ質の土床をつくると、他の雑草が生えません。
北海道の冬でもたった5㎝のパレットの中で越冬てくれます。
10年以上の実績があるので本当なんですよ。
普段は見慣れない花が咲いています。
セダム・防根シート.JPG
屋根下地は、アスファルトルーイングを張り込んでから、立ち上げを
板金処理し、その上からアスファル系のプライマーを塗ります。
乾いたら防水・防根シートを張り込み、立ち上げの際はコーキングで
しっかり塞ぎます。水をキープするための凹凸のあるプラスチック製
マットを両面テールで抑えながら並べます。
セダム・乗せ.JPG
出来上がったら、セダムを植え付けたパレットを並べて、4方廻りに
玉砂利を並べて完成します。パレットの中の土は、有珠山の火山レキ
を使用しています。
砂利止めストッパーは、排水穴をあけたステンレスを加工してLアングル
金物は作りました。
セダム・水切.JPG
セダム・完成.JPG

2013年07月26日

コンクリートブロック住宅をリモデルします

三角屋根プロジェクト その10
内装工事もほぼ完成。先週末の外構工事の様子です。
古材を再利用して外構工事を進めています。
塀づくり・菜園でくり・屋根緑化がこの日の作業でした。
外構作業 (3).JPG
解体した梁・柱を使って菜園のレイズドベッドを作りました。
4つのベッドとセンターにシンボルプランツのコーナーを造作。
通路は防草シートの上に火山レキを敷きこみました。
外構作業 (2).JPG
隣との板塀は、別の現場の解体工事で発生した杭丸太と板をうまく
生かして施工しました。補強材も外装施工の端材で済ませました。

2013年07月10日

コンクリートブロック住宅をリモデルします

三角屋根プロジェクト その9
外観.JPG
外の塗装はほぼ終わり、工事足場を撤去しました。
白と青でお化粧した杉板貼りの三角屋根、どうでしょう。
玄関の草屋根工事とソーラーパネルの取り付け残ってい、
います。今週末は外構工事の予定です。
ブロック下塗り.JPG
室内のコンクリートブロック面は、ホタテの貝殻で作った
塗り壁材で仕上げをします。白い壁にお化粧中。
下塗りはブラシを使い、ブロックの凹凸までしっかりと塗り
込みます。

2013年06月15日

コンクリートブロック住宅をリモデルします

北海道型リモデルプロジェクト その8
今回のリモデルプロジェクト名が決まりました。
よみがえれ『三角屋根』PROJECTO
そのままズバリですが・・・・(笑)
外塗装中 (1).JPG
大工さんの仕事が終わり、外壁の仕上げ工事が始まり
した。これが終わると内装の仕上げ工事に移ります。
7月の夏休みに合わせて一般公開したいと思います。

2013年06月07日

コンクリートブロック住宅をリモデルします

北海道型リモデルプロジェクト その7
既存板金屋根をはがして、ガルバルム鋼板に貼り変えました。
雪が落ちない簡易ストッパールーフ方式。折巾が高めになって
いて雪が引っ掛かると、そのまま春まで落ちない方法です。
今回は勾配が急なのでチョット心配・・・
ストッパールーフ.JPG
ストッパールーフ (1).JPG
外壁は道南産の杉板を縦と横方向に貼り分けて施工します。
断熱材と板の間には、足元から軒天井までの間湿、気が
抜けるように、空気層を作りながら杉板を施工をしています。
外壁貼り中.JPG

2013年05月23日

コンクリートブロック住宅をリモデルします。

北海道型リモデル住宅プロジェクト その6
外の様子.JPG
全ての窓を古いアルミサッシから断熱樹脂性サッシに取り換えて、
屋根と外壁面・基礎の断熱工事をキッチリ施工します。
外壁のコンクリートブロックの室内側はそのまま蓄熱体とするため
表しのまま仕上げます。外壁と基礎は10センチ厚の発砲スチロール
の断熱材で壁全体をスッポリ包みます。
断熱外観.JPG
屋根下地の補強を済ませた後、室内側天井に透湿シートを貼り、気密と
通気空間を確保します。 さらに断熱層を作るため屋根下地を組み直し、
古紙再生断熱材をブローイング工法で20センチ厚で吹き込みました。
屋根断熱.JPG 
屋根断熱 (1).JPG
屋根断熱 (3).JPG
左官屋さんが基礎廻りを仕上げています。外断熱基礎の発砲断熱材は
白アリが大好きなため、土の中で見えない部分にもモルタルを塗ります。
(札幌は白アリの被害はありませんが温暖化が進めば・・・・・)
仕上げはクシ引きでスキッと仕上げます。
基礎仕上げ.JPG

2013年04月25日

コンクリートブロック住宅をリモデルします。

北海道型リモデル住宅プロジェクト その5
1階造作進む.JPG
1階の梁と柱が組み終わると、2階の床下地を流します。
足場用にコンパネを敷き、ジャッキを使いながら2階の梁と
柱の入れ替えをします。
トラスもはずして梁補強し、スッキリ吹き抜け空間を実現。
ジャッキで梁入れ替え.JPG 2階梁補強.JPG トラスカット.JPG トラス補強.JPG
1階の天井仕上げと床下地を兼ねた木毛セメント板。
蓄熱と防震のためにチョイスした素材を敷き込みます。
昨年建てたストローベイルを使ったカフェ「幸来」の
天井にも使いました。店舗のデザインでは何度か使って
いた懐かしい素材です。
木毛板の天井.JPG
木毛セメント板はスライスした地域木材の皮をセメント
で固めたモノで密度の高いタイプと隙間の大きな低密度
(普通)タイプがある。今回は予算とスケジュールの関係
から後者を選択しました。厚みは20ミリ、もっと厚ければ
さらに効果は増すことになります。
新築と同様に下地に合板(接着剤)は使わないようにします。

2013年04月17日

コンクリートブロック住宅をリモデルします

北海道型リモデルプロジェクト その4
たっぷり積もった雪も解けいよいよ大工さんの出番です。
柱と梁も全て入れ替えることになり、ビデ足場を組み立て
借り柱で支えながら古い梁と柱を取り除き作業を進めます。
材木.JPG 柱ささえ.JPG
古い土台はいたんではいなかったのですが、クレオソートが
たっぷり塗られていたので、即退場してもらいました。
そのまま残すと、住人に健康被害が及ぶ可能性があるからです。
現場加工.JPG 現場加工.JPG 現場加工2.JPG
コンクリートブロックの壁とまだトラスが残る天井の吹き抜け空間
はスタジオの中にいるようで、ニューススタジオのセットでも組み
立てている気分になります。昔店舗デザインで内装工事していた頃を
思い出します。 現場で刻み加工しながら作業は進んで行きます。
まず、新しい土台の上に、新しい柱と梁を組み始めました。
P1100748.JPG 現場組み.JPG
 

2013年04月14日

コンクリートブロック住宅をリモデルします

北海道型リモデルプロジェクト その3
室内の解体工事の様子です。2階の天井・集合煙突のブロック
を壊しています。 屋根を支えるトラス調の支えが見えます。
外壁廻りに貼られていたアルミの複合材は50年前の断熱と防湿
シートだったのかな?厚2センチほどのグラスウールが屋根裏に
敷かれていました。毛布みたいなものですね。(笑)
2階解体.JPG 解体円筒.JPG 
解体小屋裏.JPG 断熱材?.JPG
壊し始めると、主要な柱をのぞいて、階段やユニットバス
床や天井も全て撤去することになりました。
外壁のコンクリートブロックを蓄熱体として生かすために、
全てむき出し、スケルトンにします。
床解体.JPG 
床梁と主要な柱を残した状態で、床下の土を取り出し、
砕石で地ならしした後、防湿シートを敷き込みます。
基礎とアンカープラグでつなぐ鉄金を30センチ間隔
で組んだ後、土間コンクリートを10センチ厚打ちました。
基礎の補強と床下の蓄熱・湿度調整のためです。
土間スキトリ.JPG 防湿シート.JPG 
 土間コンクリ1.JPG

2013年04月07日

コンクリートブロック住宅を再生リモデルします

北海道型リモデル住宅プロジェクト その2
解体前の室内の様子です。1階の床は中心部が6センチほど
沈んでいます。合板複合フローリングと塩ビシート仕上げの
床は何度かリフォームを繰り返した形跡が見られました。
リビング.JPG
外壁側の内壁には断熱材は無く、ビニールクロス仕上げの下地
のベニヤ板は接着剤が劣化してバラバラになってしまう状態です。
壁のべニア.JPG
1階の様子です。  和室の名残のある天井を生かせないだろうか。
キッチンは古くて駄目だね。 階段とユニットバスはも残したいな。
1階洋室A.JPG 1階洋室B.JPG
台所.JPG 階段.JPG 
2階の様子です。 床の間のある和室と作り付けベッドのある部子供室。
2階A.JPG 2階B.JPG