自然派住宅完成見学会-「三世代が楽しく暮らす北海道の木の家」
雪解けと共に開催する見学会は親子三世代の暮らす自然素材の家。茶室やピアノスタジオなど家族の趣味の部屋とロフト空間をつくりました。
☆見学ポイント!
・道産から松木酢液煮沸処理材による外壁
・江別レンガタイル貼りのポーチ
・連窓に見えるサッシ
・ガレージ組込型の外観
・構造をむきだしにした2階ホールと子供室
・勾配屋根を生かした居心地の良いロフト空間
・施主施工によるオリジナルほたて貝の塗り壁
・自然素材でつくる茶室
・道産木材によるオリジナルキッチンと家具
<構造・規模>
木造在来軸組工法・2階建て
建 築 面 積:120.07㎡(36.32坪)
延べ床面積 :177.21㎡(53.61坪)
□開催日時:平成24年3月31日(土曜日)AM10:00 ~ PM4:00
□開催場所:札幌市厚別区
※見学ご希望の方はご予約くださいますようお願いします
写真:Y端さん
自然派住宅構造見学会-「シンプルな二人暮らし・北海道の木の家」
一冬雪の下で寝かせた基礎に、大工さんが手刻みした北海道産の木を組みました。伝統工法の継ぎ手で組まれた、から松、えぞ松、とど松の大梁と大黒柱は圧巻です。
☆見学ポイント!
・継ぎ手と仕口
・基礎と土台の関係
・柱と梁の関係
・無合板の下地板
<構造・規模>
木造在来軸組工法・2階建て
建 築 面 積:67.08㎡(20.29坪)
延べ床面積:95.65㎡(28.93坪)
□開催日時:平成24年4月15日(日曜日)AM10:00 ~ PM4:00
□開催場所:札幌市北区
※見学ご希望の方はご予約くださいますようお願いします
写真:Y田さん
※ご予約お問合せは・・・ビオプラス西條デザイン TEL:011-774-8599
ところで。もし、植林された針葉樹の山に入って自分の家の木材を選べるとしたら、どんな木を選ぶでしょうか。太く大きな木、細い木。木造建築に関る前のころ、先輩に聞かれたことがありました。わたしの場合は「やっぱり太い木かなあ」と答えたか、ただ?の顔をしていたはずです。木の性質を知っている人であればきっと細い木を選ぶと答えるでしょう。植林時期が同じ木であれば、太い木と細い木の違いは年輪にでてきます。細い木は太い木に比べて年輪の間隔が狭く、密にあります。年輪が密なものほど、強いのですね。同じ場所で育ったのなら細い木を選ぶべし!と教えていただきました。そんなことを思い出した小雪日和。
c・・・ちょっと細すぎでしょうかあああ
2012年03月24日
見学会のお知らせ
2011年10月19日
札幌デザインウィーク
札幌もデザインウィークがはじまりました。
『SAPPORO DESIGN WEEK 2011』メインテーマは「人とデザインの関係はLOVE」
LOVE・愛。いいですねえ。
”インテリアデザイナー体験セミナー”<北海道インテリアプランナー協会>お知らせいただきました。
「インテリアデザイナーになりきって、プレゼンテーションボードを作ります。カーテンの生地や床材などの素材を使って、お部屋のコーディネートを作りましょう。どんなお部屋ができあがるかな?」対象は小学校3年生以上となっておりますので、大人でもさせてもらえるかもしれません。
開催日時:10月22日・23日 ①11:00~ ②13:00~ ③15:00~
開催場所:札幌駅前通地下歩行空間北1条イベントスペース
照明器具メーカーDAIKOさんは、スカイツリーのライティングデザインをされた方のセミナー開催です。こちらは専門職向けですが、懇親会もちょっと美味しいものがあったり・・・懇親できます。
照明ということでひとつ。この頃はLED電球の価格もだんだん下がってきました。節電という意識とは別に経済的な印象です。例えば60W白熱球と同等の光束を得るとしましたら、LED電球だと6Wの消費電力だそうです。電球自体も長持ちしますし、そろそろ導入しても良い頃かと思います。
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春じゃなくてもたけのこ
2011年10月18日
菜園NOTE
本日、午後現在の気温は9℃くらいの札幌。来年用の手帳が店頭に並ぶ頃となりました。
『菜園NOTE』も発売されております。今年もカレンダーとセットの「菜園BOX」も同じく発売です。北海道内の書店はもちろん、東京、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の大型書店の店頭でもご覧いただけますので、どうぞお手にとってみてください。
ページを開き、左下にあるイラストは、毎月違うことにお気づきでしたでしょうか
10月・神無月・新酒を醸す月「醸成月」(かみなんつき)はたしかに酒のイメージ
11月・霜月・収穫が終わって穀物の豊かな月「食物月」(おしものつき)は俵のイラスト
12月・師走・師匠の僧が東西を馳せる月「師馳す」(しはす)は・・・雪景色ですね
醸すという言葉や意味について正しく学んだこともありませんが、なんとなくイメージ出来て、そしてそのイメージも遠からずかな?と一人で納得していたりします。「醸蔵」(かもくら)というお店で美味しい日本酒を頂いたことがあるからかと思います。
2011年10月03日
着火
夕べのこと。「10月のうちにストーブつけてもいいのかなぁ」とひとり言をいいながら、とうとう着火してしまいました。カーディガンを羽織っても靴下を履いても、どうにも寒く、思わず温度計を見たところ18℃!・・・18℃ですもん、いいですよね?ストーブつけていいですよね?
旭川では未明に初雪を観測したそうです。
『無垢材の家』完成見学会。(意外なことに)新聞チラシ効果も大きく、たくさんの方々に『無垢材の家』をご覧いただきました。お足元の悪いなか、お足運びくださいましてありがとうございました。
太陽光発電システムの発電状況を表示するモニター。雨模様でも発電中。
造作キッチン
ダイニングテーブルは陸前高田の松で作らせていただきました。仕上げはリボス社のカルデット塗装ですので、キッチンと同じ色合いにできます。
素地のままの座卓です。こちらはオーナー募集中です!
今後のお引渡し予定物件でも、陸前高田の松材で造作家具を製作中ですし、家具ではないものも、作られる予定です。次は、高田松原の再生へむけて、動きたいなあと考えています(Iひとりごと)。
午後からは青空も見えました
2011年10月01日
『無垢材の家』完成見学会
今日と明日はビオプラス西條デザインの設計施工住宅の完成見学会がございます。
今回は、より多くの皆様に『無垢材』の魅力に触れていただきたいと考え、なんと!新聞チラシも投入しました。新聞チラシという媒体については・・・まずは目に映ることからですね。
■現地:石狩市樽川3条2丁目75番
■日時:10月1日(土曜日)10:00~16:00
10月2日(日曜日)10:00~16:00
☆見所は
<次世代型CIGS薄膜太陽電池を搭載>
シリコンを使わず、製造時の消費エネルギーやCO2排出をすくなくした、環境に優しいHONDA製の次世代型太陽電池モジュールを搭載。
<無合板、100%北海道の木の家>
合板類を一切使用しない、無合板住宅。接着剤を使用しないことで実現できる、安心安全な本当の長期優良住宅。
<本物の自然素材たっぷりの家>
北海道産の無垢のフローリング、珪藻土の塗り壁、土佐和紙の壁紙。有害な化学物質を含まない、自然素材の仕上げ材を厳選。
<北海道の木でつくる自分だけの家具やキッチン>
職人が作る、無垢の木の家具、建具、キッチン。天然塗料で仕上げた、やさしい木の感触が気持ち良いです。
<呼吸する断熱材だけでつくる暖かい家>
新聞古紙を再生したセルロース断熱材に、壁の呼吸性を損なわない付加断熱ボードをプラス。
外壁は無垢の木で仕上げた板張り仕上げ。
お気軽にお足運びください!
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LIVE FOR SOMA CITYアッツイ、ライブアルバム!
2011年08月19日
忘れていました
しわすれていたお知らせがありました。
札幌の建築家・櫻井百子さんよりお知らせいただいたイベントふたつ・・・実は、明日です
『住まいと暮らしのセミナー』
アトリエmomoさんのお知らせページです(文字をクリックすると行けます)
『集住セミナー2011』
ふたつのセミナーの講師は、ビオフォルム環境デザイン室代表の建築家山田貴宏さんです。わたしも昨年、藤野の現場を見学させていただきました。その際、「藤野は見学するところも、あまりないのです」とお話されていましたが、いえいえ。藤野は魅力的な土地ではないでしょうか。
webマガジン『コラージ』で紹介されています(色つき文字をクリックすると行けます)
9月24日(土曜日)は『2011 自然派生活講座』(PDFのダウンロードページへ行きます)ということで、菜園づくりと、住宅について代表Sさんんが話をする予定です。
さらに、明日は「小さな自然派住宅見学会」(同じくPDFです)でもあります!
さらにさらに明後日は自然素材を楽しむ講座「農的暮らし体験」というイベント目白押し。しつこいですが・・・9月の講座も引き続き参加者募集中でっす!
雪が降る前にいろいろしなくちゃ・・・
ふーっゆーっがーっ、くっるっまえにー♪という歌がありましたよね?・・・キャーッ!
2011年08月17日
書かなければならないこと
夏休み明けのこの2日間、このブログに記すべきことはあるけでども、見えないことをにおわすようにも書けないものです。8月11日の記事にもあるように、わたし共では「高田松原の松でつくるプロジェクト」ということで、多くの皆様にもご案内をさせていただきました。そして、多くの方がご存知のように、この度の京都・五山の送り火用の薪に使われるはずだった、高田の被災した松の皮より放射性物質が検出されたことにより、最終的にはこの薪は使われることはありませんでした。この経緯については、多くのニュース記事にもあるので、ここで記すまでもないことだと思います。わたし共で使うはずだった松は、この送り火用の薪の松と、同じ場所にあった松であり、同じように皮から放射性物質が検出される可能性はあるということになります。今、どのような対応が求められるかを、川下のほうから考えています。ご検討いただいたお客様、ご期待してくださったお客様へ、ひとつの不安を与えてしまったことをお詫びしなければなりません。そして、同時にその材料のひとつひとつが安心できるものであることを、確認する作業を行わなければなりません。検査機関に相談したところ、その検査方法についての条件等をわかりやすく具体的に教えて頂き、わたし共でその木材についての検査を出来ることを知りました。
「どちらに提出しますか?」と問われ「提出先はございません。自分たちで作るものの安全を確認したいんです」という会話があり、なんとも言えない気分になったことを記させてください。
さらに。この材料を提供してくださる、現地の木材屋さんがいらっしゃいます。今日現在も、その対応について検討されています。
このように、その先はどんどん広がります。
どちらにしましても、今後の進展について、個別にも、このブログでもお伝えしてゆきます。
お客様と生産者と直接関れる方法で仕事が出来ることを、幸いに感じるこの頃です。
つくづく。
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この度の原発事故による影響は具体的な汚染のみならず、想像を絶する数の人の心を傷つけたり、人間関係を崩壊させるほどの影響もあるのだと、わが身にちょっとだけ降りかかり実感するのでした。でも、その中でも、新たな希望を見出せることも起きていることも現実だと思います。方法はある。そう感じています・・・と書くと、個人的なお手紙のようになってしまいましたね。
2011年08月11日
高田松原の松でつくるプロジェクト
続報です。
盛岡木材さんより送っていただいた、高田松原の松板を伊達の加工場でテーブルトップ用に加工してもらいました。
到着時の状態
ブックマッチで合わせたようですね
きれいな木目
見てきたSさんの話によりますと、目も密だったとのことです。
厳しい環境で育ってきた証であり、強い証でもあります。
木口ディティール
わたしは実物を見ても触ってもおりませんが、写真で見る限りにおいても、良い材料という印象!
実際に触れてきた場合は「ちょー、お勧めしまっす!!!」と申し上げてしまいそうな・・・
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その日から5ヶ月目の空
札幌も朝の気温で28℃です。
でも、たぶん、お盆を過ぎれば秋風が吹くかと思います。
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ビオプラス西條デザインの夏休みは8月13日・14日・15日となっております
2011年08月05日
小さきものよ
- お知らせ -
「小さな自然派住宅」完成見学会
日時:8月20日(土曜日)10:00~16:00
場所:札幌市東区東苗穂・お問い合わせいただいた方へ詳しい住所と地図をお知らせします
『家族三人が暮らす3LDK28坪のコンパクトな住まいながら、北海道の木を100%使用し、自然素材にこだわったナチュラルハウス。シンプルなつくりと素材選びにより、建設費を2000万円以下に抑えることができました・・・』
ご来場いただいた方には丘珠ヒバリーヒルズのとれたて有機野菜をプレゼントします。
「無垢材の家」完成見学会
日時:10月1日(土曜日)・2日(日曜日)10:00~16:00
場所:石狩市樽川・お問い合わせいただいた方へ詳しい住所と地図をお知らせします
『・・・・長期優良住宅で求められる耐震等級2以上の性能を備えた住まいを、合板を一切使わずに無垢の木材で実現。ホンダ製非シリコン太陽電池モジュールを搭載したエネルギー自給住宅・・・』
ご来場いただいた方には「菜園カレンダー2012」をプレゼントします。
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小さきものたち・命のつながり
なんだか秋の空
満月のような夕陽
今しか見ることの出来ない帰路の車窓
昨日からすすきの祭り
おいらん道中とか、屋台とか、はしご酒とか
「梯子なんていわず、急勾配の階段つくっちゃうよ」
2011年08月03日
高田松原の松でつくるプロジェクト
”袖ふれあうも他生の縁”ご縁とはおもしろいものだと思います。
ちょっとだけフライング
この日のブログに岩手・陸前高田の松原の一本松の記事を転載した時にはこの松原にあったたくさんの松の行方については「流木となり太平洋を渡っていったのかも」というほどにしか考えていなかった。しかし、現地では、折れて流された松の丸太があちこちに散乱し、復旧の妨げになっていたそうです。その丸太を「薪にして復興の支援に役立てよう」というNPOもあったそうです。そんな中で岩手の家具作家の方が松原を見にゆき「形のあるものを残せないだろうか」という思いと行動で、この松が製材されることになりました。
その経緯について、普段の仕事でお世話になっている盛岡の木材屋さんから、わたし共の代表へお知らせ頂き、わたし共もその思いに共感し、この度この松材で家具をつくることを考えています。
仮称「高田松原の松でつくるプロジェクト-岩手の100年松を家具にしよう!」
泥臭いチラシをつくりました
『江戸時代、人の暮らしを守るためにに植林された黒松をはじまりに幾度かの増林を重ね、見事な景勝地となった高田松原。7万本とも言われる松のほとんどがなぎ倒されました。この松で「形あるものを残せないだろうか」という岩手の家具作家の行動から生まれた松材があります。わたし共もこの松材で家具を作りたいと考え、「高田松原の松でつくるプロジェクト」としました。素材の状態を考え、テーブルトップ等の単純なものを想定しモデルを製作中です。わたし共で手がけさせていただいた家には、そのままでもしっくり合うと思いますし、”つるり”とした空間に鉄の架台を組み無骨なテープルトップを乗せるのも良いと思います。さらに。「これで、こういうモノを作りたい!」というリクエストも歓迎します。専門職としてのアドバイスをさせていただきながら、一緒にひとつの物を作ることで、復興支援の心もひとつになる。そんなことを思い描いています。なお、家具の売り上げの一部は復興支援金として寄付されます。特別な木材だけに数量的には限りがございますが、みなさまからのお問い合わせをお待ちしております』
今後のイベントのご案内と共にDM送付準備中です
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