「はぁ、間に合った」と、ここのところ現場の仕上げ段階に入り、ほとんど現場仕事だったY端建築士が帰ってきました。何に間に合ったかというと、TFM系で放送されている「AVANTI(アヴァンティ)」の時間です。ただ今、ラジオの音量は2レベルくらいは上に設定されています。
さて、何を激写したかと申しますと、チャイブと一緒に居たナメクジです。
Sさんが畑から採ってきたチャイブを取り分けようとしましたら、指先にたしかに「ぬるっ」とした感覚を覚えました。今までほとんどナメクジを触ったことはありませんが、この頃になってたびたびあります。前回はお台所で水仕事していて「ぬるっ」でした。貴重な経験です。
体長は・・・伸びたりちじんだりですが、写真の状態で20mmほどです
「伸びすぎだけど・・・」とのことですが、美味しそうです
葉先はさすがに黄色も
Y端建築士の道具
2011年11月12日
激写
2011年11月11日
ECOさんが帰る場所
今朝のこと。事務所のガラス扉の向こうはいつものように暗く、いつものように鍵を開けようとすると、既に鍵は開いていました。中へ入ると珍しく「むわっ」とした暖かさ。事務所内の並んだデスクに、二人揃ってPC画面を眺めているS社長とS専務の姿がありました。仲良しみたいです。
ビオプラス西條デザインのHPには『ECOさんが帰る場所』という場所があります。札幌の住宅雑誌『住まいnet』さんのページと連携しています。その中に「いい音楽が、育つ場所。」というページがありましたので、読んでみました(・・・今頃ですけれど)。そのなかで素敵な言葉があったので、ちょっとだけ紹介させていただきます。
床が歌っている。壁も奏でてる。
音楽って、良いですよね
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毎月の11日は東日本大震災の復興支援の話題をたくさん耳にします。今朝のラジオでは「東北ライブハウス大作戦」という活動を紹介していました。
BRAHMAN
今日は東京ドームで「美空ひばりメモリアルコンサート・だいじょう日本!」という東北の被災した人のほうを向いたコンサートがあるそうです。
そして札幌では、13日に原発問題を考える機会でもある講演会があります。
2011年11月07日
モザイクタイル
仕上げ材の選択をするときに殊に楽しいものとしてタイルがあります。ただし、担当者としては「ご提案」ということで、最終的にはお客様に同意いただかねばなりません。
事務所内の隅にありました、名古屋モザイクの見本帳「角丸でふくらみのある形状とレトロな雰囲気のカラーミックス」とあります。まったくもってその通り!色味もきれいですし、使ってみたいですねえ。こちらの製品は”役物”(やくもの)という角に使うものが「竹割り」という形状になっており、腰壁などに使うと良いかと思います。単価が11,000円/㎡と少々高価なのが悩ましいところではありますが・・・
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コラージ11月号発刊
先月号に引き続き東北特集です。
特集のなかにある雄勝は天然スレートの産地として有名です。東京駅の屋根は間違いなく雄勝産のスレートですし、たしか北海道旧庁舎赤レンガの屋根も雄勝のスレートです。スレートとは粘板岩といいまして、層状のために、石のなかでは板のように加工することが容易なものです。似た性質としては鉄平石もありますが、スレートのほうがより薄く加工しやすいそうです。遊びで石屋根探検をしたことがありまして、屋根と石が登場するとさらさら言葉がでてくるんです。と記して、そうそうと思い出したことがあったので、検索してみましたところ、東京駅の改修工事で使われる屋根材についてもこのような記事がありました。
2011年10月27日
☆
新築工事をする場合、建築基準法という法律とともに、地方の特定行政庁(札幌の場合は札幌市)の都市計画をもとにした決まりごとを守らなければなりません。建物は道路境界から1.5m離しなさいとか、塀は高く作ってはいけませんとか、小さな敷地分割はできませんよ、とか。良好な住環境を守るためにあるようです。「条例と」いうことばの約束もありますが、今日は「地区計画等の区域内における行為の届出」をするために札幌市役所を訪れました。久しぶりに訪れる市庁舎はいろいろと面白く、ついつい寄り道もしてしまいます。
市役所のホワイエには北海道産カラマツ集製材のベンチがあったり
北海道産材でつくられたカフェコーナーがあったり
市役所の北側には記念写真スポットとして有名な時計台があすので、近代建築散歩を。
残念ながらの曇り空ではありますが、それはそれでよいものです。
■正式名称:旧札幌農学校演武場・・・生徒の心身を鍛えるために兵式訓練や体育の授業を行うために作られたそうです。
■設計者:開拓使工業局主席技術者・安達喜幸
■竣工:1878(明治11)年10月16日※竣工時は時計がなく、その後時計を乗せるために改修工事があったそうです。
現在は講演会や音楽イベントなどの会場になるなど、現役建物として活躍しています。
☆のマークは北海道開拓使の旗にあった印です。
「開拓使」というものは北海道の歴史につきもので、何気なくあたりまえの存在として認識してきましたが、日本の歴史からみると、現代に置き換えることのできない特殊なものではないでしょうか。日本人の集団が旗を掲げて、北海道へやってきた光景を想像すると、北海道はやはり日本ではなかったのですね。と思いました。
2011年10月26日
壁紙のり
先ほど、ちょっとした頼まれ仕事で糊の発注をしました。ビオプラス西條デザインの内装仕上げは、国産の木の板張り、左官仕事の珪藻土やホタテ漆喰、内装仕事の布貼りか紙貼りです。この壁紙を貼る糊には『貼れ晴れ』という糊を使います。主成分は「でんぷん」。JIS A 6922 「壁紙施工用澱粉系接着剤」と品質基準も満たしています。接着剤は現場の施工の容易さや、接着強さの要求により、メーカーも研究を重ねながら新しい商品を出してきたわけですが、「でんぷん」の成分で作られた糊が一番安心ということみたいです。「糊」。壁紙だけではなく、いろいろなところに必要なものです。糊みたいな人とかも。
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WEBマガジン『FIL』発刊
お会いした編集の方のお話を聞いた際、今月の『自然素材を楽しむ講座』も共通のものがあるのを知りました。ぼうーっとしていると、せっかくの機会を逃してしまいます。(どちらかというと、逃すのが得意です)
今月(今週末なんですが・・・)の『自然素材を楽しむ講座』はハンドマッサージについて教えていただきます。講師は『TAO』の宇山由香さんです。
■日 時:10月29日(土曜日)13:30-16:00
■会 場:木の家モデル「伏古の家」 札幌市東区伏古4条5丁目3
■参加費:2500円
■定 員:10名 (まだ若干の余裕はございます。ご興味のあるかたはどうぞ!)
2011年10月24日
ガス調理器
ビオプラス西條デザインはいわゆる「注文住宅」というくくりの家づくりを行っていますので、キッチンなどの設備機器もお客様のご希望でお選びいただくことができます。とは申しましても、最初の予算組の段階からお客様に商品の選定をしてもらうことは珍しく、ある程度のご提案をさせてもらいます。改めて商品カタログをめくってゆくと、充実した機能説明を読み込んでしまいます。
付属品のダッチオーブンを使うとパンも焼けますし、他の付属品を使うと10インチのピザも焼けます。夢がひろがります。こちらの商品はお値段も良く、定価で¥330,000とのこと。現在、自分で使っているガス調理器とはすべてが「別世界だな」と思いつつも、お客様へはこちらのような商品を提案してしまいます。
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銀杏が色づきはじめています
畑で大根を収穫してきました。葉っぱは硬いので、細かく刻んだほうが良いですね。
2011年10月20日
外壁改修の頃
ビオプラス西條デザイン施工の新築住宅の外壁は、木酢液につけた杉板か、ドイツ・リボス社の塗料で仕上げる杉板が多いです。見学会にいらしたお客様が杉板の外壁をお好みになり、外壁改修工事の相談もときどきいただきます。防火の規則などにより板だけでは認められない場合は、下地に不燃材料をいれるなどすると、板を張ることもできます。
既存壁のサイディングが経年劣化してきたために、板張りにしたいというご相談を承り現況をみせていただきました。
タイル模様のサイディングの一部がはがれてしまいました。
たしかに、何かしら手入れをするべきですね。
サイディングと言っても、今はいろいろな材質のものがあります。それにより耐用年数も大きく違ってきますので、新築の場合のサイディング採用でも、設計者や施工者とよく相談することが大切です。
こちらは軽量気泡コンクリートの外壁に吹付タイルという仕上げ
窓廻りは水の処理いかんで、劣化度におおきな影響を与えるところです。
この傷は、なんとお隣の雪の塊が当たった際についたとのこと
外壁と一緒に話題になるのは屋根。「どうもねぇ、雨か水がどこかで・・・」というような言葉を、どちらのお宅でもありました。マンションの修繕積立と同じように、戸建て住宅でも修繕積立は必要ですが、マンションほどは必要ありません。
車窓から見える山の色はすっかり秋のそれとなっていました。秋はどんどん深まっています。