「タモ」とは北海道に広く自生している落葉広葉樹の名前です。
重く、硬いながらも弾力に富むという特徴があり、家具材や造作材として使われていますが、ビオプラス西條デザインの住宅ではフローリングとして使わせてもらうことが多いものです。野球のバットの材料として有名なアオダモも北海道産が珍重されています。それも、胆振日高地方のあのあたりのが・・・内緒にしておきます。
もうすぐお引渡しの「タモの木で建てた自然派住宅」
下足収納の天板もタモ
キッチンの一枚板もタモ
今日は、街中でも雪がちらつきました。冷え込んでいます。マフラーとレッグウォーマーをしたままPCに向かっています。でも、温室の中では珍しいコスモスが咲いていました。
2011年11月15日
タモ
2011年11月14日
インターホン
先ほど、いつも電気設備でお世話になっている会社の方がいらして、何故かインターホンのカタログを置いていってくれました。「見ておいてください」と。
早速カタログ拝見したところで、新築工事でもしなければ気もしないであろう、最近のインターホン機能についてご紹介します。
・センサーカメラの増設で、「屋内、屋外の気になる場所」の様子を確認できる。
・携帯電話にお知らせ機能(来客があったときに携帯電話へお知らせしてくれるそうです)
・窓センサー設置すると自宅の窓の開放をお知らせしてくれる!
と多機能になって、おそらくは便利になっているかと思います。が、嬉しい便利でもないですね。
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「泊原発廃炉訴訟提訴記念講演会」に参加してきました。
「泊原発の廃炉をめざす会」が憲法13条にある人格権の侵害として北海道電力に対しておこした訴訟だそうです。訴訟だけでは原発は止められない、市民運動だけでも止められない。けれども止めましうという意味合いのお話と、「北海道から新しい市民社会を作りましょう」という言葉が殊に印象的でした。
葉ボタンという名前を思い出せず「・・・うーんと花キャベツだっけ?」と言ったのはわたしです。
2011年11月12日
激写
「はぁ、間に合った」と、ここのところ現場の仕上げ段階に入り、ほとんど現場仕事だったY端建築士が帰ってきました。何に間に合ったかというと、TFM系で放送されている「AVANTI(アヴァンティ)」の時間です。ただ今、ラジオの音量は2レベルくらいは上に設定されています。
さて、何を激写したかと申しますと、チャイブと一緒に居たナメクジです。
Sさんが畑から採ってきたチャイブを取り分けようとしましたら、指先にたしかに「ぬるっ」とした感覚を覚えました。今までほとんどナメクジを触ったことはありませんが、この頃になってたびたびあります。前回はお台所で水仕事していて「ぬるっ」でした。貴重な経験です。
体長は・・・伸びたりちじんだりですが、写真の状態で20mmほどです
「伸びすぎだけど・・・」とのことですが、美味しそうです
葉先はさすがに黄色も
Y端建築士の道具
2011年11月11日
ECOさんが帰る場所
今朝のこと。事務所のガラス扉の向こうはいつものように暗く、いつものように鍵を開けようとすると、既に鍵は開いていました。中へ入ると珍しく「むわっ」とした暖かさ。事務所内の並んだデスクに、二人揃ってPC画面を眺めているS社長とS専務の姿がありました。仲良しみたいです。
ビオプラス西條デザインのHPには『ECOさんが帰る場所』という場所があります。札幌の住宅雑誌『住まいnet』さんのページと連携しています。その中に「いい音楽が、育つ場所。」というページがありましたので、読んでみました(・・・今頃ですけれど)。そのなかで素敵な言葉があったので、ちょっとだけ紹介させていただきます。
床が歌っている。壁も奏でてる。
音楽って、良いですよね
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毎月の11日は東日本大震災の復興支援の話題をたくさん耳にします。今朝のラジオでは「東北ライブハウス大作戦」という活動を紹介していました。
BRAHMAN
今日は東京ドームで「美空ひばりメモリアルコンサート・だいじょう日本!」という東北の被災した人のほうを向いたコンサートがあるそうです。
そして札幌では、13日に原発問題を考える機会でもある講演会があります。
2011年11月10日
陽はみじかい
2011年11月09日
自然素材を楽しむ講座のお知らせ
今朝は冷え込みました。窓をあける時間はどんどん短くなっています。
今月の自然素材を楽しむ講座は「陶芸・マグカップづくり」です。あと、お二人分の席がございます。ご興味おありの方はお気軽にお問い合わせください。粘土をこねている時間は無心になれます。(躊躇しますが・・・あえて)「癒し」です。
講師は柴田睦子さんです!
■日 時:11月19日(土曜日)13:30~16:00
■会 場:木の家モデル「伏古の家」
■参加費:2500円
○柴田睦子さんについて
北海道生まれ。京都で器づくりを学び、2002年より札幌にて開窯。
『うつわ・こまものコウゼ』『石の蔵ギャラリー』『ギャラリーのどか』他、個展多数開催。実用的ながら、思わず笑みのこぼれるデザインは全国のファンに人気があります。ご自身の創作活動の傍ら、陶芸教室での指導も積極的に活動されています。
さらに。
来月12月はクリスマスリースづくり☆
講師は『コテージガーデン』の梅木あゆみさんです。
■日 時:12月11日(日曜日)13:30~16:00
■会 場:木の家モデル「伏古の家」
■参加費:3500円
梅木さんはとても人気がございますが・・・この講座のあることはまだどなたもご存知ないはずです!!!
ピンクのポインセチアがありました
問い合わせ先:ビオプラス西條デザイン (担当:石若)TEL:011-774-8599
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打撲で右半身が痛い水曜日の昼過ぎ。大人の人は転ぶことはあるのでしょうか。思い返してみると一年に一度は転んでいるな・・・
2011年11月07日
モザイクタイル
仕上げ材の選択をするときに殊に楽しいものとしてタイルがあります。ただし、担当者としては「ご提案」ということで、最終的にはお客様に同意いただかねばなりません。
事務所内の隅にありました、名古屋モザイクの見本帳「角丸でふくらみのある形状とレトロな雰囲気のカラーミックス」とあります。まったくもってその通り!色味もきれいですし、使ってみたいですねえ。こちらの製品は”役物”(やくもの)という角に使うものが「竹割り」という形状になっており、腰壁などに使うと良いかと思います。単価が11,000円/㎡と少々高価なのが悩ましいところではありますが・・・
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コラージ11月号発刊
先月号に引き続き東北特集です。
特集のなかにある雄勝は天然スレートの産地として有名です。東京駅の屋根は間違いなく雄勝産のスレートですし、たしか北海道旧庁舎赤レンガの屋根も雄勝のスレートです。スレートとは粘板岩といいまして、層状のために、石のなかでは板のように加工することが容易なものです。似た性質としては鉄平石もありますが、スレートのほうがより薄く加工しやすいそうです。遊びで石屋根探検をしたことがありまして、屋根と石が登場するとさらさら言葉がでてくるんです。と記して、そうそうと思い出したことがあったので、検索してみましたところ、東京駅の改修工事で使われる屋根材についてもこのような記事がありました。
2011年11月05日
自然素材を楽しむ講座番外編
街を歩けば先生に出会う。そんな日があります。
公園の銀杏がきれいだったので、ブログ用に写真でもと思い、銀杏の木の下で何気なくギンナンの実を指でとると「あらっ、ダメダメ!そんなん素手でとったらかぶれちゃうんだよ!!」とハスキーボイスで注意をうけました。
「あ、そうなんですか。知りませんでしたぁ」
先生「もうーダメ。その手で顔でもこすってごらん、ああー大変だー」とおっしゃると、ご自分の自転車からビニール手袋とビニール袋を出してきました。
先生「これ、あげるから、使いなさい!」
「・・・あ、りがとうございます」(ギンナン拾いする?)と申し上げて、わずかにあったギンナンを二つ三つ拾いつつ、写真を撮りつつの散歩を続けました。しばらくすると、後方から再びハスキーボイスが「・・・あのおじさんにギンナン落としてもらうから!おいで!」と。そこまでお誘いいただいてお断りする理由もないので、後をついて行きますと”おじさん”は目指す銀杏の木の側に自転車を停めて、道具袋一式を広げ、釣竿のようなものを組み立てました。それは、先のヒッカケ部分を枝にかけて、枝を揺り動かして実を落とすお手製の道具でした。”おじさん”の「落とすよ」の一言と同時にギンナンの実がバラバラバラと音をたてながら落ちる様子は、とても心躍るものです。そうですね、上棟の餅撒きのときのようでした。そうなると、参加者は急に増えたりするものです。先生と”おじさん”のおかげで、はじめてのギンナン拾い講座に参加となったのです。棚からボタモチならぬ、銀杏からギンナン!?(そのまんまじゃ)
午後の陽射しに黄色が映えます
先生の自転車籠にあるのは一回り大きな実でした「わたしらはね、ここら辺のよりもっと大きいのを拾うの。こんなちっちゃいのはね・・・」ま、お付き合いということらしいです
”おじさん”の道具
バラバラバラ
あっという間にこんなにひろっちゃいました(果肉がやわらかくなってから、種の部分をとりだします。くっさいですよ)
もう、散りはじめています
2011年11月02日
セルローズファイバー
ひしひしと。寒さやなにやらを感じる頃です。北国の住宅になくてはならないものの一つとしまして断熱材があります。
●セルローズファイバー・・・新聞古紙を繊維状・綿状にして、ホウ素系薬品を添加した耐火・耐炎に優れた吸音・断熱材であるとともに、木質繊維の良さを十分に活かした断熱材です。
<歴史の証明>
元来、日本の家造りは木材とその系統種の組合せによってなされてきましたが、産業の発達と共に、化学製品の参入がおおくなっています。各々には持ち味がありすべてを拒否することはできないが、本来人間が物を選択するには背景があり、木質の良さは歴史が証明していると考えます。
※王子製紙・ダンパックのカタログより
断熱性能を示す基準としまして、「熱伝道率」という単位があります。この値が低いほど断熱性能は優れています。
・ダンパック — 0.033kcal/mh℃
・ロックウール — 0.040kcal/mh℃
・グラスウール — 0.045kcal/mh℃
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HAIRO