ブログ|札幌市の注文住宅や新築一戸建住宅の見学会やエコなイベント情報

2013年11月21日

菜園生活 2014年

菜園NOTEと菜園CALNDAR2014年版が発売!
菜園BOX    パッケージ.JPG
先週末から道内以外の大きな書店さんに並んでいます。
畑作業の管理手帳がほしくて自分で作ってしまい、
発売してからあっという間に6シーズン目を迎えました。
いつ辞めようかと思いつつ、毎年作ってしまいます。(笑)
帯の色を毎年変えていて今年はピンクになりました。
P1120393.JPG
最近は似たような手帳やノートが出回って来ましたね。
過去の畑の状況などを比べることが出来るので毎年記録して
おくと後々助かっています。
カレンダーはもっぱら家族の予定でびっしり埋まっています
が、家族みんなの予定管理に使うと、とっても便利ですよ。
近くの書店にない時はアマゾンか菜園生活.comで購入できます。

2013年11月19日

コンクリートブロック住宅をリモデルしました

     三角屋根プロジェクト 17  
 自然素材でリフォームしたモデルハウスです

今月初旬『三角屋根の家』で初イベントが開催されました
玄米と麹.JPG
なんと漬物講習会『玄米漬けをつけましょう』畑好きの自分には
妙にシックリきますが、どうでしょう?ちょっと笑えますか・・・
主催したのは、岩見沢市で自然農法で野菜とお米を作っている農家
の稲葉ファームさんと自然食ホロさんです。大盛況で良かったね。
玄米漬1.JPG
自然農法で育てた大根を玄米・麹・塩・砂糖・唐辛子と一緒に樽に
漬けていました。へえー玄米は炊いてから使うんだ・・・
午後から当別エコアパートの建前なので、残念ながらさわりだけ
見学しました。
玄米漬2.JPG
玄米漬3.JPG
オーガニックな暮らしの講座やイベントの会場としてお貸する
ことができます。どうぞお問い合わせください。

2013年11月15日

北海道版エコアパートに住もう⑥

去る11月4日にエコアパートの上棟式が行われました。
雨も予報されましたが、幸いにも天気に恵まれ、
ときどきお日さまも顔を出すような空模様でした。
IMG_3003.JPG
IMG_4541.JPG
当別神社の神主さんを先頭(?)に大澤ファミリー、
設計者、施工者と勢ぞろいです。
このブログで度々紹介しているオーナーの大澤さんと大工の棟梁の大澤君は
同じ苗字なのですが、それもそのはずで実は親子でしてた。
父親の希望を息子が形にするという、何か羨ましい図式になっています。
IMG_4542.JPG
それでもって、親子そろっての槌打ちの儀です。
最後に組み残した梁を(実は母屋ですが)2人でたたき込んでいます。
IMG_3027.JPG
建て方に参加している大工さんの集合写真です。
大工さん達の気持としては、とりあえず一安心というところでしょうか。
これから冬に向かって大変ですが、頑張りましょう。
IMG_3045.JPG
IMG_3050.JPG
今回の上棟式は、餅まきの変わりに餅つきをしよう、いうことで
大工さん達がついた餅をお汁粉にして、近隣の方にをふるまいました。
地域のコミニュニケーションが残っているっていいですね。
札幌の新興住宅地ではなかなか。
IMG_3072.JPG
その後、大澤さんが直会をひらいてくれました。短い時間でしたが、
設備屋さん達も交えて和気あいあいと楽しい時間を過ごせました。
大澤さん、あらためて御馳走様でした。
それではまた。     (田)

2013年11月08日

200㎜断熱エコアパート構造見学会のお知らせ

このブログで紹介している北海道版エコアパートの
構造見学会を行います。
ブログで書いている通り、さまざまな試みをしています。
  ・ウッドファイバーを使った200ミリ断熱
  ・ペレットストーブによる暖房
  ・アースチューブを使った換気
  ・エキスパンション界壁 
等々、見どころ満載です。
もちろん武部建設さんが組んだ道産無垢材の架構も見ものです。
興味のある方はぜひいらしてください。
エコアパート構造見学会チラシ1106.jpg

2013年11月05日

北海道版エコアパートに住もう⑤

架構の刻みと同時に、見え掛かりの部分の木部の塗装を
おこないました。
IMG_2702.JPG
オーナーの大澤さんが30ミリ厚の野地板の塗装をしています。
私も少々手伝いました。
IMG_2704.JPG
その時に活躍したのが武部建設特製のカーペット刷毛です。
これは広い面積を塗るのに大変便利!。
IMG_2775.JPG
IMG_2778.JPG
足場も掛かり、いよいよ土台敷きです。当日はあいにくの雨模様でした。
IMG_2833.JPG
IMG_2854.JPG
土台設置完了時の現場全景です。
前述のとおり、土台は西條デザインお得意のクリにしてもらいました。
扱いが難しかったでしょうが、良く対応してくれました。
下の写真は土台の仕口で小根ほぞ差しという仕口です。楔を打って留め付けます。
北海道の大工集団でここまでこだわる所がどれだけあるか・・・・。
IMG_2871.JPG
IMG_2902.JPG
IMG_2936.JPG
一階も組みあがり、2階にかかっています。
小屋掛けからクレーン車で梁を上げました。
下では別の大工さんが金輪継ぎで桁をつないで上にあげる準備をしています。
IMG_2903.JPG
桁が2重になっていますが、これが今回の目玉の一つである、
構造的に干渉しない界壁のための架構です。
長屋や共同住宅の永遠の課題として音の問題があります。
この仕様でどこまで解消できるか・・・・。
IMG_2972.JPG
IMG_2955.JPG
南側の持ち出し梁の様子です。母屋を渡りで掛けています。
木架構の片持ち梁は見ていて格好が良いですね。
だいたい組みあがりました。ここまで金物締めを含めて約5日かかっています。
IMG_2981.JPG
杵と臼ですが、一体これは?。
続きは次回のお楽しみ。    (田)

2013年10月25日

北海道版エコアパートに住もう④

だんだん日も短くなり、いつ初雪かという季節になってきました。
エコアパートの基礎もいよいよ佳境です。
IMG_2470.JPG
IMG_2456.JPG
今回も換気装置の給気にアースチューブを設置します。
150φのVU管を30mの長さで2本埋めます。
この敷地の土壌自体が、粘土質で水捌けが悪いので
アースチューブの埋め戻しを砂利で行い
基礎の暗渠も兼ねるように考えています。
IMG_2773.JPG
埋め戻しと土間コン打ちも終わり、基礎ができあがりました。
では木工事のほうは・・・。
IMG_2410.JPG
IMG_2397.JPG
武部さんの三笠事務所におじゃましました。
ここで木加工の刻みが行われています。
カラマツ材の梁を水分計で検品しました。
一応、構造材は15パセーントの含水率を目安にします。
IMG_2403.JPG
IMG_2714.JPG
大澤棟梁が墨み付けをしています。今回架構で使う樹種は4種類です。
土台にナラ、柱・梁にエゾ、トド、カラマツで、
すべて北海道産で無垢材です。
もちろん野地板や下地、仕上げ材に至るまで無合板で組み上げます。
下の写真は、若手が角ノミでホゾ穴を開けているところです。
IMG_2725.JPG
大工さんの奥にある大梁は、屋根にかかる15尺のカラマツの梁です。
2か月ほど前から発注していました。
それにしてもデカイです。
この梁が4本で、屋根のほぼ3割の荷重を負担します。
積雪量は2メートルに設定しています。
IMG_2747.JPG
IMG_2716.JPG
IMG_2720.JPG
刻みも進み、加工材がどんどん出来てきます。
下の写真は柱の束の小口です。長ほぞの込栓の穴が見えます。
IMG_2766.JPG
棟梁が現場で土台敷きの準備をしています。
もうじき建て方が始まります。
まだ雪は降らないで、と思いながら
天気予報を気にするこの頃です。
ではまた次回。     (田)

2013年10月03日

北海道版エコアパートに住もう③

前回から間があきましたが、まずはガレージ工事の続きから・・・・。
IMG_1634.JPG
基礎の土間コンの打設の様子です。
ある一定の面積を超えると防水性(防油性?)のある床にしなければならない、
という自治体の条例があるため、今回は土間コンクリートの仕様にしています。
IMG_1767.JPG
IMG_1812.JPG
ガレージの外観と内観です。
4台用のガレージを2棟建てました。
予算の関係で、折半屋根材を加工して外壁と屋根を一体化させた、
カスケードガレージにしています。
半仮設的で安価な印象があるカスケードですが、雪国の知恵を生かした技術
で作られる地場産業です。
このガレージは間口が10メートルを超えるということで、
現場加工で折り曲げてフレームを作り、クレーン車で吊り上げて設置しました。
その様子は大澤さんのブログで見る事が出来ます。
IMG_1916.JPG
IMG_1972.JPG
ガレージの工事も終わり、いよいよ本体の基礎工事にかかります。
8月半ばの良い日を選んで地鎮際が行われました。
IMG_1991.JPG
IMG_2035.JPG
やり方で基礎の位置だしをし、杭を打ち込むポイントをマークして行きます。
5メートルの長さのH型のコンクリート既製杭を114本打ちました。
IMG_2191.JPG
毎週火曜日の午前中に、大澤さんの自宅で工事関係者を集めた定例会議を行います。
この会議で建築、電気、設備の施工上の問題点をすり合わせていきます。
右端がオーナーの大澤さん、左端が現場監督の金子さんです。
IMG_2264.JPG
IMG_2273.JPG
工事も進み、基礎の配筋が完了しました。
下の写真は設備用スリーブの様子です。
ベースコンクリートを打ち終えた後に設置します。
100φを超えるスリーブには補強筋を入れました。
IMG_2345.JPG
IMG_2343.JPG
そして約一週間後、布コンクリートの打設です。
アパートとはいえ、温熱環境を万全にするため、基礎断熱の仕様にしています。
布の外側にB3タイプ、100ミリのFP板を打ち込みます。
一部打ち放し仕上げの部位もあるので慎重にコンクリートを充填していきます。
IMG_2406.JPG
基礎工事の工程も半ばを過ぎた頃、構造材の墨付けが始まりました。
写っているのは、このアパートを担当する大澤棟梁です。
から松材で柱を込栓で留めた模型を作ってくれました。
構造材の加工の様子は次回で。      (田)

2013年09月20日

コンクリートブロック住宅をリモデルします


   時を越えてよみがえる 
  三角屋根プロジェクト 16
 
早いもので、あっという間に一週間が過ぎました。
明日は土曜日、三角屋根の家 公開日です。
シンボルマークを入れた のぼり旗をつくりました。
バックの緑が少し明るすぎたみたい・・・
コンクリートブロック住宅だけれど、玄関のドアを
空けると木の香りを感じる、北海道の木の家なのです。
のぼり旗.JPG

2013年09月16日

苫小牧のいえ② その5

先日、オーナーさんの御好意により完成見学会行わせいただきました。
ありがとうございました。
さて、今回は内装工事の施主施工の様子のリポートです。
苫小牧のいえ②では 内部の木部の塗装、塗り壁を御自身で施工してます。
古民家風の渋い風合いをだす為、
内部の塗装はフローリングを塗ったのと同じ濃い色の塗料を使用しています。
SANY1108.JPG
SANY1109.JPG
内部塗装は週末を利用して2週にわたり行われ
途中少し職人の手は借りましたが、ほぼ自分たちの力で塗り終えました。
SANY1129.JPG
2階の屋根なりの天井は和紙クロス貼り仕上げなので職人さんの出番です。
クロスを貼る糊はでんぷん糊を使用しています。
SANY1141.JPG
いざ、ホタテ漆喰塗り。個室の多い2階から塗り始め
人目につきやすい1階のリビングに塗り下りてきた頃には上手くなっているであろうという算段です。
SANY1140.JPG
オーナーさんのお友達もお手伝いに来てくれました。
出来に納得いかないのか、なかなかこの壁を離れてくれません。
SANY1180.JPG
こんなお手伝いさんも
SANY1192.JPG
記念に家族みんなの手形をつけているところです。
小上りの仕上げは雰囲気をかえて土壁塗りとなっています。
旭川産の土に天然糊とワラすさを入れて混ぜ合わせます。
SANY1200.JPG
SANY1198.JPG
ホタテ漆喰よりずっと塗りづらい材料なので
作業になれてきた終盤でも結構大変です。
SANY1199.JPG
塗り壁の施工は3日間の夏休みを利用して行いました。
足場を組まなければいけない危険な箇所は職人の手をいれて
細かいところは、うちのスタッフが手伝って
無事に施主施工が完了しました。
皆さん本当にお疲れ様でした。
次回は完成編でしょうか (はた)

2013年09月13日

コンクリートブロック住宅をリモデルします


   時を越えてよみがえる 
  三角屋根プロジェクト 15
 
三角屋根マーク.jpg
プロジェクトのロゴマークを作りました。
実はこのマークもリモデルしたものなのです。
本格的に住宅建築を仕事にする前に開いていた、
カナダの輸入家具ショップのために作ったマーク。
赤毛のアンの家から頂いた『Green Gables』
閉店してから15年以上経ちますが、三角屋根
がピッタリはまるので、一緒に復活です!
明日は土曜日『三角屋根の家』公開日です。